充電器の捨て方は種類で変わる。モバイルバッテリーは別ルートで出す
充電器の捨て方は、種類で変わります。ケーブルは不燃ごみ、ACアダプターは小型家電回収ボックスに出す自治体が多いです。ただし区分は自治体で異なります。電池を内蔵するモバイルバッテリーなどは、可燃ごみ・不燃ごみに出せません。回収協力店や自治体の専用回収ボックスへ出します。不明なときは、お住まいの自治体の案内で最終確認してください。
充電器は何ごみ?まず確認したい3つの分かれ道
充電器の捨て方は、まず種類を見て決めます。充電器は、ケーブル、ACアダプター、電池を内蔵した充電器の3種類に分けて考えます。
同じ種類でも、自治体によって区分が違います。住んでいる自治体の分別案内で確認するのが確実です。
- 電池が入っているかどうかが、最初の分かれ目です。
- 電池がなければ、ケーブル・ACアダプターの出し方の節へ進みます。
- 電池があれば、電池内蔵の充電器の節へ進みます。
| 種類 | 具体例 | 出し先の目安 |
|---|---|---|
| ケーブル・コード類 | USBケーブル、充電コード | 不燃ごみとして出せる自治体が多い |
| ACアダプター | スマホなどの電源アダプター | 小型家電の回収対象とする自治体が多い |
| 電池を内蔵した充電器 | モバイルバッテリー、電池内蔵のワイヤレス充電器 | 一般ごみには出せない。専用の回収先へ |
ケーブル・ACアダプター・USB充電器はどう出す?
電池を内蔵しない充電器は、「小型家電回収」と「不燃ごみ」の二択で考えます。回収ボックスは、市区の公共施設や家電量販店などに設置されています。
スマホの充電器(ACアダプターとUSBケーブル)を捨てる場合、投入口に入る大きさなら回収ボックス、入らない大きさなら自治体の別の方法で出します。
ボックスの対象品目は自治体ごとに異なるため、事前に確認します。小型家電は、携帯電話やゲーム機など指定された品目が対象です。
- 回収ボックスの投入口に入るかどうかで、出し方が変わります。
- 自治体の分別表で、ケーブルやACアダプターの扱いを確認します。
| 大きさ・条件 | 出し方の例 |
|---|---|
| 回収ボックスの投入口に入る | 小型家電回収ボックス |
| 最長辺が30cm未満 | 不燃ごみとする自治体がある |
| 最長辺が30cm以上 | 粗大ごみとする自治体がある |
| 投入口に入らない | 自治体の別の方法で出す |
モバイルバッテリーやワイヤレス充電器など電池内蔵の充電器は?
モバイルバッテリーは、リチウムイオン電池などの小型充電式電池を使っています。この電池は、可燃ごみ・不燃ごみ・資源に混ぜて出してはいけません。
自治体の小型家電ボックスには、電池単体やモバイルバッテリーを入れられない場合があります。充電式電池は、電池専用の回収ボックスへ出す自治体が多いです。
電池が取り外せない製品は、無理に分解せずそのまま出します。出し先は次の順で考えます。
- まず、メーカーや購入店で回収できるか確認する
- 回収協力店のリサイクルBOX(JBRCの回収協力店)へ出す
- 自治体の電池回収ボックスへ出す
なぜ一般ごみに出してはいけないの?
リチウムイオン電池は、破損・変形・圧縮で発熱・発火することがあります。一般ごみに混ざると、収集車や処理施設で火災の原因になることがあります。
火災は、作業員の安全や処理の遅れにつながります。例:壊れたモバイルバッテリーが、ほかのごみと一緒に圧縮されると、発熱することがあります。
資源の面からも理由があります。小型充電式電池には、ニッケルやコバルトなど資源になる金属が含まれます。小型家電にも、鉄・アルミ・金・銀・銅などの有用金属が含まれます。小型家電リサイクル法は、この有用金属の再資源化を促進するための法律です。
捨てる前の安全対策は?
出す前にできる手順は、次の順が基本です。端子を絶縁するのは、回収ボックス内のショート(短絡)を防ぐためです。
電池が取り外せる場合は、外して電池だけを電池用の回収先へ出します。取り外せない場合は、無理に分解せずそのまま出します。
- スマホ等のデータを、あらかじめ消去する
- できるだけ使い切り、電池切れの状態にする
- 電池の金属端子部に、セロハンテープかビニールテープを貼って絶縁する
- 電池が取り外せる場合は、外して電池だけを電池用回収先へ出す
- 電池パックは分解しない
- 回収ボックスには、ゆっくり入れる
膨張・破損したバッテリーや充電器はどうする?
