リチウムイオン電池の回収業者に頼める?家庭は自治体・協力店が基本

リチウムイオン電池の回収業者に頼めるのは、主に事業所から出た電池です。家庭から出た電池は、住んでいる市区町村のルールに従って出します。自治体の回収か、JBRC協力店の回収ボックスに出すのが基本です。どちらの場合も、端子をテープで覆って絶縁し、他のごみと混ぜないでください。膨らんだ電池は使用と充電をやめ、購入店・メーカー・自治体へ相談してください。

リチウムイオン電池の回収業者に出す流れリチウムイオン電池の回収業者に出す流れ1家庭か事業所かを確認2端子をテープで絶縁3家庭は自治体・協力店へ4事業所は許可業者に委託5膨らみは購入店などに相談
リチウムイオン電池の回収業者に出す流れ

リチウムイオン電池の回収業者は、誰に頼めばいいのか?

結論から言うと、家庭から出た電池は自治体の回収かJBRC協力店の回収ボックスに出します。業者に頼むのは、主に事業所から出た電池です。

家庭から出た電池は、住んでいる市区町村のルールに従って出します。家電量販店などの回収ボックスは、JBRCの協力店として設置されています。

事業所や工場から出た電池は、産業廃棄物として扱います。事業系の電池は、産業廃棄物の許可を持つ収集運搬・処分業者に委託します。事業者は、協力店の回収ボックスには出せません。

例えば、自宅で使った電池は家庭のルールで出し、仕事で使った電池は事業所の電池として業者に委託します。どちらに当たるかで出し先が変わるので、最初に分けて考えてください。

処理会社の多くは、事業所から出る電池を主な対象としています。家庭の電池は一般廃棄物、事業所の電池は産業廃棄物です。産業廃棄物の処理は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づきます。

出す人主な出し先ポイント
家庭自治体の回収・JBRC協力店の回収ボックス住んでいる市区町村のルールに従う
事業所・工場産業廃棄物の許可を持つ業者協力店の回収ボックスには出せない

なぜ捨て方を間違えると発火するのか?

電池の内部には、燃えやすい電解液が入っています。衝撃や圧迫で内部が壊れると、プラス極とマイナス極が接触してショートします。

ショートすると急に発熱し、発火や爆発につながることがあります。端子同士や金属が触れる外部ショートでも、異常発熱が起きます。

収集車の圧縮や処理施設の破砕は、強い衝撃が加わりやすい場面です。一般ごみに混ざった電池が原因の火災が、収集車や処理施設で多く起きています。火災で処理施設の設備が止まったり、建屋が焼けた例もあります。

例えば、端子が金属のごみと触れ合う状態で袋に入れると、外部ショートで異常発熱することがあります。

袋に入れる前に、端子を覆うことが大切です。

出す前に何をすれば発火を防げるのか?

回収に出す前に、次の手順を順番に確認してください。

例えば、電池を袋に入れる前に端子をテープで覆っておけば、袋の中で金属に触れる危険を減らせます。

家庭では具体的にどこへ出せばいいのか?

家庭の電池は、次の3つのルートがあります。出す前に、自治体の公式案内で回収方法と回収日を確認するのが基本です。

自治体ごとに、不燃ごみの日・資源の日・拠点回収など出し方が異なります。市役所などの公共施設に回収ボックスを置く自治体もあります。

訪問回収を行う自治体もあり、電話などで申し込みます。メーカーや販売店が、買い替え時などに引き取る場合もあります。

協力店は、家電量販店、ホームセンター、スーパーなどに多くあります。近くの回収ボックスは、JBRCの協力店検索で調べられます。

ルートどこで確認するかポイント
自治体の回収自治体の公式案内回収方法と回収日を確認する
協力店の回収ボックスJBRCの協力店検索家電量販店、ホームセンター、スーパーなどに多い
小型家電回収自治体や販売店に確認電池を内蔵した本体ごと出せる場合がある

膨らんだ・壊れた電池はどうすればいいのか?

