ペットボトルは何ゴミ?多くの自治体で資源、キャップとラベルは外して出す
ペットボトルは、多くの自治体で「資源」として出します。可燃ごみや不燃ごみではありません。PETマークのあるボトルだけをまとめ、キャップとラベルは外して、中を軽くすすいでから出します。出し先と収集日は自治体で違います。お住まいの市区町村の案内で最終確認してください。
ペットボトルは何ゴミに出せばいい?
多くの自治体では、ペットボトルは「資源」として分けて回収されています。燃えるごみや燃えないごみには入れません。ただし、資源の名称や収集の方法は自治体ごとに違います。先にお住まいの地域のルールを確認しましょう。
飲料缶やびんと同じ資源の仲間として扱う自治体が多いです。資源は、燃えるごみや燃えないごみとは別の日に集められます。基本は、ペットボトルだけをまとめて出すことです。ほかのごみを入れたり混ぜたりしないようにしてください。
例えば、清涼飲料の空きボトルは資源として出します。判断の分かれ目は、まず識別マークがあるかどうかです。マークがあれば資源、マークがなければ別の区分を確認します。
- ボトルに識別マークがあるか見る
- 自治体の資源の名称と収集方法を確認する
- ほかのごみを混ぜていないか確かめる
ペットボトルかどうかはどう見分ける?
識別マークは、三角形の矢印の中に「1」と「PET」と書かれたマークです。このマークが付いたボトルが、ペットボトルとして出せるものです。
対象になるのは、清涼飲料、酒類、しょうゆ、みりん、酢などの容器です。ノンオイルドレッシングやめんつゆの容器も対象に含まれます。
一方、洗剤やシャンプーの容器は、形が似ていてもペットボトルではありません。食用油の容器は、対象外とする自治体があります。迷ったら、まずマークの有無を確認しましょう。
- 矢印の中に1とPETのマークがあるか確かめる
- 洗剤やシャンプーの容器でないか確かめる
- 食用油の容器は自治体の案内で確認する
| 見分けるポイント | 出し方の目安 |
|---|---|
| 矢印の中に1とPETのマークがある | ペットボトルとして資源に出す |
| マークはないプラスチック容器 | プラスチック資源などの別区分に出す |
| 洗剤やシャンプーの容器 | ペットボトルではない。区分は自治体の案内で確認 |
| 食用油の容器 | 対象外とする自治体がある。案内で確認 |
キャップとラベルはどうする?
キャップとラベルは、外してから出すのが多くの自治体の決まりです。ペットボトル本体、キャップ、ラベルは素材が違うからです。
プラスチック製のキャップは、プラスチック資源などに出す自治体が多いです。プラスチック製のラベルも、プラスチック資源などに出す自治体が多いです。紙などプラスチック以外のラベルは、可燃ごみに出す自治体があります。キャップを専用の回収箱に入れる自治体もあります。
はがしにくいラベルは、無理にはがさなくてよいとする自治体があります。ラベルを外さなくてよい自治体もあるので、地域の案内で確認してください。
- キャップとラベルを外す
- プラスチック製かどうかを見る
- 紙のラベルの扱いは自治体の案内で確認する
| 部品 | 出し先の目安(自治体で異なる) |
|---|---|
| 本体 | 資源(ペットボトル) |
| プラスチック製のキャップ | プラスチック資源などに出す自治体が多い。専用回収箱の自治体もある |
| プラスチック製のラベル | プラスチック資源などに出す自治体が多い |
| 紙などのラベル | 可燃ごみに出す自治体がある |
出す前の準備は?洗う・つぶす・袋はどうする?
出す前の準備は、順番に行うと迷いにくいです。
中身は空にして、水で軽くすすぎます。洗剤で念入りに洗う必要はありません。つぶして出すよう求める自治体が多いですが、つぶすかどうかは地域で異なります。
袋に入れる場合は、中身の見える透明または半透明の袋を使う自治体が多いです。指定袋を使う自治体もあります。回収拠点のボックスには、袋に入れず直接入れる場合があります。判断の分かれ目は、ステーションに袋で出すのか、ボックスに直接入れるのかです。
- 中身を空にする
- キャップとラベルを外す
- 水で軽くすすぐ(洗剤で念入りに洗う必要はない)
- つぶすかどうかは自治体の案内に従う
- 袋の種類は地域の決まりに合わせる
なぜ手間をかけて分けるの?
