不用品回収業者のトラブルの原因は?防ぐ方法と被害の対処を解説

不用品回収業者のトラブルの主な原因は、家庭ごみの回収に必要な許可を持たない業者が、安さや「無料」をうたって依頼を集め、作業後に追加料金を請求することです。防ぐには、市区町村の許可業者かを確認します。複数社の見積もりを書面で比べ、追加料金の条件を作業前に確かめます。納得できない請求はその場で支払わず、消費生活センター(188)に相談します。

不用品回収業者のトラブルを防ぐ流れ不用品回収業者のトラブルを防ぐ流れ1市区町村で許可を確認2複数社から見積もり3内訳と追加料金を確認4書面で契約内容を残す5作業当日も内容を再確認
不用品回収業者のトラブルを防ぐ流れ

不用品回収業者のトラブルは、なぜ起きるのか?

不用品回収に関する消費生活相談は、近年増えています。トラブルの原因は、大きく3つにまとめられます。

広告が大きい業者が、許可業者とは限りません。広告の大きさだけで安心しないでください。引っ越しや片付けで急ぐ人ほど、被害にあいやすくなります。

作業後は断りにくく、その心理が高額請求につながります。

実際には、どんなトラブルが起きているのか?

典型的な被害は、次の表のとおりです。どれも依頼前の確認で防げます。

よくある被害依頼前に防げる確認
「無料」と聞いて頼んだら、積み込み後に料金を請求された無料の条件と、追加料金の有無を書面で確認する
見積もりと違う高額料金を、作業後に請求された見積書の金額と内訳を事前に確認する
聞いていない人件費や処分費などの追加料金がかかった追加料金が発生する条件を作業前に確認する
詰め放題のはずが、荷台の囲いの高さまでと制限された定額プランで積める量と上限を確認する
断ったら、キャンセル料や荷下ろし作業料を請求されたキャンセル料の有無と条件を確認する
頼んでいない物を勝手に積まれ、料金を請求された積む物の範囲を見積もり時に決めておく
回収された不用品が不法投棄された許可の有無と処分の方法を確認する
納得できないなら荷物を下ろすと言われた料金と内容に納得してから依頼する

許可のない業者はなぜ違法で、どの許可が必要なのか?

家庭ごみの収集運搬は、廃棄物処理法に基づく規制を受けます。有料でごみとして回収するには、一般廃棄物処理業の許可が必要です。許可は、お住まいの市区町村が出します。

許可のない業者は、処理が適正かどうかを市区町村で確認できません。許可の有無は、市区町村のホームページや窓口で確認できます。

許可の種類何のための許可か家庭の不用品回収に使えるか
一般廃棄物処理業の許可(市区町村が出す)家庭ごみを有料で収集運搬・処分する使える(必要な許可)
産業廃棄物の許可事業活動から出た産業廃棄物を扱う使えない(家庭の不用品は回収できない)
古物商許可(公安委員会が出す)中古品を買い取り、売買する使えない(ごみ回収の許可ではない)

危険な業者は、どこで見分ければよいのか?

次の4つの視点で見ると、危険な業者を見分けやすくなります。1つでも当てはまったら、すぐ依頼せず他社と比べてください。

依頼する前に、何を確認すればトラブルを防げるのか?

依頼前に、次の順で確認します。この手順が、トラブルを防ぐ実用の中心です。

判断の分かれ目:「無料」と書かれていても、積める量や作業後の料金の条件が分からなければ、依頼は見送ります。「〇〇から」という表示なら、何が含まれ、何が別料金かを聞きます。

作業当日に、話が違うと感じたらどうすればよいのか?

場面ごとに、次のように対応します。

被害にあったら、どこに相談すればよいのか?

トラブルになったら、消費生活センターに相談します。消費者ホットラインは、局番なしの188です。身の危険を感じたときは、警察に連絡します。不安に思ったら、早めに相談することが大切です。

訪問による契約では、クーリング・オフできることがあります。クーリング・オフは、特定商取引に関する法律の制度です。「クーリング・オフできない」と書かれた書面でも、鵜呑みにしないでください。

判断の分かれ目:自宅に来た業者と契約した場合は、対象になることがあります。対象かどうかは、消費生活センターに確認してください。

家電や売れるものは、誰に頼めばよいのか?

エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象です。これらは家電4品目と呼ばれ、引取りは小売業者への依頼が基本です。買い替えなら新しい製品を買う小売業者に、処分のみなら購入した小売業者に頼みます。

よくある失敗は、どんなものか?

次のような失敗が、トラブルのもとになります。

こういう場合は依頼を見送る:見積書がなく口頭だけの説明しかない、料金の内訳を聞いても答えてもらえない。

よくある質問

「無料」と書かれた回収業者は、頼んでも大丈夫ですか?

無料の条件と追加料金の有無を、書面で確認するまで依頼しないでください。

市区町村の許可業者かどうか、どこで確認できますか?

市区町村のホームページや窓口で確認できます。

古物商許可があれば、ごみを回収してもよいですか?

古物商許可は中古品の買取のためのもので、ごみ回収の許可ではありません。

作業後に高額請求されたら、支払わなければなりませんか?

その場では支払わず、請求内容の根拠を確認したうえで、消費生活センター(188)に相談してください。

訪問で契約したら、クーリング・オフできますか?

訪問による契約では、クーリング・オフできることがあります。対象になるかは、消費生活センターに確認してください。

作業前に見積りに納得できなければ、断ってもよいですか?

はい。作業前の見積りに納得できなければ、断ってかまいません。

家電を捨てるときは、どこに頼めばよいですか?

家電4品目は、小売業者への引取り依頼が基本です。買い替えなら新しい製品を買う小売業者に、処分のみなら購入した小売業者に頼みます。

当社に頼むと、作業の料金はどう決まりますか?

作業の料金は現地での見積りです。作業前にお見積りを出し、ご納得いただいた場合のみご契約になります。

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この記事は株式会社LINKBANKが作成しています。本サイトは株式会社LINKBANK(リサイクルショップ エコスマイリー)が運営しています。

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