膨らんだ電池は、内部でガスが出ているサインで、発火の危険が高い状態です。

膨張・破損・水濡れ・液漏れの電池は、協力店の回収の対象外です。分解された電池パックや、外装のない電池も対象外とされます。

例えば、膨らんだモバイルバッテリーは、協力店の回収には出せません。先に相談先へ連絡して、指示を受けてください。

膨らみや液漏れがなければ、通常の手順で端子を絶縁して出せます。膨らみや液漏れ、水濡れがあれば、先に相談先へ連絡してください。

電池が本体に内蔵されている製品はどう出せばいいのか?

電源コードなしで動く機器には、リチウムイオン電池が入っている可能性があります。スマートフォン、モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホンなどに使われています。

コードレス掃除機、電動工具、ハンディファン、電子タバコにも使われています。

目印は、3つの矢印のリサイクルマークや、Li-ionの表示です。ただし、古い製品にはリサイクルマークがないものもあります。

取り外しに工具や分解が必要なら、自分では外さず、本体ごと回収の窓口に相談してください。

製品の状態出し方注意
電池を取り外せる電池と本体を別にして出す端子を絶縁してから袋に分ける
電池を取り外せない無理に分解しない本体と一体の製品は小型家電の回収に出せる場合がある

片付けや不用品の整理で電池が出てきたらどうする?

引き出しや家電の中から出てきた電池は、他の不用品と混ぜずに扱います。

使わず長く放置した電池は、劣化して不安定になっていることがあります。

例えば、引き出しの中から単体の電池がまとまって出てきたら、膨らみや液漏れがないかを確かめ、端子をテープで覆ってから別の袋に分けます。

電池だけなら自治体の回収やJBRC協力店を、電池が入った機器なら機器の回収方法を確認してから出します。

リチウムイオン電池の回収業者を事業所で使うときの選び方は?

事業活動で出た電池は、廃棄物処理法に基づき産業廃棄物として処理します。収集運搬と処分の許可を受けた業者に委託し、委託の際は産業廃棄物管理票(マニフェスト)を交付します。

最終処分まで、適正に処理されたかを確認する責任は排出事業者にあります。

業者側も、絶縁や金属容器への収納など発火防止の措置を講じます。ただし、回収に応じられる量や対象地域は、業者ごとに条件が異なります。

依頼する前に、自社の電池の量と地域が業者の条件に合うかを確認してください。

よくある失敗は?

よくある失敗は、電池を普通のごみに混ぜてしまうことです。一般ごみに混ざった電池は、収集車や処理施設で火災の原因になることがあります。

迷ったときは、出す前に自治体の窓口か購入店に確認すると、失敗を防ぎやすくなります。

よくある質問

家庭から出た電池は業者に頼めますか?

家庭から出た電池は、住んでいる市区町村のルールに従って出すのが基本です。業者に頼めるのは、主に事業所から出た電池です。

リチウムイオン電池の回収業者に頼むとき、何を確認すればいいですか?

収集運搬と処分の許可を持っているか、回収に応じられる量と対象地域が合うかを確認します。電池が含まれていることも、事前に伝えてください。

協力店の回収ボックスに事業所の電池を出してもいいですか?

いいえ。事業者は、JBRC協力店の回収ボックスには出せません。事業所の電池は、産業廃棄物の許可を持つ業者に委託します。

電池の端子はどう覆えばいいですか?

金属の端子部分を、ビニールテープなどの絶縁テープで覆います。プラス極とマイナス極の両方と、リード線がある場合はその部分も覆ってください。

電池が膨らんでいたらどうすればいいですか?

使用と充電をやめ、換気のよい直射日光の当たらない場所に置きます。穴を開けたり水に浸けたりせず、購入店・メーカー・自治体の窓口に先に連絡して指示を受けてください。

電池が入った機器は、電池だけ外して出すのですか?

取り外せる電池は、本体と別にして出します。取り外せない電池は無理に分解せず、本体ごと自治体などの案内に従ってください。

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この記事は株式会社LINKBANKが作成しています。本サイトは株式会社LINKBANK(リサイクルショップ エコスマイリー)が運営しています。

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