乾電池は何ゴミ?自治体ごとの分け方と店頭回収との違いをまとめて解説
乾電池の何ゴミかは、全国で一律には決まっていません。自治体ごとに燃えないごみ、資源物、危険ごみなど呼び方と出し方が違います。どの区分でも、電池を分けて出す点は共通です。出す前に、プラス極とマイナス極の両方をテープで絶縁します。ボタン電池や充電式電池は、乾電池と別扱いにする自治体が多くあります。店頭の回収に出す方法もあります。
乾電池は結局、何ごみ?
乾電池の何ゴミかは、全国で一律には決まっていません。分別の名前は自治体ごとに違い、全国共通の区分はありません。同じ乾電池でも、燃えないごみとして出す自治体もあれば、資源物として資源の日に集積所で出す自治体もあります。
危険ごみや特定品目など、専用の区分で回収する自治体もあります。電池類としてほかのごみと分け、専用の日に出す自治体もあります。区分の名前は違っても、電池を分けて出すという点は共通しています。どの区分になるかは、住んでいる自治体の分別表で確かめるのが分かれ目になります。
マンションでは、管理組合のルールがある場合があります。その場合は、自治体の案内に加えて、管理組合の決まりにも従ってください。
| 分け方の例 | 出し方の特徴 |
|---|---|
| 燃えないごみ(不燃ごみ) | 燃えないごみとして出す自治体がある |
| 資源物 | 資源の日に集積所で回収する自治体がある |
| 危険ごみ・特定品目 | 専用の区分で回収する自治体がある |
| 電池類(専用の日) | ほかのごみと分け、専用の日に出す自治体もある |
なぜ自治体によって乾電池の出し方が違うのか?
分別の区分や収集の方法は、自治体がそれぞれ定めています。回収の呼び方や頻度、袋の指定も自治体ごとに異なります。そのため、ほかの自治体のルールをそのまま使うと、出し方を間違えることがあります。
例えば、ある自治体では乾電池を燃えないごみとして出し、別の自治体では資源物の集積所に出します。電池を分別して集める際には、専用の日や専用の場所を設ける自治体もあります。
引っ越したときは、前の住所のルールが使えないことがあります。新しい住所の自治体の案内で、もう一度確認してください。
- 自治体の公式サイトで、分別表を「乾電池」の名前で探す
- 分別表に載っていない場合は、清掃担当の窓口に問い合わせる
- マンションなら、管理組合の掲示やルールも確かめる
乾電池を出す前に、まずやることは?
乾電池は、捨てる前に次の準備をします。電池はできるだけ使い切ってから出してください。そのうえで、端子を絶縁します。
電池の端子は金属です。ほかの金属や電池と触れると、ショートすることがあります。ショートすると、発熱、発火、破裂の事故につながるおそれがあります。これが、端子をテープで止める理由です。
コイン形の電池は、ほぼ全面が金属です。そのため、端子だけでなく全体をテープで包みます。ためて保管するときも、端子を絶縁してから分けておきます。電池を袋にまとめて入れると、電池同士が触れて危険になります。
- 電池はできるだけ使い切る
- プラス極とマイナス極の両方に、セロハンテープかビニールテープを貼る
- コイン形やボタン形は、全体をテープで包む
- 保管するときは、絶縁した電池を袋にまとめず分けておく
乾電池はどんな袋に入れて、どこへ出す?
中身が見える透明または半透明の袋に入れて出す自治体が多くあります。ほかの燃えるごみや燃えないごみとは、分けて出す自治体もあります。
出す場所の例は、集積所や、区・市の施設に置かれた回収ボックスです。回収ボックスに入れるときも、端子の絶縁が求められます。出す日や回収施設は自治体ごとに違うので、案内で確かめてください。
出せる日と場所は、自治体が決めています。指定の収集日の朝までに、決められた場所へ出します。決まった日以外に出すと、火災の危険があるため、出してはいけません。
- 透明または半透明の袋を用意する
- 端子を絶縁してから袋に入れる
- 指定の収集日の朝までに、決められた場所へ出す
- 回収ボックスの置き場所と受け付けの決まりを確かめる
店頭回収と自治体回収は、どう違う?
