しめ縄の捨て方は?家庭ごみで出す方法と神社でお焚き上げする方法
しめ縄の捨て方は、自治体の分別ルールを守れば家庭ごみで出して問題ありません。ごみに出しても罰が当たることや、縁起が悪くなることはないと言われています。気持ちの面で気になる場合は、塩で清めて白い紙に包むか、どんど焼きや神社の納札所に納めると丁寧に手放せます。
しめ縄はそのままごみに捨てても大丈夫?
結論から言うと、しめ縄は分別ルールを守れば家庭ごみとして出して問題ありません。多くの自治体で、しめ縄やしめ飾りは一般の家庭ごみとして収集されています。
ごみに出したからといって、罰が当たるとか縁起が悪くなるとは言われていません。
ただし、しめ縄は神聖な場所を示す縁起物です。本来は火で焚き上げて送るのが丁寧な考え方とされています。そこで、気になる人向けに、後で紹介する丁寧な方法もあります。
- お住まいの自治体の分別表で、しめ縄の扱いを確認してから出す
- 玄関に飾った正月のしめ飾りを、自治体の案内に沿って家庭ごみとして出す
- ルールが分からない場合は、出す前に自治体へ問い合わせる
しめ縄の捨て方にはどんな方法がある?
主な方法は、自治体のごみに出す、神社の納札所に返納する、どんど焼きで焚き上げてもらう、の3つです。不用品回収業者に頼む方法もあり、ほかの正月飾りとまとめて出せます。
近くに受け付ける神社がない場合は、自治体のごみで問題ありません。どの方法を選んでも、感謝して手放す気持ちが大切とされています。
- 時間がない、手軽さを優先したい:自治体のごみ
- 日程に合うなら気持ちを込めて手放したい:どんど焼き
- どんど焼きに行けない:神社の納札所
| 方法 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 自治体のごみに出す | 手軽に済ませたい人 | 時期を選ばないが、分別と指定袋を事前に確認する |
| 神社の納札所に返納 | どんど焼きに行けない人 | 受け付けない神社もあるため、受付期間も確認する |
| どんど焼きで焚き上げ | 丁寧に手放したい人 | 小正月ごろの行事で、日程が限られる |
| 不用品回収業者に頼む | ほかの正月飾りもまとめて出したい人 | 依頼する前に、引き取りの内容を確認する |
自治体のごみに出すには、どんな手順で分別する?
家庭ごみで出す場合は、次の順番で準備すると迷いにくくなります。分別方法や指定袋は自治体で異なるため、出す前に自治体の案内で確認してください。
藁や紙でできた本体は、多くの自治体で燃えるごみになります。大きなものは粗大ごみの扱いになる場合があります。
本体は燃えるごみの袋に入れ、金属の金具は外して自治体のルールに従って出します。
- 飾りを外す
- プラスチックの橙や造花は、素材に合わせて分別する
- 針金や金具、水引の芯などの金属部品は取り外す
- 気持ちが気になる人は、塩を振って清める
- 清めたあとは、白い紙や半紙に包む。紙がなければ新聞紙で代用できる
- ほかのごみとは分けて、別の袋に入れて出す
神社の納札所に返納するときの注意点は?
納札所(古札納所)は、古いお札やお守りを納める場所です。正月飾りも受け付ける神社があり、納めたものは後日まとめてお焚き上げされます。
正月飾りを受け付けない神社もあるため、事前に確認してください。受付の時期や期間も、神社ごとに決まっています。
特別な正月飾りを授かった場合は、授かった寺社に返す考え方があります。
- 正月飾りを受け付けているか
- 受付の時期と期間
- 料金やお賽銭を添える必要があるか
- プラスチックや金属は外してから納める
- 受け付けない神社なら、自治体のごみに切り替える
どんど焼きにはいつ、どう持ち込む?
どんど焼きは、小正月の1月15日ごろに行われる火祭りです。正月飾りを焚き上げ、煙とともに歳神様を見送る意味があります。しめ飾りのほか、書き初めや古いお守りも焚き上げられます。
呼び名は地域によって違い、左義長、どんと焼き、鬼火焚きなどと呼ばれます。行わない地域もあるため、神社や地域の案内で日程を確認してください。
1月15日の行事に参加できない場合は、神社の納札所か自治体のごみで処分します。
- プラスチックや金属は外して、分別して持参する
- 持ち込める期限は会場ごとに違うため、行事の当日までなどを確認する
- 餅や団子を焼いて食べる習わしがある地域もある
しめ縄はいつ外して、いつ処分する?
