ガラケーの処分方法は?携帯ショップと自治体回収の選び方とデータ消去の手順
ガラケーの処分方法は、携帯電話会社のショップか、自治体の小型家電回収ボックスに出すのが基本で、多くは無料です。契約先以外の端末や故障した端末も受け付ける窓口があります。どこに出す場合も、先に写真や電話帳を保存し、可能なら初期化してください。電源が入らないなどで自分で消せないときは、破砕や穴あけをしてくれる窓口を選ぶと安心です。
ガラケーはそのまま捨ててもいいの?
そのまま捨てるのはおすすめしません。理由は、資源と個人情報の両面にあります。
ガラケーには、金などの有用な金属や、レアメタルと呼ばれる希少な金属が使われています。使用済みの携帯電話は資源として再利用するため、回収が進められています。
もう一つの理由はデータです。電話帳には、自分以外の人の名前や電話番号も入っています。端末が悪用されると、他人にも影響が出ます。アプリが少ない古い機種でも、データ消去が必要です。
自治体によっては、携帯電話を不燃ごみとして出せる場合もあります。ただし区分は自治体で異なるため、出す前に確かめてください。
ガラケーの処分先にはどんな選択肢がある?
処分先は、大きく分けて4種類あります。端末の状態と台数、手間をかけられるかで選ぶとよいです。
| 方法 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 携帯ショップ | 近くにあり、契約先以外の端末も出したい人 | 破砕の有無や受付条件は店ごとに違う |
| 自治体の回収ボックス | 家の近くに設置場所がある人 | 回収品目や設置場所は市区町村で決まっている |
| 売る(買取) | 状態が良い、または動かない端末も売れるか知りたい人 | 機種や状態で変わる。古物商許可の有無を確認する |
| 回収業者 | 台数が多く、まとめて処分したい人 | 無許可の業者に注意し、許可の有無を確認する |
携帯ショップでガラケーを処分するには?
ほとんどのショップが、使用済みのガラケーやスマホを回収しています。ブランドやメーカーを問わず、無償で引き取る窓口が多いです。契約している会社以外の端末も、受け付けることが多いです。PHSを対象にしている窓口もあります。
充電器などの付属品も、あわせて回収してもらえることが多いです。ただし、回収した端末や充電器は返却されません。
店によっては、目の前で破砕したり基板に穴をあけたりします。行う店と行わない店があるため、出す前に確認してください。
- 端末と充電器などの付属品を集める
- データを消す(初期化)
- 店頭で受付を済ませる
- 破砕や穴あけを行うかを聞く
- 返却はされないと知っておく
自治体の回収ボックスや不燃ごみはどう使う?
使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律(小型家電リサイクル法)があります。使用済みの小型家電を集めて資源にする仕組みです。回収する品目や方法は、市区町村ごとに決められています。
回収ボックスは、公共施設や家電量販店などに置かれていることがあります。投函は基本的に無料です。投函された小型家電は、国の認定を受けた事業者に引き渡されます。
携帯電話を不燃ごみとする自治体が多いですが、区分は自治体で違います。家電リサイクル法は、テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機などが対象の別の制度です。対象品目も回収方法も、小型家電リサイクル法とは異なります。
回収ボックスがない地域では、不燃ごみとして出せるかを先に確認してください。
- 自治体のホームページで回収ボックスの場所を確かめる
- 携帯電話が回収品目に入っているかを見る
- 不燃ごみの出し方の区分を確かめる
処分する前にデータはどう保存・消去する?
データを消さずに処分すると、悪用される可能性があります。次の順番で進めると、消し忘れを防げます。
暗証番号を変更していた場合は、初期化の前に番号を確かめる必要があります。機種や携帯電話会社によって手順は異なるため、メーカーや会社の公式の案内で確かめてください。
回収窓口によっては、初期化を事前に済ませるよう案内しています。自分で消去できない場合も、破砕などに対応する窓口が選択肢になります。
- 残したい写真や電話帳などのデータを保存する
- 電話帳に他人の連絡先が入っていないか確かめる
- 暗証番号を確かめる
- メニューの設定から初期化(リセット)をする
- 機種ごとの手順を公式の案内で確かめる
電源が入らない・充電器がないガラケーはどうする?
