マットレスの処分方法は?コイルの有無で決まる粗大ごみや業者の選び方
マットレスの処分方法は、まずコイル(スプリング)の有無で決まります。ノンコイルは、多くの自治体で粗大ごみとして出せます。コイル入りは、別扱いや回収対象外になる自治体があります。お住まいの自治体のルールを確認してください。自力で運べない場合は、許可を持つ業者への依頼も選べます。買い替え時は、販売店の引き取りが使えることもあります。
マットレスは何ごみ?まず確認することは?
マットレスは大きく重いため、多くの自治体で粗大ごみとして扱われます。処分方法を決める最初の分かれ目は、コイル(スプリング)が入っているかどうかです。
分別区分やサイズの基準は、自治体ごとに違います。お住まいの自治体の案内を確認してください。横浜市のように、品目をスプリングの有無で分けて受け付ける自治体もあります。
ノンコイルなら粗大ごみで出せる場合が多く、コイル入りなら回収の可否を先に確認します。
- コイル入りかどうかを確かめる
- お住まいの自治体のごみ区分を調べる
- サイズと申し込み方法を確認する
コイル入りかどうかは、どう見分ける?
家では、重さ・曲げやすさ・表示の順に見ると判断しやすくなります。
側面の品質表示タグや購入時の品名に、素材や構造が書かれていることが多いです。「ポケットコイル」「ボンネルコイル」とあればコイル入りと判断できます。「ウレタンフォーム」「ファイバー」「ラテックス」はノンコイルにあたります。
三つ折りや四つ折りにできる薄手のものは、布団に近い扱いになる自治体があります。
| 見分け方 | ノンコイル | コイル入り |
|---|---|---|
| 重さ | 比較的軽い | 内部の金属のぶん重い |
| 曲げやすさ | 端を持つと曲がる、折りたためるものが多い | 厚みがあり、力をかけてもほとんど曲がらない |
| 表示 | ウレタンフォーム、ファイバー、ラテックス | ポケットコイル、ボンネルコイル |
粗大ごみで出すには、どんな手順になる?
自治体の粗大ごみの流れは、おおむね次のとおりです。申し込みから収集までは1〜2週間ほどかかることがあるため、すぐに処分したい場合には向きません。
低反発・高反発のマットレスは広がりやすいため、紐でまとめると出しやすくなります。
高齢の方や体の不自由な方向けに、家の中からの運び出しを支援する自治体もあります。申し込み時に相談してみてください。
- 電話かインターネットで申し込み、収集日と料金を確認する
- コンビニやスーパーなどで粗大ごみ処理券(シール)を買い、品物に貼る
- 指定された日の指定場所に、自分で運び出して出す
コイル入りが粗大ごみで出せないときは、どうする?
コイル入りは「適正処理困難物」とされ、通常の粗大ごみとして回収されない自治体があります。回収する自治体でも、通常の粗大ごみとは別の区分や料金になることがあります。
市のごみ処理施設へ自分で持ち込む方法もあります。回収日を待たずに、都合のよい日に処分できます。手数料は重量で決まる施設が多く、粗大ごみの回収より安く済むことがあります。
ただし、受付時間が決まっていたり、事前予約が必要だったりする施設があります。マットレスを積める車と、積み下ろしの人手も自分で用意する必要があります。
コイル入りを受け入れるかどうかは施設によって違います。持ち込む前に、電話などで確かめてから動いてください。
回収されない場合の選択肢は次のとおりです。
- 販売店の引き取りを使う
- 不用品回収業者などに頼む
- 市のごみ処理施設へ自分で持ち込む(事前に受け入れ可否と受付時間を確認)
解体して普通ごみに出すことはできる?
ノンコイルは、ごみ袋に入る大きさに切れば、普通ごみに出せる場合があります。ただし、切る大きさや分別区分は自治体ごとに決まっているため、ルールの確認が前提になります。
コイル入りの解体は、工具と体力が必要で時間もかかります。コイルは金属でけがをするおそれがあるため、注意が必要です。
解体しても、粗大ごみの1つとして数える自治体があります。素材の分別を誤ると、回収されないおそれがあります。解体して分けるよう求める自治体もありますが、自力での解体は負担が大きいと考えてください。
買い替え・売却・譲渡という手放し方もある?
