会社の粗大ごみ回収は許可のある業者に頼むのが基本で、費用は現地見積もりで比べる
会社の粗大ごみは、家庭向けの自治体の粗大ごみ収集には出せません。事業ごみとして、許可を受けた業者に依頼するのが基本です。費用は量・品目・搬出の条件で変わるため、現地確認のうえの見積もりで比べます。まだ売れる備品は、処分の前に買取も検討すると負担を減らせる場合があります。
会社の粗大ごみは市区町村の粗大ごみ収集に出せる?
自治体の粗大ごみ収集は、家庭から出るごみが対象です。粗大ごみとは、一辺がおおむね30cm前後以上の家具や家電などをいいます。
事業に伴って出た大型ごみは、自治体の粗大ごみとして出せません。事業所や団体から出る粗大ごみは、事業ごみとして扱われます。
- 具体例:業務で使っていた家具や家電のうち大型の物は、事業に伴って出た大型ごみとして扱われます。
- 判断の分かれ目:家庭で使っていた物か、業務で使っていた物かで、出せる先が変わります。
- 確認項目:①その物は業務で使っていたか ②一辺がおおむね30cm前後以上の大きさか ③家庭から出た物か、会社から出た物か
| 区分 | 出し方 |
|---|---|
| 家庭から出た粗大ごみ | 自治体の粗大ごみ収集(事前に申し込む) |
| 事業に伴って出た大型ごみ | 許可を受けた業者へ依頼する |
会社の粗大ごみはどこに依頼すればよい?
事業ごみの粗大ごみは、許可を受けた業者へ依頼します。無許可業者には、粗大ごみの収集や処分を頼めません。
依頼先は、大きく3つに分けられます。
- 許可を受けた収集運搬会社:事業ごみの収集運搬を担う会社です。
- 自治体の事業ごみ窓口:自治体によっては、事業所向けの粗大ごみの受付窓口があります。
- 不用品回収業者:搬出作業まで行うところが多いです。
- 判断の分かれ目:運び出しまで任せたいなら、搬出に対応するか事前に確かめましょう。
- 確認項目:依頼前に、業者が許可を持っているかを確かめましょう。
依頼から回収までの流れは?
会社の粗大ごみは、次の順で進むのが一般的です。
自治体の粗大ごみは、電話やインターネットで事前に申し込みます。自治体は原則、指定の場所まで自分で出す必要があります。
年度末など繁忙期は混み合います。日数に余裕を持って申し込みましょう。
- 品名・大きさ・数量を確認する
- 回収に出す場所(玄関先など)を決める
- 業者に連絡し、申し込む
- 業者が現地を確認し、見積書を出す
- 見積もりの内容を確かめて了承する
- 了承後に、当日の搬出を行う
| 段階 | 自治体の粗大ごみ | 業者への依頼 |
|---|---|---|
| 申込 | 電話やインターネットで事前に申し込む | 業者に連絡し、現地確認の日を決める |
| 搬出 | 指定の場所まで自分で出す | 室内からの運び出しに対応するところもある |
| 期限 | 変更・取消に期限がある | 繁忙期は混み合うので日数に余裕を持つ |
会社の粗大ごみ回収の費用は何で決まる?
業者の料金は、品目と量によって変わります。搬出の状況や作業時間によっても、費用が上下します。
料金の形には、トラック積み放題と品目別の単品があります。作業費とは別に、処理費が加算される場合もあります。
自治体の粗大ごみは品目ごとの有料制です。業者の料金とは形が違うため、比べるときは注意しましょう。
- 具体例:階段での搬出など、追加料金がかかることがあります。
- 判断の分かれ目:売れる物があれば、処分費用の負担が軽くなる場合があります。
- 確認項目:作業費と処理費が分けて書かれているか/追加料金がかかる条件(階段作業など)/料金表の金額は目安で、現場の条件で変わるか
| 料金の形 | 内容 |
|---|---|
| トラック積み放題 | トラック単位でまとめて頼む形 |
| 品目別の単品 | 品目ごとに料金が決まる形 |
テレビやエアコンなど家電も一緒に頼める?
家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)の対象品があります。対象は、テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機です。
対象品は、通常の粗大ごみとしては出せません。自治体は対象品を収集せず、相談先を案内しています。パソコンも、自治体の粗大ごみ収集の対象外です。
- 具体例:テレビ・エアコン・冷蔵庫などは、対象品に当たります。
- 判断の分かれ目:対象品なら、家電の回収に対応する業者へ相談します。パソコンは自治体の収集対象外なので、別の相談先を探します。
- 確認項目:品名と台数を伝え、対象品かどうかを業者に確かめる
まだ使える備品は、処分の前に売れる?
ごみとして出す前に、リユースを検討する自治体が多いです。売却すると、処分費用や運び出しの手間が減ることがあります。
ただし、買取の対象は再販できる品物に限られます。売り先には、店舗への持ち込み、一括査定、地域で譲る、フリマなどがあります。
売れる物の買取と、ごみの回収・処分は別の役割です。
- 具体例:動く状態で付属品がそろった物は、再販できるか確かめる価値があります。
- 判断の分かれ目:動くか、付属品がそろっているか、傷や汚れが目立たないかで、売れるかが変わります。
- 確認項目:売れる物と、ごみとして出す物を分けて考える。値が付かない場合もある。
回収業者とのトラブルを避けるには?
依頼前に、次の点を確認しておくと安心です。
自治体は、民間業者とのトラブルに責任を負いません。依頼先は、自分でよく確かめて選びましょう。
- □ 業者が許可を持っているか
- □ 見積書に内訳が書かれているか
- □ 追加料金がかかる条件(階段作業など)を事前に聞いたか
- □ 料金表の金額は目安で、現場の条件で変わることを理解したか
- □ 見積もりに了承してから作業に進むか
よくある失敗は?
会社の粗大ごみを、自治体の粗大ごみに出してしまう失敗が起こりがちです。事業ごみは、許可を受けた業者へ依頼しましょう。
- 家庭向けの収集に出してしまい、回収されない
- 許可のない業者に頼んでしまう
- 見積書の内訳を見ずに契約し、追加料金で慌てる
- 家電を通常の粗大ごみとして出してしまう
- 申込が遅れ、繁忙期に日程が合わない
よくある質問
会社の粗大ごみを、自治体の粗大ごみ収集に出してもいいですか?
事業に伴って出た大型ごみは、自治体の粗大ごみとして出せません。許可を受けた業者へ依頼するのが基本です。
依頼する業者が許可を持っているかは、どう確認すればいいですか?
依頼前に、業者へ許可の有無を確かめましょう。無許可業者には、粗大ごみの収集や処分を頼めません。
見積もりは、どの段階で出るのですか?
業者は現地を確認してから見積書を出し、内容に了承してから作業に進むのが一般的です。
家電も会社の粗大ごみと一緒に頼めますか?
対象の家電は、通常の粗大ごみとしては出せません。対象品の回収に対応する業者もあるので、事前に相談しましょう。
壊れた備品でも売れますか?
売れる対象は、再販できる品物に限られます。動くか、付属品がそろっているかで変わります。
申込はいつ頃までにすればいいですか?
日数に余裕を持って申し込みましょう。年度末など繁忙期は混み合います。
当社に依頼した場合、作業の前に何を確認できますか?
作業の前にお見積りを出し、ご納得いただいた場合のみご契約します。
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