リチウム電池の捨て方は?充電式と使い切りタイプで出し先が違う

リチウム電池の捨て方は、充電式と使い切りタイプで分けます。充電式のリチウムイオン電池は、燃えないごみや可燃ごみに混ぜてはいけません。端子にテープを貼り、回収ボックスか自治体の回収に出します。使い切りタイプ(CR・BRなどのコイン形)は、充電式向けの回収ボックスの対象外です。出し方はお住まいの自治体の案内で確かめてください。

リチウム電池の捨て方の流れリチウム電池の捨て方の流れ1電池の種類を確認2充電式か使い切りか分ける3端子にテープで絶縁4回収ボックスか自治体へ5膨らみ・破損は相談先へ
リチウム電池の捨て方の流れ

リチウム電池とは?充電式と使い切りタイプは何が違う?

「リチウム電池」と呼ばれるものには、2種類あります。充電式のリチウムイオン電池と、使い切りのリチウム一次電池です。リチウムイオン電池は充電して繰り返し使えますが、リチウム一次電池は使い切って終わりです。捨て方が分かれるので、まず種類を確かめましょう。

見分けるには、表示を見ます。リチウムイオン電池には、Li-ionなどの表示やリサイクルマークが付きます。コイン形の電池には、CR・BRなどの型式記号が刻印されています。スマホやモバイルバッテリー、ハンディファンなどには、充電式のリチウムイオン電池が使われています。

  • 電池の表示(Li-ion、リサイクルマーク、型式記号)を見る
  • 充電して使える電池かどうかを確かめる
  • 迷ったら、捨てる前に自治体へ問い合わせる
種類代表的な例見分け方
充電式(リチウムイオン電池)スマホ、モバイルバッテリー、ハンディファンLi-ionなどの表示、リサイクルマーク
使い切り(リチウム一次電池)CR・BRなどのコイン形型式記号(CR・BRなど)

リチウム電池は燃えないごみに出してもいい?なぜ火災につながるの?

充電式のリチウムイオン電池は、燃えないごみや可燃ごみとして捨ててはいけません。自治体によっては、家庭ごみの収集所に出せません。出し方や回収日は自治体ごとに大きく違います。まず自治体のホームページや収集カレンダーで、地域のルールを確かめてください。使い切った電池でも、回収ルートに出す必要があります。

電池の内部には、可燃性の電解液が入っています。そのため、次のような仕組みで発火することがあります。電池にはニッケルやコバルトなどの有用な金属が含まれるため、分別して回収するルートが設けられています。

  • 強い衝撃で内部の仕切りが壊れると、内部ショートで発熱する
  • 収集車の圧縮や処理施設の破砕で、発火することがある
  • 端子が金属や他の電池に触れると、外部ショートで発熱する
  • 誤って捨てられた電池が、収集車や処理施設の火災につながっている

捨てる前に何をすればいい?手順とやってはいけないこと

出す前の準備は、電池を使い切ることと、端子を絶縁することが中心です。使い切りタイプでも、端子の絶縁は念のため行ってください。複数の電池をまとめて出す場合も、1個ずつ絶縁します。

やってはいけないのは、無理な分解と穴あけです。電池を取り外せる製品は、取扱説明書に従って外してから出します。取り外せない製品は、無理に取り出さず製品ごと出すのが基本です。

  • できるだけ電池を使い切る
  • 端子にテープを貼って絶縁し、ショートや発火を防ぐ
  • 電池の種類が確認できる透明なビニールテープを使う(JBRCも推奨している)
  • 充電式電池のリサイクルマークや種類表示を、出す前に確認しておく
  • 電池を取り外せる製品は、取扱説明書に従って外す

充電式のリチウムイオン電池はどこに出せばいい?

充電式のリチウムイオン電池の主な出し先は、回収ボックスと自治体の回収です。家電量販店やホームセンターなどに、小型充電式電池の回収ボックスがあります。公共施設に回収ボックスを置いている自治体もあります。

近くにボックスがないときは、JBRCの検索サービスで協力店や協力自治体を探せます。ボックスが目立たない場所にある場合は、店舗のスタッフに声をかけてください。JBRCの回収対象は、JBRC会員企業が製造した電池です。自治体によっては非会員企業の製品も回収しています。迷ったら自治体に問い合わせてください。

  • 電池が充電式(リチウムイオン)かどうかを確かめる
  • JBRC会員企業の製品かどうかを確かめる(迷ったら自治体へ)
  • 端子をテープで絶縁してから持ち込む
出し先探し方向いている場合
家電量販店・ホームセンターの回収ボックス店頭の回収ボックスを探す(スタッフに聞く)近くに店がある
公共施設の回収ボックス自治体の案内を確認する役所や施設が身近にある
JBRCの検索サービス協力店・協力自治体を検索する近くのボックスが分からない
自治体の回収自治体へ問い合わせる協力店がない、非会員の製品の場合

使い切りタイプ(リチウム一次電池)も同じ出し方でいい?

