オイルフィルターの処分は業者に頼める?許可を持つ業者を選ぶ
オイルフィルターの処分は、業者に頼めます。ただし頼める相手は、廃油を扱う許可を持つ産業廃棄物の業者です。許可があっても品目を受け入れない業者もあります。依頼前に「オイルフィルターを引き取れるか」を電話で確かめるのがおすすめです。
オイルフィルターの処分は、業者に頼めますか?
はい、頼めます。ただし頼める相手は、廃油を扱う許可を持つ産業廃棄物の業者です。このページは出張買取の会社が運営する媒体です。オイルフィルターの処分そのものは、廃棄物の許可業者が担当する領域だと考えてください。
事業(整備工場など)で出たオイルフィルターは、産業廃棄物の廃油にあたります。産業廃棄物は、許可を持つ業者へ頼むのが基本です。整備工場などから出る廃油は回収の流れが確立しているため、業者に引き取ってもらう形がとられています。
判断の分かれ目は、次のとおりです。
- 事業で出た分:産業廃棄物の廃油にあたるので、許可業者に頼む
- 収集運搬と処分は別の許可。両方を持つ業者もいる
- 許可があっても、品目を受け入れない業者がいる。依頼前に電話で確認する
オイルフィルターは、法律上どんなごみとして扱われますか?
オイルフィルターは「オイルエレメント」「エレメント」とも呼ばれます。呼び名は違っても、同じ物を指します。
廃棄物の区分では、フィルターの中に残った油は廃油として扱われます。エンジンオイルやミッションオイル、作動油も、同じ廃油の仲間です。
事業活動で出た廃油は、産業廃棄物に分類されます。廃油は産業廃棄物の品目のひとつです。
ここで大切なのは、業者の許可は廃棄物の品目ごとに持つという点です。「産業廃棄物の許可を持っている」だけでは、廃油を扱えるとは限りません。
- 呼び名:オイルフィルター=オイルエレメント=エレメント
- 廃油の仲間:エンジンオイル、ミッションオイル、作動油
- 許可は品目ごと:廃油が対応品目に入っているかを見る
どんな許可を持つ業者に頼めばよいですか?
産業廃棄物の「収集運搬」と「処分」は、別々の許可です。運ぶだけの業者と、処理まで行う業者がいます。
処分業(中間処理)の許可に加えて、収集運搬の許可も持つ業者は珍しくありません。両方を持つ業者なら、引き取りから処理まで一社で頼める場合があります。
許可の種類や番号は、業者のサイトで公開されていることが多いです。許可名簿を見れば、対応できる品目も確かめられます。
判断の分かれ目は、運ぶだけの業者か、処理まで行う業者かです。運ぶだけの業者なら処理先を別に確認します。処理まで行う業者なら、引き取り後の流れも聞けます。
- 業者サイトで、許可の種類と番号を見る
- 許可名簿で、廃油が対応品目に含まれるかを見る
- 運ぶ業者か、処理まで行う業者かを確かめる
| 許可の種類 | 役割 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 収集運搬業の許可 | 廃油を集めて運ぶ | 業者サイトや許可名簿で確認 |
| 処分業(中間処理)の許可 | 処理する施設で処分する | 許可名簿で対応品目を確認 |
オイルフィルターが特別管理産業廃棄物になることはありますか?
あります。引火点が70℃未満の廃油は、特別管理産業廃棄物にあたります。引火しやすい状態の廃油は、区分が変わると考えてください。
特別管理産業廃棄物は、通常より厳しい管理が必要です。そのため、対応できる業者は限られます。引火性の廃油まで扱う業者もありますが、対応は業者ごとに違います。
判断の分かれ目は次のとおりです。通常の廃油なら、廃油を扱う許可業者に頼めます。特別管理の廃油なら、特別管理に対応した業者に頼みます。引火点が分からないときは、業者に廃油の状態を伝えて確認しましょう。
| 区分 | 頼める業者の目安 | 確かめる場所 |
|---|---|---|
| 通常の廃油 | 廃油を扱う許可業者 | 自治体の一覧の通常の欄 |
| 引火点70℃未満の廃油(特別管理産業廃棄物) | 特別管理に対応する許可業者 | 自治体の一覧の特別管理の欄 |
業者に頼む前に、何を確認しておけばよいですか?