乾電池は、自治体のごみや資源の回収に出すのが基本です。一方で、充電式電池やボタン電池は、店頭の回収が中心になります。対象の電池と出す場所で整理すると、違いが分かりやすくなります。
店頭の回収は、メーカーなどの団体による回収の仕組みです。店頭で回収できる電池は、団体の会員企業の製品に限る場合があります。そのため、お店に持ち込む前に、対象の電池かどうかを確かめてください。
回収協力店は、団体の公式サイトで検索できます。自治体の施設に、店頭と同じような回収缶を置いている場合もあります。どちらに出す場合も、端子をテープで絶縁して入れてください。
- 店頭に出す前に、対象の電池か確かめる
- 回収協力店は団体の公式サイトで探す
- どの場合も、端子をテープで絶縁する
| 電池の種類 | 主な出し先 | ポイント |
|---|---|---|
| 乾電池 | 自治体のごみ・資源の回収 | 自治体の分別表で確認する |
| 小型充電式電池 | 家電量販店などの回収ボックス | リサイクルマークを目印にする |
| ボタン電池 | 時計店・電器店などの回収協力店 | CR・BRの電池が対象外のことがある |
ボタン電池やコイン形電池は乾電池と同じ?
ボタン電池は、乾電池と別の扱いにする自治体が多くあります。自治体が収集しないと案内している電池もあります。腕時計や補聴器などに使われている小さな電池が、この区分に入ります。
ボタン電池は、回収協力店に持ち込む方法が案内されています。一方、型番がCRやBRで始まるコイン形リチウム電池は、乾電池と同じ扱いの自治体があります。判断の分かれ目は、電池の型番です。
ただし、ボタン電池の回収店では、CRやBRの電池が対象外のことがあります。迷うときは、電池の型番を確認してから、自治体の案内と照らし合わせてください。
- 電池の表面にある型番を確かめる
- CRやBRで始まるかを見る
- 自治体の案内と店頭の対象を照らし合わせる
充電式電池やモバイルバッテリーは乾電池と一緒に出せる?
充電して繰り返し使う充電式電池は、使い切りの乾電池とは別のものとして扱います。充電式電池には、ニカド、ニッケル水素、リチウムイオンなどの種類があります。
リサイクルマークのある小型充電式電池は、店頭の回収ボックスに出す方法があります。自治体によっては、充電式電池を専用の区分で収集している場合もあります。
乾電池用の回収ボックスに、充電式電池を入れてはいけない場合があります。モバイルバッテリーは、乾電池とは別の区分で出す自治体が多くあります。
電池が膨らんだり破損したりしたものは、通常の集積所に出せない自治体があります。その場合は、自治体の指定する窓口に持ち込む案内があります。
- 充電式か使い切りかを確かめる
- リサイクルマークの有無を見る
- 膨らみや破損がないかを確かめる
出せない電池や、電池を取り外せない製品はどうする?
自動車やバイクのバッテリーは、自治体が収集しない場合が多くあります。車のバッテリーは、販売店やメーカーに相談するよう案内されています。
電池を取り外せる製品は、電池を外して別に出します。電池を取り外せない小型家電は、別の袋で出す自治体があります。電池を外した本体は、材質や大きさに応じて分別します。
事業所から出た電池は、家庭向けの回収に出せないことが多くあります。事業所の電池は、事業者の責任で処理するのが原則です。分別に迷ったときは、自治体の窓口に問い合わせてください。
- 車やバイクのバッテリーは販売店やメーカーに相談する
- 電池を外せる製品は、電池を外して別に出す
- 事業所の電池は、事業者の責任で処理する
乾電池を出すときに、避けたい失敗は?
避けたいのは、端子をテープで絶縁しないまま袋に入れることです。電池同士が触れると、発熱や発火のおそれがあります。
前の住所のルールのまま出すことも避けます。引っ越し後は、新しい自治体の分別表を確認してください。ボタン電池や充電式電池を、乾電池と同じ袋に入れるのも避けましょう。
決まった日以外に出すことも避けてください。出せる日と場所は自治体で違うため、案内で確かめてから出します。
- 端子をテープで絶縁しないまま袋に入れる
- 前の住所の分別ルールで出す
- 充電式やボタン電池を乾電池と同じ袋に入れる
- 決まった日以外に出す
よくある質問
乾電池は燃えるごみに出してもいい?
区分は自治体ごとに違います。燃えないごみ、資源物、専用の区分などに分かれているため、自治体の分別表で確認してください。
端子をテープで止めないとどうなる?
ショートして発熱、発火、破裂につながるおそれがあります。プラス極とマイナス極の両方を絶縁してから出してください。
ボタン電池は乾電池と同じ袋でいい?
乾電池と別扱いにする自治体が多いです。同じ袋に入れる前に、自治体の案内を確認してください。全体をテープで包み、回収協力店に持ち込む方法もあります。
充電式電池は乾電池と一緒に出せる?
別のものとして扱います。リサイクルマークのある小型充電式電池は、店頭の回収ボックスへ出す方法があります。
膨らんだ電池はどうすればいい?
通常の集積所に出せない自治体があります。自治体の指定する窓口に持ち込む案内があるので、確認してください。
引っ越したら前の住所のルールで出してもいい?
使えないことがあります。新しい住所の自治体の案内で確認してください。