電話機の捨て方は?固定電話は小型家電として自治体の回収に出す
電話機の捨て方の基本は、小型家電として市町村の回収ボックスや収集日に出すことです。ただし回収する品目や出し方は市町村ごとに違うため、まずお住まいの自治体のルールを確認してください。出す前に電池を外し、個人情報を消去しておきましょう。
電話機は燃えるごみで捨ててもいいの?
燃えるごみで出してよいかは、決めつけず自治体のルールを確認するのが先です。電話機は小型家電リサイクル法の制度対象品目に含まれ、小型家電として資源回収に出すのが基本です。市町村によっては粗大ごみや不燃ごみとして出す場合もあります。
市町村は、制度対象品目の中から回収する品目を選んでいます。そのため、全ての市町村が全品目を回収しているわけではありません。電話機の捨て方で迷ったら、結論を急がず、次の順で確かめてください。
- 市町村の公式サイトで、電話機が小型家電の回収対象か確認する
- 対象かどうか分からなければ、市町村の担当窓口に問い合わせる
- 燃えるごみに出す前に、粗大ごみや不燃ごみの扱いも確認する
固定電話は「小型家電」に当たる?対象になる範囲は?
固定電話は、小型家電リサイクル法の対象品目「電話機、ファクシミリ装置その他の有線通信機械器具」に入ります。携帯電話端末やPHS端末も対象品目に含まれます。
ACアダプターやコード類などの付属品も、小型家電として一緒に出せます。テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、小型家電の対象外です。これらは家電4品目と呼ばれ、家電リサイクル法の対象になります。
| 品目 | 小型家電の対象か |
|---|---|
| 電話機(ファクシミリ装置を含む有線通信機械器具) | 対象 |
| 携帯電話端末・PHS端末 | 対象 |
| ケーブル・充電器などの付属品 | ほぼ全て対象 |
| テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機 | 対象外(家電4品目) |
電話機の主な出し方にはどんな種類がある?
電話機を手放す方法は、大きく分けて回収に出す方法と、再利用する方法があります。方法ごとに手間が違うため、電話機の状態や数量に合わせて選びます。
判断の分かれ目は、電話機が使えるかどうかです。壊れて使えないものは資源回収に出すのが基本です。まだ動くものは、リユースショップやフリマで手放せます。
- 状態:使えるか、壊れているか
- 数量:一台か、まとめて何台あるか
- 大きさ:回収ボックスの投入口に入るか
- 手間:持ち込みや宅配など、どの方法が合うか
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| 公共施設の回収ボックス | 無料で予約不要。投入口に入る大きさのものだけ |
| 市町村の収集日に出す | 決まった日に小型家電として出す(市町村による) |
| 小型家電の宅配回収 | 段ボール箱に詰めて自宅で引き取りを待つ |
| 家電量販店の回収・下取り | 店によっては扱いがある |
| リユースショップ・フリマ | まだ使える電話機の手放し方 |
回収ボックスの手順と、入らない電話機の扱いは?
回収ボックスは、市役所、支所、市民センターなどに設置されています。投入は基本的に無料で、予約も要りません。持ち込めるのは、各施設の開庁・営業時間内に限られます。
投入口に入らないものは、ボックスには出せません。粗大ごみなど市町村の指定方法で出します。窓口や清掃施設への直接持ち込みを受け付ける市町村もあります。電池が外せない製品は、ボックスに出せない市町村や、専用の回収容器に出す市町村があります。充電式電池が外せない製品は、発火の危険があるため特に注意してください。
- 市町村の公式サイトで、設置場所と投入口の大きさを確認する
- 施設の開庁・営業時間内に持ち込む
- 電池を本体から外す
- 個人情報を消去してから投入する
- 入らない場合や電池が外せない場合は、市町村の窓口に出し方を聞く
電話機を捨てる前にやっておくことは?
出す前の準備は、電池の取り外し、個人情報の消去、付属品の扱いの3つです。例えば、留守番電話の録音や着信履歴、電話帳が残ったまま出すと、個人の情報が残ってしまいます。
取り外した電池類は、市町村の指定する区分で出します。回収ボックスに入れた小型家電は返却してもらえないため、消去は投入前に済ませてください。
- 電池やバッテリーを本体から外す
- 着信履歴、電話帳、留守番電話の録音、メモリ内のデータを削除する
- ACアダプターやコード類は小型家電として一緒に出す
- 出す前に、自治体が定める対象品目かを確認する
宅配便で電話機を回収してもらうことはできる?
小型家電の宅配回収は、インターネットなどで申し込めます。手持ちの段ボール箱に詰めて、自宅で引き取りを待つ形式が多いです。
利用する前に、箱の大きさと重さに上限があることを確かめてください。パソコンを含めると料金が無料になる場合もあります。宅配回収は、小型家電の認定事業者が行うものを選ぶと安心です。データ消去のサービスを用意している事業者もあります。
- 箱の大きさ(縦・横・高さの合計)の上限を確かめる
- 箱の重さの上限を確かめる
- 小型家電の認定事業者かを確かめる
- データ消去のサービスがあるかを確かめる
まだ使える電話機は売ったり譲ったりできる?
処分ではなく、再利用の選択肢もあります。リユースショップやフリマを利用できるほか、買い替え時の下取りサービスを使える場合もあります。
ただし、機種が古い、または故障していると、下取りや買取の対象外になることがあります。売る前に個人情報とデータを消去し、付属品がそろっていると手続きがスムーズになりやすいです。自宅に伺って現物を見て査定する出張買取という方法もあります。
- 個人情報とデータを消去する
- 付属品(ACアダプターやコード類)をそろえる
- 機種が新しいか、動くかを確かめる
会社・店舗で使っていた電話機はどう処分する?
家庭用と事業用では、扱いが分かれます。市町村の小型家電回収は、家庭から出たものが対象です。事業所から出る電話機は、回収ボックスに持ち込めません。
事業活動で出た不要品は、事業系の廃棄物として扱われます。事業用の電話機は、産業廃棄物として処分する必要があります。処分方法は、市町村や廃棄物の担当窓口に確認してください。
- 家庭から出たものか、事業所から出たものかを分ける
- 事業用なら、市町村や廃棄物の担当窓口に処分方法を確認する
よくある失敗は?
電話機の捨て方でよくある失敗は、確認せずに燃えるごみで出してしまうことです。ほかにも、電池を付けたまま出す、投入口に入らないものを無理に入れる、個人情報を消さずに手放す、といった失敗があります。
- 自治体のルールを確かめずに、燃えるごみで出す
- 電池を本体に付けたまま出す
- 投入口に入らないのに、無理に回収ボックスへ入れる
- 個人情報を消さずに手放す
- 事業用の電話機を家庭用の回収ボックスに入れる
よくある質問
電話機は燃えるごみで捨てても大丈夫?
まずお住まいの市町村のルールを確認してください。電話機は小型家電として出すのが基本です。
電話機本体だけ出せばいい?
ACアダプターやコード類は、小型家電として一緒に出せます。電池は本体から外してください。
電池が外せない電話機はどうすればいい?
ボックスに出せない市町村や、専用の回収容器に出す市町村があります。市町村の窓口に確認してください。
回収ボックスに入れた電話機は返してもらえる?
返却してもらえません。個人情報は投入前に消去してください。
壊れた電話機は売れる?
壊れて使えないものは、下取りや売却の対象外になることがあります。資源回収に出すのが基本です。
会社で使っていた電話機は家庭用のボックスに出せる?
事業所から出たものは回収ボックスに持ち込めません。事業用の電話機は、産業廃棄物として処分する必要があります。