ペットボトルは再資源化され、ペットボトルや繊維、シートなどに生まれ変わります。素材ごとに、再生後に向いている製品が違います。
異なる素材が混ざると、再生の質が下がります。キャップやラベルを外すのは、このためです。飲み残しがわずかでも、再資源化に影響する場合があります。
汚れがひどいと、再生品の品質を下げるおそれがあります。リサイクルの工程では、主に水洗いで汚れを落としています。だから、出す前の軽いすすぎが大切です。分別回収は、ごみの量を減らすことにもつながります。
- すすぐ
- キャップとラベルを外す
- ほかの素材と混ぜず、分けて出す
汚れて洗えないペットボトルや、異物入りはどうする?
汚れや異物が取れないペットボトルは、資源にできないことがあります。その場合は、可燃ごみとして出す自治体があります。
判断の分かれ目は、水で落ちるかどうかです。油やソースが付いて水で落ちない容器は、リサイクルの対象になりません。中に固形物が残って取れないときも、資源に出せない場合があります。
注意してほしいのは、刃物やスプレー缶をペットボトルに混ぜて出してはいけないことです。リチウムイオン電池が混ざると、ごみ処理施設の火災につながります。選別は手作業で行われるため、刃物や注射針が混ざると作業員の危険になります。出し先は自治体の案内で確認してください。
- 水で落ちる汚れかを確認する
- 中に固形物が残っていないか見る
- 刃物・スプレー缶・電池を混ぜていないか確かめる
- 出し先を自治体の案内で確認する
どこに・いつ出せばいい?
主な出し方は2つです。1つ目は、地域の資源ステーションに出す方法で、これが基本です。2つ目は、スーパーや区役所などの回収ボックスに出す方法です。回収ボックスを置いている自治体があります。
回収ボックスは、営業時間内ならいつでも出せることが多いです。資源ステーションは、収集日が地域ごとに決まっています。収集頻度は、週1回の自治体もあれば、月2回の自治体もあります。
収集日の朝に出すのが基本で、前日の夜に出すことは避けましょう。朝8時までなど、出す時間帯が決まっている自治体が多いです。収集日と時間は、自治体のごみカレンダーなどで調べられます。
- 自治体のごみカレンダーで収集日を確認する
- 収集日の朝、決まった時間までに出す
- 前日の夜には出さない
自治体によってルールが違うのはなぜ?確認はどうする?
ごみの分け方や出し方は、自治体ごとに決められています。キャップやラベルの出し先、つぶすかどうか、袋の種類も自治体で異なります。
以前の住まいのルールが、今の地域でも通じるとは限りません。引っ越したときは、新しい地域のルールを確認し直しましょう。
確認は、自治体のホームページで地域のルールを見るのが基本です。分別辞典やアプリ、問い合わせ窓口でも調べられます。識別マークの有無は、全国共通の目安になります。
- 自治体のホームページで分け方を見る
- 分別辞典やアプリで品目を調べる
- 迷ったら問い合わせ窓口に聞く
- 引っ越した後は新しい地域のルールを確認し直す
よくある失敗は?
失敗しやすいのは、キャップやラベルを付けたまま出すことです。外さずに出すと、素材が混ざって再生の質が下がるおそれがあります。
次に多いのは、洗剤の容器をペットボトルと思い込んで資源に出すことです。形が似ていても、洗剤やシャンプーの容器はペットボトルではありません。
もう一つは、前日の夜に出すことです。収集日の朝に出すのが基本です。刃物やスプレー缶を混ぜることも、作業員の危険につながるので避けてください。
- キャップとラベルを外したか確かめる
- 洗剤やシャンプーの容器を混ぜていないか確かめる
- 前日の夜に出していないか確かめる
よくある質問
ペットボトルは燃えるごみに出してもいいですか?
多くの自治体では、ペットボトルは資源として分けて集めています。燃えるごみに入れる前に、地域の案内を確認してください。
キャップはつけたまま出してもいいですか?
多くの自治体では、キャップとラベルは外してから出します。出し先は自治体で異なるため、案内で確認してください。
ペットボトルは洗剤で洗わないといけませんか?
洗剤で念入りに洗う必要はなく、軽く水ですすげばよいとされています。
つぶさずに出してもいいですか?
つぶして出すよう求める自治体が多いです。つぶすかどうかは地域で異なるため、案内に従ってください。
ボトルに少し中身が残っていたらどうしますか?
中身は空にして、軽くすすいでから出します。飲み残しがわずかでも再資源化に影響する場合があるため、すすぎを忘れないようにしましょう。
洗剤の容器も資源に出せますか?
洗剤やシャンプーの容器は、形が似ていてもペットボトルではありません。区分は、お住まいの自治体の案内で確認してください。
回収ボックスには袋に入れて出していいですか?
回収拠点のボックスには、袋に入れず直接入れる場合があります。ボックスの表示や案内に従ってください。
引っ越したら、ルールはどう確認すればいいですか?
新しい地域の自治体のホームページ、分別辞典やアプリ、問い合わせ窓口で確認し直してください。