正月のしめ飾りは、松の内が明けてから外すのが目安です。松の内は、関東では1月7日まで、関西では1月15日までが一般的です。地域や家庭の習わしに合わせて外せばよく、処分する日に厳密な決まりはありません。
神棚のしめ縄は、年末の大掃除のころに新しいものと交換します。古いしめ縄も、正月飾りと同じ方法で処分できます。
一年中しめ飾りを飾る伊勢地方のような例外もあるため、地域の習わしも確かめてください。
| 種類 | 外す時期の目安 | 処分の方法 |
|---|---|---|
| 正月のしめ飾り | 松の内が明けてから(松の内は関東が1月7日まで、関西が1月15日まで) | どんど焼き・納札所・自治体のごみ |
| 神棚のしめ縄 | 年末の大掃除のころ | 正月飾りと同じ方法 |
しめ縄を庭で燃やしてもいい?避けたい行動は?
次の3つは避けてください。
庭で燃やすと、プラスチックや針金が混じっていた場合に有害物質が出るおそれがあります。金属は燃え残り、神社側の処理の手間になります。橙などの生ものも燃え残りやすいです。
ビニール製の飾りが混じったまま庭で燃やすと、有害な煙が出るおそれがあります。
分別せずに出すと、収集されず残されることもあります。
- 自宅の庭でお焚き上げのように燃やす
- お焚き上げを受け付けない神社に、置いて帰る
- プラスチックや金属を分けずに出す
しめ縄の処分を忘れたら、今からでも大丈夫?
処分を忘れても、気づいた時点で処分すれば大丈夫です。遅れたからといって、幸せを逃す・罰が当たるという言い伝えはありません。
あまりに長く飾ったままにすると、だらしない印象を与えます。気づいたら外しましょう。
しめ飾りは毎年新しいものに替えるのが習わしです。新しい藁で神様を迎える考え方があり、使い回しは避けるのが望ましいとされています。インテリアとして飾り続ける場合は、湿気やカビ、虫に注意して保管してください。
- どんど焼きに間に合う:どんど焼きで処分する
- どんど焼きに間に合わない:納札所か自治体のごみで処分する
- 使い回しはせず、新しいものに替える
門松や鏡餅など、ほかの正月飾りはどう手放す?
門松も、松の内が明けたらどんど焼きや神社への返納で手放せます。金具やプラスチックが付いている場合は、外して分別してください。
鏡餅は、鏡開きの日に食べるのが一般的です。鏡開きは、関東では1月11日ごろ、関西では1月15日ごろが多いです。
破魔矢は、新しい破魔矢を授かったら古いものを納めます。お札やお守りは、授かった神社の納札所に返すのが基本です。神棚のお札は、年末に新しいものと交換して古いものを納めます。
よくある質問
しめ縄は家庭ごみで出してもいいですか?
分別ルールを守れば、多くの自治体で家庭ごみとして出せます。出す前に、お住まいの自治体の分別表で確認してください。
しめ縄の捨て方は、家庭ごみと神社のお焚き上げのどちらがいいですか?
どちらでも問題ありません。手軽さを優先するなら家庭ごみ、気持ちの納得を大切にするならどんど焼きや納札所が向いています。
しめ縄を神社に置いて帰ってもいいですか?
置いて帰るのは迷惑になるため避けてください。受け付けない神社なら、自治体のごみで処分します。
しめ縄を自宅の庭で燃やしてもいいですか?
避けてください。プラスチックや金属が混じると有害な煙が出るおそれがあり、金属は燃え残ります。
しめ縄は使い回しをしてもいいですか?
毎年新しいものに替えるのが習わしで、使い回しは避けるのが望ましいとされています。
しめ縄の処分を忘れてしまったら、今からでも大丈夫ですか?
気づいた時点で処分すれば大丈夫です。どんど焼きに間に合わなければ、納札所か自治体のごみで処分できます。