古い端末は、充電器がなく電源が入らないことが多いです。電源が入らない端末は、初期化ができないことがあります。
それでも、故障した端末を回収する窓口はあります。壊れて動かない端末も、ジャンク品として引き取られる場合があります。扱いは窓口ごとに違うため、先に問い合わせてください。
電源が入るなら、まず初期化を試してください。入らない場合は、破砕や穴あけをしてくれる窓口を選ぶと安心です。自分で分解したり壊したりする方法は、おすすめしません。
- 破砕や穴あけを行っているかを確認する
- 動かない端末も受け付けるかを確認する
- 契約先の違う古い端末も受け付けるかを確認する
買取や出張買取で処分できるのはどんなとき?
ガラケーにも、一定の中古需要があります。状態が悪い端末や動かない端末でも、買取の対象になる場合があります。ただし、機種や状態によって変わります。
買取に出せば、処分と同時に引き取ってもらえます。主な窓口は、リサイクルショップや買取専門店です。出張買取は、自宅で査定してそのまま引き取ってもらえるため、持ち込みの手間が少ない方法です。
端末が1台だけで持ち運びが苦にならないなら、店へ持ち込んでも構いません。台数が多いなら、まとめて引き取ってもらえる方法を選ぶと手間が少ないです。
回収業者は、無許可の業者に注意が必要です。古物を買い取る事業者は、古物商許可を受けている必要があります。
- 古物商許可を持っているかを確認する
- 複数の店で査定を受けて比べる
- データを消してから出す
回収されたガラケーはその後どうなるの?
回収された端末は、国の認定を受けた事業者に引き渡されます。端末は分解され、素材ごとに分けられます。金属などは取り出されて、新しい資源として再利用されます。鉄やプラスチックなどは、元の素材に戻されて部品に生まれ変わります。
回収後の作業を、セキュリティの施された場所で行う窓口もあります。基板の穴あけなど、個人情報を守る処理を行う窓口もあります。
つまり、ごみとして捨てるより、回収に出すほうが資源として活用されます。回収に出すことは、希少な金属の再資源化にもつながります。
よくある失敗は?
データを消さずに出してしまうと、電話帳の他人の連絡先が残ります。充電器などの付属品を忘れるのも、よくある失敗です。
出す前に「データを消す」「出し方を確かめる」「許可を確かめる」の3つを見ると、失敗を防ぎやすくなります。
- データを消さずに出してしまう
- 充電器などの付属品を忘れる
- 不燃ごみに出して、自治体で受け付けてもらえない
- 業者の許可を確かめずに頼む
よくある質問
契約していない会社のガラケーでも処分できますか?
ショップでは、契約している会社以外の端末も受け付けることが多いです。事前に窓口へ確かめてください。
電源が入らないガラケーでも出せますか?
故障した端末も回収する窓口があります。扱いは窓口ごとに違うため、先に問い合わせてください。
充電器は一緒に出したほうがいいですか?
充電器などの付属品も、あわせて回収してもらえることが多いです。出す前に窓口へ確かめてください。
回収したガラケーは返してもらえますか?
返却されません。大切なデータは、出す前に保存してください。
暗証番号を忘れてしまったら、どうすればいいですか?
初期化には暗証番号が必要です。変更していた場合は、メーカーや携帯電話会社の案内で確認してください。
ショップと自治体の回収、どちらを選べばいいですか?
近くにショップがあり、契約先以外の端末も出したいならショップが便利です。お住まいの自治体の回収ボックスや不燃ごみの出し方を確かめて、出しやすい方を選んでください。