USBケーブルの捨て方は?多くは不燃ごみ、小型家電回収の地域も
USBケーブルの捨て方は、多くの自治体で不燃ごみとして出すのが基本です。小型家電回収ボックスの対象になっている地域もあり、その場合は資源として回収されます。区分や出し方は自治体ごとに違うため、出す前に分別表で確認してください。電池入りの機器とは混ぜず、束ねて出します。事業で使ったものは家庭ごみにできません。
USBケーブルは何ごみ?
USBケーブルの捨て方でまず知っておきたいのは、多くの自治体で不燃ごみとして扱われることです。ただし、区分の名前や分け方は自治体ごとに違います。「金属ごみ」や「小型金属」という区分名を使っている自治体もあります。
分別表では「ケーブル」「電気コード」「コード」という名前で載っていることがあります。見つからないときは、この3つの言葉でも探してみてください。
断線したケーブルや、古くて被覆が傷んだコードも、回収対象になるのが一般的です。壊れているから捨てられない、ということはありません。
USB-A、Type-C、マイクロUSBなど形が違っても、処分の考え方は同じです。LANケーブルや充電ケーブルも、基本的に同じ扱いになります。たとえば、Type-Cの充電ケーブルも、分別表で「ケーブル」の区分を探せば足ります。
なぜ可燃ごみではなく不燃ごみや小型家電になるの?
理由は、ケーブルの内部に銅などの金属が使われているからです。金属を含むため、可燃ごみとして処理できない自治体が多くあります。
小型家電リサイクル法は、小型家電に含まれる有用な金属を再利用するための法律です。正式名称は「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」です。
回収されたケーブルは分解・選別され、金属資源として再利用されます。ごみとして捨てるだけでなく、資源として生かされる流れがあるのです。
判断の分かれ目は、近くに小型家電回収ボックスがあるかどうかです。回収ボックスがある地域では、資源として回収される方法を選ぶと考えやすくなります。燃えるごみに混ぜると、処理の妨げになるため避けてください。
自治体のごみに出すときの手順は?
USBケーブルの捨て方を自治体のごみで行う場合は、次の順に進めます。
判断の分かれ目は、長さやまとめ方のルールがあるかどうかです。ルールがある地域では、そのルールに合わせてください。切ってよいかどうかも自治体で違うため、確認してから決めます。
たとえば、短い充電ケーブルなら、ひもで束ねて、袋の指示があればそれに従って入れる形が考えられます。
- 自治体サイトの分別表で、ケーブルの区分を確認する
- 見つからなければ、「電気コード」「コード」の名前でも探す
- 長さの基準やまとめ方のルールがあるか確認する
- 長いケーブルは、そのままでは回収されない場合があるので、ルールに従う
- ひもや結束バンドで束ね、絡まらないようにする
- 指定の袋や透明・半透明の袋に入れる指示があれば従う
- ケーブルを切ってよいかは、自治体のルールで違うので確認する
- プラグ部分の分解は、不要とされることが多い
小型家電回収ボックスにはどう出せばいい?
小型家電回収ボックスは、役所・公共施設・家電量販店などに置かれています。自治体の回収ボックスは、無料で利用できる場合が多いです。
ケーブルのほか、ACアダプターや充電器なども対象になります。ただし、投入口に入る大きさのものに限られます。入らない大きさのものは、不燃ごみへ回すよう案内する自治体があります。
入れたものは返却できません。家庭から出たものに限られ、会社や商店のものは対象外です。
判断の分かれ目は、ボックスの大きさと置き場所です。投入口に入り、行きやすい場所にあるなら、回収ボックスが向いています。入らない場合は、自治体の案内を確認してください。
- 投入口に入る大きさか
- 袋や箱から出し、本体だけにしたか
- 家庭から出たものか(会社や商店のものではないか)
- ケーブルは結んでまとめたか
- 返却できない点を理解したか
ごみ出し以外に、どんな手放し方がある?
ごみ出しや回収ボックス以外にも、手放し方があります。
家電量販店や携帯ショップで、小型家電を回収している場合があります。対象や条件は店舗ごとに異なるので、行く前に確かめてください。
宅配便で小型家電を自宅から回収する仕組みもあります。宅配回収には、料金がかかる場合があります。
大量のケーブルがあるときは、不用品回収業者に頼む方法もあります。ただし、通常は費用がかかります。「無料回収」をうたう業者の高額請求トラブルが報告されているため、依頼前に料金と許可の有無を確認してください。
手放し方ごとの違いは、次の表で比べると選びやすくなります。
| 方法 | 費用 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 自治体のごみ(不燃ごみ等) | 自治体による | 分別表で区分を確認できる人 | 長さ・まとめ方のルールを守る |
| 小型家電回収ボックス | 無料の場合が多い | 近くに置き場所がある人 | 投入口に入る大きさに限る |
| 家電量販店・携帯ショップ | 店舗ごとに異なる | 店に行ける人 | 対象・条件を事前に確認 |
| 宅配回収 | 料金がかかる場合がある | 自宅から送りたい人 | 料金を事前に確認 |
| 不用品回収業者 | 通常は費用がかかる | 大量にある人 | 料金と許可の有無を確認 |
まだ使えるUSBケーブルは売ったり譲ったりできる?
