デジタル遺品の業者は作業内容で選び、料金は見積もりで確かめる

デジタル遺品の業者は、頼みたい作業で選びます。主な作業は、パスワード解除・データの取り出しと移行・機器の復旧・利用サービスの調査です。料金は機器の数や種類、作業内容で変わるため、事前見積もりで内訳を確かめるのが基本です。口座や契約の確認は相続手続きと結びつくため、必要に応じて弁護士・税理士などの専門家へ相談すると安心です。

デジタル遺品の業者の選び方の流れデジタル遺品の業者の選び方の流れ1家族で手がかりを探す2依頼する作業を決める3対応機器と範囲を確認4複数社から見積もりを取る5内訳と総額を比べる6見積書に納得して契約
デジタル遺品の業者の選び方の流れ

デジタル遺品の業者には、どんな作業を頼めるのか?

デジタル遺品とは、故人のスマホやパソコンの中のデータや、ネット上のアカウントのことです。デジタル遺品の業者には、こうした物を扱う作業を頼めます。

作業内容は業者ごとに違います。依頼する前に、どの作業ができるかを確認しましょう。機器の種類や故障の状態によっては、対応できない場合もあります。例えば、起動しないパソコンは復旧を相談できても、故障の状態によっては引き受けてもらえないことがあります。

判断の分かれ目は、中身を見るだけで足りるかどうかです。手がかりを探すだけなら家族でもできる場合があります。移行や復旧まで頼むなら、料金と期間を先に確かめます。

作業内容確認すること
パスワード解除ログインできない端末の鍵を外す作業機器の種類ごとに対応できるか
データの取り出しと移行中身を別の機器や記録媒体へ移す移行先の機器代が別にかかるか
機器の復旧起動しない機器を動く状態に戻す故障の状況で対応できないことがある
利用サービスの調査使っていたWebサービスやアカウントを調べる調査の範囲と報告の方法
アカウントの閉鎖支援SNSなどのアカウントを閉じる手伝い対応できるサービスの範囲

業者に頼む前に、家族が確かめておけることは?

業者に頼む前に、家族でできる手がかり探しがあります。ただし、むやみに入力を繰り返すと逆効果になることがあります。

例えば、通帳に特定のサービスの引き落とし記録があれば、契約を探す手がかりになります。手がかりは、次の順に探すと見落としが減ります。

どの種類の業者に依頼すればよいのか?

依頼先によって、得意なことが違います。目的に合う業者を選ぶと、手間と料金の無駄を減らせます。

判断の分かれ目は、端末の中身だけを開けたいか、家の片付けも同時に頼みたいか、相続の判断が要るかです。

端末の中身は個人情報が多いため、プライバシーへの配慮がある業者を選ぶことが大切です。実際の遺品整理と併せて頼むと、窓口を一つにまとめやすくなります。

依頼先得意なこと向いている場合
パソコン修理業者パスワードの解析や解除(有料)端末だけを開けたい
データ救出の専門業者故障機器からのデータ取り出し大事な写真や書類を取り出したい
デジタル遺品に対応する遺品整理業者遺品の片付けと、デジタル遺品をまとめて扱う家の片付けと一緒に頼みたい
弁護士・税理士相続に関わる調査や、業者の紹介相続や相続税の判断が必要

デジタル遺品整理の料金は、何によって変わるのか?

料金は、どの作業をどの機器に行うかで決まります。金額の目安は、ここでは載せていません。正式な金額は、機器を確認したうえでの見積書で確かめてください。

料金の決め方も業者によって違います。解除に成功したときだけ料金がかかる業者もあれば、対応できなかった場合は料金がかからないとする業者もあります。

例えば、パソコン一台のデータを取り出すだけなら、移行先の機器が要るかどうかで総額が変わります。複数の機器をまとめて頼むときは、機器ごとの内訳を確かめましょう。

業者を選ぶとき、何を確認すればよいのか?

