化粧品の回収は使いかけのものも出せる?多くは不可、出す前の準備と持ち込み先
化粧品の回収では、使いかけの化粧品は多くの場合出せません。容器回収は中身を使い切った空容器が基本条件で、中身が残るものは対象外と明記されている例があります。ただし、不要なメイク用品を空容器と一緒に受け付ける回収が一部にあります。回収ごとに対象や条件が違うため、出す前に実施元の案内で確認することが大切です。
使いかけの化粧品は回収に出せますか?
多くの容器回収は、中身を使い切った空容器が対象です。中身が残っているものは回収できないと明記している例が複数あります。
使いかけのメイク用品も受ける回収は、ごく一部にとどまります。その回収が受けるのは、不要なメイク用品と空容器です。
つまり、使いかけのまま持っていくと、多くの場合は断られます。出せるかどうかは、回収の種類で変わります。
判断の分かれ目は、回収が空容器だけを受けるか、メイク用品も受けるかです。空容器だけを受ける回収なら、中身が残るものは出せません。メイク用品も受けると案内があれば、使いかけでも対象になる可能性があります。
| 持ち込むもの | 回収の例 |
|---|---|
| 中身が残っている容器 | 多くの容器回収では対象外 |
| 空で洗って乾かした容器 | 容器回収の基本の対象 |
| 使いかけのメイク用品 | 受ける回収はごく一部だけ |
化粧品の「回収」にはどんな種類がありますか?
一言で回収といっても、目的が違う3つに分かれます。意味がずれると、持っていく先を間違えやすくなります。
1つ目は、空容器を再資源化するリサイクル回収です。集めた容器は洗浄・粉砕され、プラスチック原料に再生される例があります。回収後は、素材や色ごとに選別される例もあります。自社製品だけでなく、ブランド不問で受ける回収もあります。
2つ目は、メイク用品も集めるアップサイクルです。回収物を別の製品に作り替える取り組みがあります。
3つ目は、製品の不具合を理由にメーカーが行う自主回収です。これはリサイクル回収とは別の仕組みです。
判断の分かれ目は、「捨てたい容器がある」のか「製品に不具合がある」のかです。不具合が心配なら、リサイクル回収ではなく自主回収の情報を確認してください。
| 種類 | 目的 | 回収後の例 |
|---|---|---|
| リサイクル回収 | 空容器を資源にする | プラスチック原料に再生 |
| アップサイクル | 回収物を別の製品にする | メイク用品がクレヨンなどに |
| 自主回収 | 製品の不具合への対応 | メーカーの案内に沿って対応 |
使いかけのメイク用品を受け付ける回収はありますか?
あります。ただし、ごく一部の例外です。不要なメイク用品を空容器とあわせて受け付ける回収があります。
集めた後の使われ方には、例があります。粉状のメイク用品は、紙などの着色料に再利用される例があります。メイク用品がクレヨンなどの別製品になる例もあります。空容器は粉砕され、日用品や備品の素材の一部になる例があります。
受け方には2つの型があります。常設の窓口として受けるものと、期間を区切って行うものです。
実施店舗は限られ、すべての店舗で出せるわけではありません。
期間限定の回収なら、期間中に対象店舗へ行く必要があります。常設の窓口でも、条件は公式案内で確かめてください。
- 対象が「メイク用品」か「空容器」かを確かめる
- 常設か期間限定かを確かめる
- 実施店舗が近くにあるかを確かめる
空容器で出すときは、出す前に何を準備しますか?
準備は、使い切る、洗う、乾かす、分別するの順に進めます。順番を飛ばすと、断られることがあります。
洗浄が不要とする回収もあります。その場合は、実施元の案内に従ってください。
外箱や紙類は、対象外とする例が多いです。外して持っていくと安心です。
対象の素材(プラスチック・ガラス・アルミ)は、回収ごとに決まっています。
- 中身を使い切る
- 容器を軽く洗う
- よく乾かす
- 外箱や紙類を外す
- 素材が対象かを公式サイトで確かめる
- 実施元の案内で持ち込み先を決める
回収に出せない化粧品や容器は何ですか?
対象外になりやすいものを一覧にしました。可否が回収ごとに分かれるものも、あわせて示しています。
スプレー缶・エアゾール缶は、対象外とする例が多いです。マニキュア(ネイル)製品は、対象外とする例があります。
鏡付き・ミラー付きの容器も、対象外とする例が多いです。紙類や木製の素材も、対象外とする例が多いです。
判断の分かれ目は、パウチ容器とガラス容器です。受けるかどうかは回収ごとに違うので、持ち込む前に確かめてください。
| 持ち込むもの | 扱い |
|---|---|
| 中身が残っている容器 | 対象外とする例が多い |
| スプレー缶・エアゾール缶 | 対象外とする例が多い |
| マニキュア(ネイル)製品 | 対象外とする例がある |
| 鏡付き・ミラー付きの容器 | 対象外とする例が多い |
| 紙類・木製素材 | 対象外とする例が多い |
| パウチ容器 | 回収ごとに受けるかが分かれる |
| ガラス容器 | 回収ごとに受けるかが異なる |
どこに持ち込めばいいですか?回収先の選び方は?
