不用品回収の積み放題トラブルは、許可と書面見積もりの確認で避けやすくなる
不用品回収の積み放題トラブルは、次の2点を確認すると避けやすくなります。①市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可か、委託を受けた業者か。②積み込み前に、書面の見積もりで追加料金の条件まで確認したか。広告の定額と実際の請求がずれることや、許可のない業者に頼んでしまうことが主な原因です。売れる物は古物商許可のある買取業者、ごみは自治体のルールで出すと、リスクをさらに減らせます。
積み放題とは何で、なぜトラブルになりやすいの?
積み放題は、車両に積める量までを一括で扱うプランです。料金は車両のサイズ単位で決まるのが基本です。そのため、広告の定額と実際の請求額がずれやすくなります。
- 広告の定額と実際の請求額が違うという相談が寄せられている
- 積み込み後に、高額な料金を告げられる例がある
- 断ると「もう積んだ」とキャンセル料を求められる例がある
家庭の不用品を回収できる業者の許可とは?
家庭の不用品を回収するには、市区町村の許可か、市区町村からの委託が必要です。許可の名前は「一般廃棄物収集運搬業」です。ここが、トラブルを避けるうえで特に大事な確認点です。
- 産業廃棄物収集運搬業の許可では、家庭ごみを回収できない
- 古物商の許可は買取のための許可で、回収の許可ではない
- 許可証を見せられたら、何の許可かを確認する
トラブルになりやすい業者はどう見分ける?
依頼の前に、次のサインがないかを確かめてください。
- 【広告】「無料」「格安」をうたうチラシや、巡回トラックに注意する
- 【広告】無料回収のはずが、後から運搬費などを請求される例がある
- 【見積もり】見積書がなく、作業内容や料金の内訳があいまいな業者は避ける
- 【見積もり】追加料金の条件を説明しない業者は避ける
- 【契約】その場での契約や作業開始を急がせる業者は避ける
見積もりと契約で何を確認すればいい?
積み込みの前に、次の項目をチェックしてください。量が多いときは、複数の業者を比べると判断しやすくなります。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 作業内容の範囲 | 見積もりに、どこまでの作業が含まれるか |
| 追加料金の条件 | どんなときに、いくら増えるか |
| キャンセル料 | 有無と、かかる条件 |
| 許可の内容 | 一般廃棄物収集運搬業の許可か、委託か |
| 書面の残し方 | 見積書と契約内容を書面で受け取っているか |
| 総額 | 積み込みの前に、総額の確認を済ませているか |
回収された不用品はどうなる?不法投棄のリスクは?
料金のトラブルだけでなく、回収後の行方も確かめる必要があります。許可のない業者が回収した物が正しく処分されたかは、確認できません。
- 売れる物だけを抜き取り、残りを不法投棄する手口がある
- 家電には有害物質を含むものがあり、処理方法が特別に定められている
- 家電4品目は、家電リサイクル法のルールで処分する
- 不適正な処理は、環境汚染や健康被害の原因になる
高額請求されたら、どうすればいい?
トラブルになったときは、次の順に動いてください。
- その場では支払わず、請求内容の内訳を確認する
- 見積書・契約書・広告など、やり取りの記録を残す
- 納得できないときは、消費生活相談窓口に相談する
- 脅されるなど身の危険を感じたら、警察に相談する
積み放題以外に、安心して手放す方法はある?
まず、ごみと売れる物を分けます。ごみは、自治体のルールに沿って出せます。家電4品目は、リサイクルのルールに沿って出します。使える物は、古物商の許可を持つ業者に買取を頼めます。ご自宅で査定してもらえる業者もあります。買取とごみの回収は、別の許可で成り立つ仕組みです。
よくある質問
無料回収と書いてあれば、頼んでも大丈夫ですか?
無料をうたう広告でも、後から運搬費などを請求される例があります。無料の条件を書面で確認してから頼みましょう。
許可証を見せられたら安心ですか?
許可証に書かれた許可の名称を確認してください。家庭ごみを回収できるのは、一般廃棄物収集運搬業の許可か、市区町村からの委託です。
古物商の許可があれば、回収も頼めますか?
古物商の許可は買取のための許可で、回収の許可ではありません。回収には、一般廃棄物収集運搬業の許可か委託が必要です。
積み込み後に料金を言われたら、どうすればいいですか?
その場では支払わず、内訳と記録を残して消費生活相談窓口に相談してください。
この記事は株式会社LINKBANKが作成しています。本サイトは株式会社LINKBANK(リサイクルショップ エコスマイリー)が運営しています。