使えるケーブルは、リサイクルショップなどで値段が付く可能性があります。ただし、普通のUSBケーブルは値が付きにくく、ケーブル単体では売れないこともあります。
フリマアプリで売ったり、家族や知人に譲ったりする方法もあります。需要のある種類は、再利用されやすい傾向があります。
たとえば、問題なく使える充電ケーブルなら、家族や知人に譲る方法が考えられます。フリマアプリに出す方法もありますが、売れない場合もあります。
判断の分かれ目は、ケーブルの状態です。断線や被覆の破れがあるものは再利用に向かないので、処分してください。劣化したケーブルは、譲らず処分するのが安心です。手持ちの機器に合う端子なら、予備として使い続けるのも一つの選択です。
- 断線や被覆の破れがないか確認する
- 充電中に熱くならないか確認する
- 今使っている機器の端子に合うか確認する
処分する前に確認しておくことは?
処分する前に、安全面と区分の間違いを防ぐ確認をしておきましょう。
断線や被覆の破れがあるケーブルは、使い続けないでください。内部の金属が露出すると、発熱や接触不良の原因になります。充電中に熱くなるケーブルも、劣化している可能性があります。
モバイルバッテリーや電池入りの製品は、ケーブルと分けて出してください。充電式電池は発火の危険があるため、不燃ごみに混ぜてはいけません。
ケーブル自体に個人情報は保存されません。ただし、スマホなどの機器を一緒に出すなら、データの消去が必要です。
事業で使ったケーブルは、家庭ごみとして出せません。事業で出たものは産業廃棄物になる場合があり、許可を受けた処理業者に依頼します。
- 断線・被覆の破れはないか
- 充電中に熱くならないか
- 電池入りの製品が混ざっていないか
- 一緒に出す機器のデータを消したか
- 家庭で使ったものか(事業用ではないか)
ACアダプターやモバイルバッテリーも同じ出し方でいい?
ACアダプターや充電器は、小型家電回収か不燃ごみになることが多いです。
充電器とモバイルバッテリーは、見た目が似ていても扱いが違います。モバイルバッテリーは不燃ごみに出せない自治体が多いので、ケーブルと同じ袋に入れないでください。
取り外した充電式電池は、専用の回収ボックスで回収する自治体があります。
延長コードは、不燃ごみや小型家電回収の対象になることが多いです。ただし、被覆が破れた延長コードや、焦げ・発熱のあるものは使わず処分してください。
電池が取り外せない小型家電は、自治体の指示に従って出してください。
- 充電器かモバイルバッテリーかを見分ける
- 電池を取り外せるか確認する
- 焦げや発熱がないか確認する
よくある失敗は?
ケーブルの処分では、次のような失敗が起こりやすいです。
失敗を防ぐには、出す前に分別表を見る、電池入りの製品は別にする、事業のものは別ルートで処理する、の3つを守ることです。
- 断線したケーブルを、使えるものとして使い続ける
- モバイルバッテリーを、ケーブルと一緒に不燃ごみに出す
- ケーブルをほどけないほど絡めたまま袋に入れる
- 会社で使ったケーブルを、家庭ごみに出す
- 無料回収をうたう業者に、料金を確かめずに頼む
よくある質問
USBケーブルは燃えるごみに出してもいいですか?
多くの自治体では燃えるごみとして扱わず、不燃ごみや小型家電回収で出します。出す前に、お住まいの自治体の分別表で確認してください。
断線したUSBケーブルも捨てられますか?
断線したものや古いコードも、回収対象になるのが一般的です。区分は自治体ごとに違うため、分別表を確認してください。
小型家電回収ボックスとごみ出し、どちらがいいですか?
投入口に入る大きさなら、近くにある回収ボックスが選びやすいです。入らない大きさは、不燃ごみへ回すよう案内する自治体もあります。
モバイルバッテリーも一緒に出せますか?
モバイルバッテリーは不燃ごみに出せない自治体が多いです。ケーブルと分けて、自治体の指示に従って出してください。
ケーブルを切ってから出してもいいですか?
切ってよいかは自治体のルールで違います。分別表やごみ出しのルールを確認してから決めてください。
会社で使ったケーブルは家庭ごみに出せますか?
事業で使ったケーブルは、家庭ごみとして出せません。事業で出たものは産業廃棄物になる場合があり、許可を受けた処理業者に依頼します。
使えるUSBケーブルは売れますか?
リサイクルショップなどで値段が付く可能性がありますが、普通のケーブルは値が付きにくく、単体では売れないこともあります。断線があるものは処分してください。
データが残っていないか心配です。
ケーブル自体に個人情報は保存されません。ただし、スマホなどの機器を一緒に出すなら、データの消去が必要です。