問い合わせのときに、次の項目を順に聞いてみてください。答えが分かりにくい業者は、比べにくくなります。

判断の分かれ目は、料金の内訳が書かれているかです。内訳が分からない見積もりでは、総額の違いが見えません。

複数の業者から見積もりを取って比べると、作業内容と総額の違いが見えてきます。

口座や契約の確認は、相続の手続きとどう関係するのか?

ネット銀行・ネット証券・暗号資産は、相続財産として扱われます。端末の中に残る口座や契約の確認は、相続の話し合いにつながります。

FXや暗号資産は、負債が膨らむ場合があります。資産だけでなく負債も分からないと、遺産分割の話し合いが進みにくくなります。遺産分割のあとに資産や負債が見つかると、話し合いをやり直す必要が出ることもあります。

相続放棄や相続税の申告には期限があります。全体像を早めに把握することが大切です。金融機関や事業者の多くは、相続手続きの窓口を設けています。

次のような場面では、弁護士・税理士などの専門家への相談を考えてください。

例えば、動画や音楽などの月額サービスは、死後も課金が続くことがあります。必要なデータを残したうえで、解約の手続きを早めに確かめてください。

依頼の前後に、やってはいけないことは?

失敗を避けるには、まず手がかりを探し、次にデータを残し、最後に機器を手放す、という順番を守ります。

例えば、スマホを先に初期化してしまうと、後から写真を取り出せなくなることがあります。順番を間違えないことが、失敗を防ぐ基本です。

整理が終わった端末は、どう手放せばよいのか?

不要になった端末やパソコンには、個人情報が残っています。手放す前に、データの消去を終えてください。

判断の分かれ目は、データ消去を自分でできるかどうかです。自信がなければ、消去を請け負う業者へ頼むほうが安心です。

遺品整理と併せて、機器の搬出を頼める場合があります。廃棄パソコンの引き取りに対応する業者もあります。処分は、適正処理の手順に沿って行うものを選びましょう。

家族が困らないよう、生前にできる備えは?

自分が使っていなくても、家族の誰かが使っている可能性があります。まずは家族で話し合い、備えの一覧を作っておくと安心です。

デジタルの整理は、体調が落ち着いている時期に少しずつ進めると負担が減ります。

よくある質問

デジタル遺品の業者に頼むべきか、家族で探すべきか迷います。どう決めればいいですか?

手がかりが見つからないときや、機器が開けられないときは、専門の業者に頼む選択肢があります。まずは家族で手がかりを探し、見つからなければ業者への相談を考えてください。

デジタル遺品の業者の料金は、どうやって分かりますか?

機器の数や作業内容で変わるため、機器を確認したうえでの見積書で確かめてください。消費税や送料が別になっていないかも、総額で見てください。

パスワードを何度も試してもいいですか?

入力を何度も間違えると、再入力ができなくなる場合があります。設定によっては、誤入力を重ねるとデータが消える端末もあるため、推測での入力は控えてください。

故人のIDとパスワードでログインしてもいいですか?

規約上の問題が生じる場合があるため、勝手にログインする前に、サービス側の手続きや専門家に確認してください。

相続放棄を考えているとき、デジタル遺品の整理はどうすればいいですか?

財産に関わる操作をする前に、専門家へ相談してください。相続放棄には期限があるため、全体像の把握を急ぐことが大切です。

月額サービスは、死後も料金がかかりますか?

動画や音楽などの月額サービスは、死後も課金が続くことがあります。必要なデータを残したうえで、サービスごとに解約の手続きを確かめてください。

端末を手放す前に、何をすればいいですか?

必要なデータを別の媒体へ移し、データを確実に消去してから手放してください。消去に自信がなければ、消去を請け負う業者へ頼む方法もあります。

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この記事は株式会社LINKBANKが作成しています。本サイトは株式会社LINKBANK(リサイクルショップ エコスマイリー)が運営しています。

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