使い切りタイプのリチウム電池(CR・BRなどのコイン形)は、JBRCの回収対象外です。充電式向けの回収ボックスには入れないでください。乾電池やボタン電池も、JBRCの回収対象外です。

使い切りタイプは、自治体の電池回収ボックスで受け付けている例があります。ただし出し方は自治体ごとに異なります。お住まいの自治体の案内で確かめてください。使い切りタイプでも、端子の絶縁は念のため行います。

  • 型式記号(CR・BRなど)を見て、使い切りタイプかどうかを確かめる
  • 充電式向けのボックスに入れていないか確かめる
  • 自治体の電池回収の案内を見る

膨らんだ・壊れたリチウムイオン電池はどうする?

電池が膨らむのは、内部でガスが発生しているサインです。発火の前兆になりうるため、一般の回収ボックスには出さないでください。膨張や破損した電池は、一般の回収ボックスでは受け付けていません。

まず、使用と充電を中止します。自治体、購入店、メーカーなどに相談して、指示を受けてください。相談までの保管は、次のように行います。

  • 電極をテープで絶縁する
  • 他の電池や燃えやすいものから離す
  • 金属鍋などの不燃性の容器に入れる
  • 高温になる場所や直射日光の当たる場所に置かない
  • 強い衝撃や圧力を加えない
  • 膨らみを押しつぶしたり、穴をあけたりしない

電池を取り外せない製品(モバイルバッテリー・ハンディファンなど)はどうする?

電池が内蔵された製品は、分解せずに製品ごと出すのが基本です。無理に電池を取り出さないでください。市役所や家電量販店などに、小型家電リサイクルボックスがあります。

スマホへの充電が主な機能のモバイルバッテリーは、本体のまま回収されます。電池を外せる製品は、取扱説明書に従って外し、端子を絶縁してから出します。内蔵式の一部は、利用者自身では取り外せません。その場合は、メーカーや自治体に出し方を問い合わせてください。

製品の種類電池の扱い出し方
モバイルバッテリー(スマホ充電が主な機能)本体に内蔵されている本体のまま回収される
電池を外せる製品取扱説明書に従って外す外して端子を絶縁し、出す
利用者が外せない内蔵式の製品利用者では取り外せないメーカーか自治体に問い合わせる

会社やお店で出たリチウム電池も家庭と同じ捨て方?

事業活動で出たリチウム電池は、家庭と同じ捨て方にはなりません。産業廃棄物として扱うため、家庭向けの一般廃棄物の回収には出せません。自治体の電池回収の対象外でもあります。

産業廃棄物は、許可を持つ専門の処理業者に委託します。車載用・定置用などの大型電池は、専門業者によるリサイクルが必要です。大型・産業用の電池は、家庭向けの回収には出せません。家庭で使った電池か、仕事で出た電池かで、出し方が変わります。

  • 家庭から出たものか、事業で出たものかを分ける
  • 大型・産業用の電池は、専門業者に相談する

よくある失敗は?

リチウム電池の捨て方でよくある失敗は、次のようなものです。どれも、捨てる前に電池の種類を確かめ、自治体の案内を見ることで防ぎやすくなります。

  • 充電式の電池を燃えないごみに混ぜて出す(火災の原因になる)
  • 端子をテープで絶縁せず、まとめて袋に入れる(ショートの原因になる)
  • 使い切りタイプを、充電式向けの回収ボックスに入れる(対象外)
  • 膨らんだ電池を、そのまま一般の回収ボックスに出す(受け付けない)
  • 製品から無理に電池を取り出す(やってはいけない)
  • 事業で出た電池を、家庭向けの回収に出す(対象外)

よくある質問

リチウム電池は燃えないごみに出していい?

充電式のリチウムイオン電池は、燃えないごみや可燃ごみに出してはいけません。出し方は自治体ごとに違うので、お住まいの自治体の案内を確かめてください。

使い切ったリチウム電池も、回収ボックスに出す?

使い切った電池でも、回収ルートに出す必要があります。使い切りタイプ(CR・BRなど)は、充電式向けのボックスの対象外です。

端子はどうすればいい?

端子にテープを貼って絶縁し、ショートや発火を防ぎます。使い切りタイプでも念のため行ってください。

電池が膨らんでしまったら?

使用と充電を中止し、自治体、購入店、メーカーなどに相談してください。一般の回収ボックスには出さないでください。

モバイルバッテリーは電池を外して出すの?

電池が外せない製品は、分解せずに製品ごと出すのが基本です。電池を外せる製品は、取扱説明書に従って外し、端子を絶縁して出します。

近くに回収ボックスがないときは?

JBRCの検索サービスで協力店や協力自治体を探せます。近くに協力店がなければ、お住まいの自治体に問い合わせてください。

運び出しや片付けの相談はこちら(エコスマイリー)

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捨てる前に、買取査定という選択肢があります

粗大ごみに出す前や、回収を頼む前に一度ご確認ください。 家具・家電・不用品の中に、値段が付く物が混ざっていることがあります。 査定額を見てから、売るか手放すかを決められます。出張費・査定費・キャンセル料は0円です。

買取できない物の回収は、許可を持つ提携事業者へお取り次ぎします。 内容により有料になる場合があり、料金は作業前に必ずお見積りをご提示します。

送信いただいた内容は査定のご連絡にのみ使用します。 運営:株式会社LINKBANK/古物商許可 埼玉県公安委員会 第431270050713号