膨張・破損・水濡れした電池は、JBRCの回収対象外です。小型家電回収ボックスには、膨張・破損した内蔵電池の製品を入れられません。
熱を帯びている場合は、回収ボックスに入れず自治体に相談します。膨張したものは、無理に使い切ろうとせず、そのまま持ち込みます。
自治体によっては、窓口や清掃事務所への持ち込みで受け付けています。持ち込む前に、受付先と条件を電話などで確認してください。
- 熱を帯びていないか確認する
- 膨張・破損品は、回収ボックスに入れない
- 自治体の窓口に電話で条件を確認する
持ち込み先はどう探す?回収協力店・自治体・メーカーの使い分け
問い合わせは、次の順で考えると迷いにくくなります。JBRCの協力店検索で、近くの回収協力店を調べられます。回収協力店は、家電量販店やホームセンターなどに多いです。
店舗によっては、回収ボックスが目立つ場所にないため、スタッフに声をかけます。店舗や回収ボックスの条件は変わることがあるため、事前に確認します。
JBRC回収の対象は、会員企業製のニカド・ニッケル水素・リチウムイオン電池です。会員企業外の製品や対象外品は、メーカーや自治体に相談します。スマホ本体・電池・充電器は、各社ショップで回収している場合があります。
| 問い合わせ先 | 向いている品物 | 確認すること |
|---|---|---|
| 回収協力店(JBRCの協力店検索) | 会員企業製のニカド・ニッケル水素・リチウムイオン電池 | 回収ボックスの場所。目立たない場合はスタッフに声をかける |
| メーカー・購入店・携帯ショップ | 自社製品、スマホ本体・電池・充電器 | 回収の有無と方法 |
| 自治体の清掃担当窓口 | 小型家電ボックスの対象外品、膨張・破損品 | 区分と持ち込み条件 |
持ち込めない・出せないときの選択肢と注意点は?
回収ボックスは、家庭から出たものに限られます。事業活動で出たものは産業廃棄物として扱われ、事業用の電池は家庭向けの回収先に出せません。
電池内蔵の大型品(ポータブル電源など)は、メーカーや自治体の指定方法に従います。小型家電の宅配回収を実施している自治体もあります。
まだ使える充電器は、譲渡や買取という選択肢もあります。
ボックスが使えないときや、不明なときは、自治体の清掃担当窓口に確認します。
よくある失敗は?
次の失敗は、出し方を誤りやすい例です。
失敗しないコツは、出す前に「種類」「電池の有無」「膨張の有無」の3つを確認することです。
- モバイルバッテリーを、普通のごみ袋に入れてしまう
- 電池の金属端子をテープで絶縁せず、そのまま回収ボックスに入れる
- 膨らんだモバイルバッテリーを、回収ボックスに入れる
- ほかの自治体の分別ルールを、自分の住む地域にそのまま当てはめる
- 投入口に入らないものを、無理に押し込む
よくある質問
ケーブルだけなら、小型家電回収ボックスに入れてよいですか?
ボックスの対象品目は自治体ごとに異なります。ケーブル類は不燃ごみとして出せる自治体が多いので、事前に自治体の分別案内で確認してください。
モバイルバッテリーを燃えないごみに出してもいいですか?
いいえ。電池を内蔵する充電器は、可燃ごみ・不燃ごみに出せません。回収協力店か自治体の専用回収先へ出します。
膨らんだモバイルバッテリーはどうすればいいですか?
回収ボックスには入れられません。無理に使い切らず、受付先と条件を電話で確認してから、自治体の窓口や清掃事務所へ持ち込みます。熱を帯びている場合は自治体に相談します。
電池が取り外せないワイヤレス充電器は、分解してもよいですか?
分解はしません。電池が取り外せない製品は、無理に分解せずそのまま出します。出し先は自治体の案内で確認します。
まだ使える充電器は、捨てる前にどうすればよいですか?
譲渡や買取という選択肢があります。電池内蔵の大型品は、メーカーや自治体の指定方法に従ってください。
引っ越しや大掃除でたくさん出る充電器も頼めますか?
エコスマイリーは出張型で、ご自宅などへ全国で伺います。売れる物は買取し、買取できない物の収集運搬・処分は、許可を持つ提携事業者へお取り次ぎします(内容により有料、作業前にお見積り)。電池内蔵の充電器の出し先は、自治体の案内もあわせてご確認ください。