デスクチェアの回収はどこに頼む?家庭か会社かで答えが変わる

デスクチェアの回収先は、家庭で使ったか会社で使ったかで決まります。自宅で使ったものは自治体の粗大ごみが基本で、手間を省きたいなら回収業者、状態がよければ売る道もあります。会社や事務所で使ったものは産業廃棄物なので粗大ごみには出せず、許可を持つ業者へ委託します。

デスクチェアの回収先の決め方デスクチェアの回収先の決め方1持ち主が家庭か会社か確認2家庭:自治体の粗大ごみへ3会社:許可業者へ委託4売れる状態なら売る5分解は自治体に確認6見積もりを取って比べる
デスクチェアの回収先の決め方

デスクチェアの回収先は何で決まる?

最初の分かれ道は「家庭で使ったか、事業所で使ったか」です。オフィスチェアは普通の椅子より重く、大きい家具です。そのため、どこから出すかを先に決めないと、頼み先を間違えやすくなります。

家庭で使ったものは一般廃棄物の粗大ごみにあたります。事業所で使ったものは産業廃棄物にあたります。デスクやロッカーなど他のオフィス家具も、事業所から出れば産業廃棄物になります。

個人で使ったか法人で使ったかで、処分の方法が変わります。仕事で使ったチェアは、事業活動で出た廃棄物にあたるかを確認しましょう。

出した場所区分主な頼み先
家庭(自宅)一般廃棄物(粗大ごみ)自治体の粗大ごみ、回収業者、売る
事業所(会社・事務所)産業廃棄物許可を持つ産業廃棄物の処理業者へ委託

自宅で使ったデスクチェアは、粗大ごみに出せる?

家庭で使ったチェアは、自治体の粗大ごみとして出せます。申し込みから収集までは日数がかかることがあります。室内から指定の場所までの搬出は、原則として自分で行います。重いチェアをひとりで運ぶと、けがのおそれがあるので注意しましょう。自治体の処理施設へ自分で持ち込める場合もあります。

分解する方法もあります。パーツごとに小さく分ければ、一般ごみに出せる場合があります。ただし、一般ごみに出せる大きさの基準は自治体ごとに違います。分解しても、元の大きさで粗大ごみ扱いになる自治体もあります。

ガスシリンダーは、座面の高さを調節する部品です。ガスシリンダー付きは分解しにくく、回収できない自治体もあります。分解にはけがのおそれがあるので、無理に行わないでください。

会社・事務所で使ったデスクチェアの回収は、どこに頼めばよい?

事業活動で出た廃棄物は、事業者が適正に処理する責任を負います。この責任は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)で定められています。そのため、事業所のチェアは自治体の粗大ごみとして出せません。

頼み方は2つあります。ひとつは、排出した事業者が処理施設へ自分で持ち込む方法です。もうひとつは、許可を受けた産業廃棄物の処理業者へ委託する方法です。委託では、許可証の確認や契約書の締結などの手続きが必要になります。

無許可の回収業者への依頼は避けてください。産業廃棄物の費用は、重さなどで決まる場合があります。

まだ使えるデスクチェアは、売ることもできる?

状態がよいチェアは、売れる可能性があります。売る前に、次の点を確かめておくと安心です。

店に持ち込んで売れないと、運んだ手間が無駄になります。重くて運べないチェアなら、自宅に来て見てもらう方法が向いています。フリマアプリやネットオークションで自分で売る方法もあります。ただし、撮影、やり取り、発送の手間がかかります。

買い替えるなら、販売店に古いチェアを引き取ってもらえる?

家具の販売店には、古い家具を引き取るサービスがある場合があります。一般的には、新しい商品を買って配送するときに引き取ります。

処分だけが目的なら、このサービスは向きません。新しいチェアを買う予定があり、古い数と新しい数が同じなら、販売店に聞く価値があります。

不用品回収業者に頼むと、何が楽になる?どう選べばよい?

回収業者に頼むと、都合のよい日時に自宅や事務所まで回収に来てもらえます。搬出を任せられるので、運び出す手間が少なくなります。大量のチェアや、ほかの不用品とまとめて頼みやすいのも利点です。

状態がよければ、売ることで処分の費用を抑えられる場合もあります。

譲る・持ち込むなど、費用を抑える方法はある?

費用を抑える方法は、主に次の3つです。

持ち込みには、チェアを運ぶ手段が必要です。譲渡や出品は、相手が見つかるまで時間がかかります。費用を抑える方法ほど、手間と時間がかかりやすいことを覚えておきましょう。時間に余裕があり、車などで運べるなら譲渡や持ち込みが向きます。急いでいたり、重くて運べなかったりするなら、回収業者か粗大ごみが向きます。

結局どれを選べばよい?状況別の選び方

ここまでの内容を、状況別に整理します。迷ったら、次の順に確かめてください。処分の前に、自治体のルールや業者の条件を確認しましょう。

状況向いている方法
家庭で、費用と確実さを重視自治体の粗大ごみが基本
家庭で、手間や時間を省きたい不用品回収業者
買い替えの予定がある販売店の引き取りサービス
状態がよい売る(出す前に拭いておく)
事業所で使った許可を持つ業者へ委託
重くて運べない搬出を任せられる方法

よくある失敗と、頼む前の確認

次のような失敗に注意しましょう。

頼む前に、料金、日時、搬出の方法、許可の有無を確かめておくと安心です。

よくある質問

デスクチェアの回収は、家庭と会社で頼み先が違いますか?

はい、違います。家庭で使ったものは自治体の粗大ごみか回収業者、事業所で使ったものは許可を持つ産業廃棄物の処理業者へ委託します。

自治体の粗大ごみに出すときの料金はいくらですか?

料金は自治体ごとに違います。申し込みの前に、お住まいの自治体へ確認してください。

分解すれば、一般ごみに出せますか?

自治体によっては出せます。ただし、大きさの基準や分け方は自治体ごとに違うので、先に確認しましょう。

ガスシリンダー付きのチェアは、どうすればよいですか?

分解しにくく、回収できない自治体もあります。けがのおそれがあるので、無理に分解せず、自治体や業者に相談してください。

傷や汚れがあるチェアも、売れますか?

傷や汚れ、破損があると、売れないこともあります。売れない場合は、処分の方法を別に選ぶことになります。

回収業者に頼むとき、最初に何を確かめればよいですか?

許可の有無、見積もりの内容、搬出の条件(階段の運び下ろしなど)を確かめましょう。

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