ぬいぐるみのカビは、洗濯表示と作りを見て水洗いできるものに限り、ぬるま湯での押し洗いで落とすのが基本です。色柄物には、つけ置きの方法もあります。洗ったあとは、中綿まで乾かし切ることが大切です。洗えないもの、広範囲のカビ、強いカビ臭、古くて傷んだものは、無理に自分で処理しないでください。専門店への相談や、手放す判断も選択肢になります。
ぬいぐるみの黒い点は、カビとは限りません。皮脂汚れや変色のこともあります。
写真や見た目、臭いだけでは、カビかどうか、内部がどうなっているかは決められません。洗う前に、カビか汚れかを確かめてから洗い方を決めます。
いつ頃から変化が出たかを控えておくと、判断しやすくなります。
カビは、湿気・温度・栄養分がそろうと育ちます。ぬいぐるみでは、皮脂、よだれ、食べ物の汚れ、ほこりが栄養になります。
汚れを残したまま密閉して保管すると、湿気がこもりやすくなります。洗濯のあとに乾かし切れないことも、カビの原因になります。
カビやダニが増えると、アレルギーの一因になることもあります。
まず、洗濯表示(タグ)で水洗いできるかを確認します。次の表で、当てはまるものを確かめてください。
| 状態 | 対応 |
|---|---|
| 洗濯表示で水洗いできると分かる | 水洗いの候補になる。次に色落ちを確かめる |
| 接着剤でパーツを付けている | 水洗いを避ける |
| 電池や機械が入っている | 水洗いできない。拭き洗いにする |
| 古くて生地が弱っている | 洗うと崩れやすいので、慎重に判断する |
| 洗濯表示がない・見えない | 丸洗いしないのが無難 |
洗える場合は、次の順番で行います。洗濯機より手洗いのほうが、生地への負担は小さくなります。
洗う前に、水で湿らせた白い布で目立たない所をこすり、色移りがないかを確かめておきます。
水洗いできないものは、拭き洗いでお手入れします。洗浄液を含ませた布で拭き、そのあと水拭きで洗浄成分を取り除き、最後に乾拭きをします。
重曹水を含ませた布で拭く方法も紹介されています。拭いたあとも、しっかり乾かしてください。
広範囲のカビや強いカビ臭があるときは、自分で続けず、専門店へ相談してください。
表面が乾いても、中綿が湿っていることがあります。乾燥が甘いと、カビがすぐ再発します。
洗ってもカビが落ちない、広範囲に広がっている、強いにおいがする。そのような場合は、自分で続けず専門店へ相談するのが安全です。
古いものや、接着したパーツがあるものも、相談したほうが安全です。洗っても落ちない場合は、処分も選択肢になります。
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洗濯機は手洗いより生地への負担が大きいため、手洗いの押し洗いが基本です。
洗っても落ちない場合があります。その場合は、専門店への相談や、処分・手放す判断も選択肢になります。
黒い点はカビではなく、汚れや変色のこともあります。見た目や臭いだけでは断定できないため、洗う前に状態を記録しておくと判断しやすくなります。