処分以外にも、マットレスを手放す方法があります。状況によって向き不向きが違います。
- 売却を考えるなら、汚れやシミがないほうが引き取られやすい
| 方法 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 買い替え時の販売店引き取り | 新品を買うときに同時に手放したい人 | 無料の店も有料の店もあり、同種・同数などの条件がつく場合がある |
| リサイクルショップやフリマアプリ | 状態が良いものを売りたい人 | 寝具は中古で敬遠されやすく、売れにくいことがある |
| 知人や友人への譲渡 | 引き取り手がいる人 | きれいにしてから渡し、運搬の手配も考える |
| 引越し業者の引き取り | 引越しと同時に手放したい人 | 見積もりの段階で対応可否を確認する |
自宅まで取りに来てもらうなら、業者はどう選ぶ?
業者に頼むと、部屋からの搬出まで任せられ、日時の相談もしやすくなります。一方で、自治体の粗大ごみより費用は高くなる傾向があるため、事前の見積もりが大切です。
家庭から出るごみの収集には、一般廃棄物収集運搬業の許可などが関わります。違法な業者に頼むと、不法投棄などのトラブルにつながるおそれがあります。
料金や追加費用の説明が曖昧な業者は避け、説明がはっきりしている業者と比べてください。
- 許可の有無を依頼前に確認する
- 同じ条件で2〜3社から見積もりを取り、費用と対応を比べる
- 料金と追加費用の説明を、見積もりで確認する
- 見積もりを出さない業者は避ける
処分前に気をつけることは?
見落としやすい実務上の注意点は次のとおりです。
- 玄関・階段・エレベーターなど、搬出経路を事前に確かめる
- 重いマットレスは一人で運ばず、人手を確保する
- 集合住宅では、共用部の通行や作業に配慮する
- 処理券の貼り忘れや、収集日時の間違いがないよう申し込み内容を確認する
- 引越しや買い替えの予定がある場合は、日程に余裕を持って手続きする
起こりやすい失敗と対策は?
コイル入りかどうかを確かめずに申し込むと、回収されないことがあります。対策は、申し込み前に自治体の対象品目を確かめることです。
処理券を貼り忘れると、収集されないことがあります。対策は、出す前に貼る場所と枚数を確認することです。
許可を確かめずに業者へ頼むと、不法投棄などのトラブルにつながるおそれがあります。対策は、依頼前に許可の有無と見積もり内容を確認することです。
自己判断で解体して素材の分別を誤ると、回収されないおそれがあります。対策は、解体する前に自治体のルールを確認することです。
よくある質問
マットレスの処分方法を考えるとき、まず何を確認すればいいですか?
コイル(スプリング)が入っているかと、お住まいの自治体の粗大ごみのルールです。この2つで処分の方法が決まります。
コイル入りのマットレスも粗大ごみで出せますか?
自治体によって異なります。回収対象外や別扱いになることがあるため、申し込み前に自治体の案内か窓口で確かめてください。
粗大ごみに申し込んでから収集されるまで、どのくらいかかりますか?
1〜2週間ほどかかることがあります。すぐに処分したい場合は、別の方法を検討してください。
業者に頼むと、粗大ごみよりどのくらい高くなりますか?
自治体の粗大ごみより費用が高くなる傾向があります。金額は業者によって違うため、同じ条件で2〜3社から見積もりを取って比べてください。
ノンコイルのマットレスは、解体すれば普通ごみで出せますか?
ごみ袋に入る大きさに切れば、普通ごみに出せる場合があります。切り方や分別は自治体のルールに従ってください。
エコスマイリーに頼むこともできますか?
ご自宅に伺います。売れる物は買取の査定をします(値が付かない場合もあります)。買取できない物の収集運搬・処分は、許可を持つ提携事業者へお取り次ぎします。料金は作業の前にお見積りします。