フィギュアの劣化は、直射日光(紫外線)・高温多湿・ホコリや汚れが主な原因です。これらを避けると、劣化を抑えやすくなります。具体的には、直射日光の当たらない通気のよい室内で、ホコリを落としてからケースや外箱に入れて保管するのが基本です。ただし、素材に含まれる可塑剤などによるベタつきは、保管状態が良くても起こることがあり、完全には防げません。
多くの完成品は樹脂製で、紫外線や熱に弱い性質があります。そのため、保管の環境と素材によって、フィギュアの劣化の速さは大きく変わります。
置き場所を選ぶときは、次の基準を目安にすると失敗が少なくなります。
| 置き場所 | 避けたい例 | 置き方の目安 |
|---|---|---|
| 窓際 | 直射日光が当たる | 長期間置かない |
| 高温の場所 | 閉め切った高温になる場所 | 避ける |
| 湿気の多い場所 | 湿気がこもりやすい場所 | 換気や除湿で湿気を抑える |
保管の前に次の手順で汚れを落とし、水気を残さないことが大切です。手順の順に進めてください。
PVCは柔らかくするために可塑剤が配合されています。その可塑剤が表面にしみ出すと、ベタつきの原因になります。
高温多湿や紫外線、空気との接触があると、この現象は進みやすくなります。保管の工夫で抑えることはできますが、素材由来の部分は避けにくいため、完全に防ぐことは難しいと考えてください。
ゴムや合皮などの別素材は、加水分解や劣化で傷むことがあります。風通しのよい場所での保管は、ベタつきを抑えるのに役立ちます。
未開封でも、劣化しないとは限りません。密閉された箱の中は、湿気や熱がこもりやすいからです。
高温多湿の場所での長期保管はリスクが高くなります。密閉ケースでも湿度が高いとベタつくことがあるため、定期的に状態を確認すると早く気づけます。
ベタつきが出た場合は、中性洗剤を入れたぬるま湯で優しく洗うのが基本です。ぬるま湯の温度は約38度までを目安にしてください。洗ったあとはよくすすぎ、水気を拭き取って乾かします。
古いフィギュアは、洗うことで傷む場合があります。判断に迷うときは、無理をしないでください。
自宅で温度や湿度を管理しきれない場合は、空調のある屋内型トランクルームを使う方法があります。
また、保管状態は将来手放す際の評価に影響することがあります。劣化が進む前に手放す選択肢もあり、その場合は出張買取などの方法を検討するのも一つです。
出張は東京・埼玉・千葉・神奈川です。
ホビーはもちろん、ほかの品物やお部屋の片付けもまとめてご相談いただけます。出張買取のエコスマイリー(株式会社LINKBANK・古物商許可 埼玉県公安委員会 第431270050713号)が査定します。
まず置き場所を見直し、直射日光と高温多湿を避けてください。次にホコリを落とし、通気のよい場所で保管して、定期的に状態を確認すると早く気づけます。
UVカット仕様のケースは日焼けの対策に役立ちます。ただし高温多湿の場所に置くと、ケース内にも湿気がこもるため、置き場所と合わせて考えることが大切です。
洗うことで傷む場合があるため、判断に迷うときは無理をしないでください。洗う場合は、中性洗剤を入れた約38度までのぬるま湯で優しく洗い、有機溶剤や熱湯、硬いブラシや研磨剤は避けてください。