最初に確認するのは「オイルフィルターは受け入れていますか」です。許可があっても、実際は受け入れていない業者がいます。
電話やメールで、次の項目を順に確かめてから依頼しましょう。
- オイルフィルターを受け入れているか
- 引き取り(回収)か、持ち込みか
- 量の上限はあるか
- 料金はいくらか(業者ごとに違うので見積りで確認)
- 回収に来てもらえるか
- 一般からの持ち込みを受けているか
- 引火性の廃油も扱っているか(特別管理の廃油がある場合)
引き取りや持ち込みは、どんな流れで進みますか?その後はどうなりますか?
整備工場では、廃油用のドラム缶に入れて引き取りを受ける例があります。ドラム缶がいっぱいになった段階で、業者が引き取りに来る形です。
量がまとまると、ドラム缶やペール缶の単位で回収されます。運ぶ車がない場合や量が多い場合は、回収に対応している業者に相談しましょう。
持ち込みは、中間処理を行う施設へ運ぶ方法です。回収と持ち込みのどちらになるかは、業者に確かめます。
引き取られた廃油は、再生重油など再生燃料の原料になります。再生燃料油は、重油の代わりとして使われます。
- 廃油用の容器に入れる
- 容器がいっぱいになった段階で引き取りを受ける
- 回収か持ち込みかを業者に確かめる
- 再生燃料の原料になる
対応してくれる業者は、どうやって探せますか?
対応できる業者は、地域ごとに異なります。探し方は次の3通りです。
一覧に載っていても、持ち込み可か回収可かは業者ごとに違います。一覧で見つけた業者には、電話で受け入れを確認しましょう。広く探すときは、産業廃棄物の協会や公的な検索サイトに問い合わせる方法もあります。
- 自治体が公開している処理業者の一覧を見る(通常と特別管理の欄を分けて確認)
- 許可名簿で、対応品目に廃油が含まれているかを確かめる
- 業者サイトで、対応品目を確認する
よくある失敗は何ですか?
「許可があるのに断られる」という事例が多く見られます。よくある失敗は次のとおりです。
- 許可があるから引き取ってもらえると思い込む。→ 許可があっても、受け入れていない業者がいます。
- 電話で確認せず、そのまま持ち込む。→ 一般からの持ち込みを受けない業者もあります。
- 量の上限を聞かずに依頼する。→ 量の上限によっては、依頼できない場合があります。
- 特別管理の廃油を、通常の廃油と同じ業者に頼む。→ 頼める業者が変わるため、区分を先に確かめます。
よくある質問
個人で出たオイルフィルターも、業者に頼めますか?
一般の方からの持ち込みや回収を受けていない業者もあります。事業の分か個人の分かを先に伝え、受け入れの可否を確認しましょう。
許可を持っている業者なら、どこでも引き取ってもらえますか?
いいえ。許可があっても、オイルフィルターを受け入れていない業者がいます。最初に「受け入れていますか」と確認しましょう。
運ぶだけの業者に頼んでも大丈夫ですか?
運ぶだけの業者と、処理まで行う業者がいます。運ぶだけの場合は、処理先も含めて業者に確認しておくと安心です。
引火しやすい廃油は、どう頼めばよいですか?
引火点が70℃未満の廃油は、特別管理産業廃棄物にあたります。特別管理に対応している業者を、自治体の一覧などで探しましょう。
業者の許可は、どこで確かめられますか?
業者のサイトで、許可の種類や番号が公開されていることが多いです。許可名簿では、対応できる品目も確かめられます。
車がないので、回収に来てもらえますか?
回収に対応している業者に相談しましょう。回収に来てもらえるかは各社に確認が必要なので、電話で確かめてください。
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