回収には、ブランド不問で受けるものと、特定ブランドに限るものがあります。まず、この違いを確かめます。
店頭に専用の回収ボックスを置く形が多いです。百貨店、量販店、雑貨店、ドラッグストアなどが窓口になっている例があります。メーカーが自社の店舗で回収する例もあります。
対象店舗が一部に限られる回収も多いです。ポイントなどの特典が付く回収もありますが、内容は実施元ごとに違います。
判断の分かれ目は、持っている化粧品のブランドです。ブランド限定の回収は、対象ブランドの商品かを先に確かめてください。対象外のブランドなら、ブランド不問の回収を探します。
回収が一時停止や変更になることもあります。持ち込む前に、最新の案内を確認してください。
- ブランド不問か、ブランド限定かを確かめる
- 持っている商品が対象ブランドかを確かめる
- 対象店舗と期間を確かめる
- 特典の有無と内容を確かめる
- 一時停止や変更がないか最新の案内を見る
| 回収の型 | 持ち込み先の例 |
|---|---|
| ブランド不問 | 店頭の専用ボックス(百貨店・量販店など) |
| ブランド限定 | 対象ブランドのメーカー店舗など、実施元が決めた店舗 |
メーカーの自主回収の対象品を持っているときは?
製品の不具合を理由にメーカーが行う自主回収は、容器リサイクル回収とは目的が違います。空容器として出す前に、対象かどうかを確かめます。
自主回収の情報は、国の機関のサイトで、医薬部外品・化粧品ごとに一覧で公開されています。
回収情報には、該当する製品のロット(製造番号)が示されます。手元の製品の製品名とロットを照合してください。
判断の分かれ目は、ロットが一致するかどうかです。該当した場合は、メーカーの案内に沿って対応してください。告知には問い合わせ先も書かれています。
- 製品名を確かめる
- ロット(製造番号)を確かめる
- 国の機関のサイトの一覧と照合する
- 告知にある問い合わせ先に相談する
化粧品の回収で気をつけたい点は何ですか?
つまずきやすいのは、中身が残ったまま持っていくことです。空容器だけを受ける回収では、断られる原因になります。
洗わずに出す、外箱をつけたまま出す、という点にも注意が必要です。空容器の準備を省くと、対象外になることがあります。
ブランド限定の回収に、対象外のブランドの商品を持っていくこともあります。期間が終わった回収に行かないよう、確認も欠かせません。
自主回収とリサイクル回収は別の仕組みです。混同しないよう注意してください。
持ち込む前に公式の案内を開くことが大切です。対象や条件は、実施元ごとに違います。
- 中身を使い切っていないのに持っていく
- 洗わずに、外箱をつけたまま出す
- ブランド限定の回収に、対象外の商品を持っていく
- 期間が終わった回収に行く
- 自主回収とリサイクル回収を混同する
よくある質問
中身が少し残っているだけでも出せますか?
多くの容器回収では対象外です。中身が残る容器は、使い切ってから出すのが基本です。
空容器なら、どの化粧品でも出せますか?
いいえ。スプレー缶や鏡付き容器、紙類などは対象外とする例が多いです。素材や製品によって可否が分かれるので、対象を確かめてください。
洗わずに出してもいいですか?
基本は軽く洗って、よく乾かしてから持っていきます。洗浄が不要とする回収もあるため、実施元の案内に従ってください。
使いかけのメイク用品は、どこで出せますか?
不要なメイク用品と空容器を受ける回収は一部に限られます。実施店舗は限られ、すべての店舗で出せるわけではありません。
持ち込み先はどう選べばいいですか?
ブランド不問か、ブランド限定かを先に確かめてください。ブランド限定の回収は、対象ブランドの商品かを先に確認します。
回収ボックスは、いつでも使えますか?
実施店舗・期間・対象は変わることがあります。一時停止や変更もあるため、公式案内で確認してください。
自分の化粧品が自主回収の対象か、どう調べますか?
国の機関のサイトにある医薬部外品・化粧品ごとの一覧で、製品名とロット(製造番号)を照合します。該当した場合は、メーカーの案内に沿って対応してください。
この記事は株式会社LINKBANKが作成しています。本サイトは株式会社LINKBANK(リサイクルショップ エコスマイリー)が運営しています。