お家のお片付け!農機具を捨てる際の気を付けるべきポイント5選

使わなくなった農機具を捨ててしまいたいと考えている際に気をつけるべきポイントについて詳しく紹介していきます。農機具はそのままゴミ捨て場に捨てることのできないゴミに分類されますので、ポイントをよくチェックして捨てるよう注意してください。

農機具を捨てる際に気を付けるべき5つのポイント

1. 農機具は粗大ごみとして処分できないため注意

農機具はそのままゴミ捨て場に捨ててしまうことはできません。そのままゴミ捨て場に捨ててしまうと、不法投棄とみなされてしまう可能性もありますので注意してください。ゴミ捨て場にそのまま捨てることができないのなら、粗大ごみとして捨てるのではないか?と多くの方が誤解されています。

農機具の場合は粗大ごみとして市に連絡し回収を依頼することもできないごみです。農機具は【適正処理困難物】に指定されているため、粗大ごみとしても処分することができない決まりになっているのです。

そのため農機具を捨てるためには、自分自身で回収業者を探し利用することになります。回収業者を依頼して処分する際には、その農機具の種類や総重量から支払うべき料金が異なります。

2. 農機具は捨てる前に売ることを考えよう

農機具を捨てるためには自分自身で業者を探す必要もあり、さらに処分には費用が発生してしまいます。そのため農機具を手放したいと考えている場合には、まず捨てるよりも前に売ってしまうことを考えるべきです。回収業者を探すのと同じような手順で買取業者を探すことができますので、買取業者を探す方がお得なのです。

農機具の買取を行っている業者は、農機具販売店、リサイクルショップ、不用品買取業者、スクラップ業者などです。

農機具販売店では古い農機具の買取を実施していることがあります。専門店ですので適正価格での買取が期待できます。ただし買い替え時のみ買取を行っている店もありますので、買取が実施されているかどうか調べておく必要があります。また、農機具販売店では比較的新しいもののみを買取実施していることもあります。

リサイクルショップと言っても、すべてのリサイクルショップで買取を実施しているわけではありません。あくまで農機具などを専門にしているリサイクルショップに買取を依頼することになります。農機具等を取り扱っているリサイクルショップは少ないですが、全国対応で出張買取を実施していることもありますので調べておくと良いでしょう。

不用品買取業者も農機具の取り扱いを行っていることがあります。不用品買取業者は基本的に自宅まで査定に来てくれるため農機具を自分自身で運び出す必要がないのが特徴です。また、買取が行えない場合ではそのまま回収まで行ってくれることが多いですので、スムーズに農機具を手放すことができます。

続いてスクラップ業者ですが、こちらは動かない農機具の処分を考えている場合におすすめできます。農機具に使われている鉄やエンジン等、分解して利用できるものを利用するため、買取査定額は低くなるもののリサイクルすることもできますし、動かない場合でも引き取りを行ってくれますので便利です。

3. 古い農機具は売れないは間違い

売却すると考えると古い農機具は売ることができないと言われているのを耳にします。確かに、新しい農機具の方がより良い査定額で売却することができる可能性があります。しかし農機具は古いから売れないということはありません。古い場合、思った以上に売却額が低くなる可能性はありますが、農機具は古くなっても部品等使えるものが多くありますので古いだけを理由に買取ができないとあきらめてしまうのは勿体ないです。

大きな破損が見られる場合や、状態が著しく悪いものではないかぎり買取を行って貰うことができることが多いです。そのため自宅に眠っていたものだからと買取査定をあきらめるのではなく、一度査定依頼してみることをおすすめします。現在は無料査定を行っている業者も多いですので、気軽に査定を依頼することができます。

4. 買取手が見つからない場合の処分

いろいろと買取査定を依頼したけれど買取手が見つからないという場合には、いよいよ処分を考えましょう。農機具は粗大ごみとして処分することができませんので、不用品買取業者へ依頼することになります。また農機具販売店で回収を実施しているお店もあるようです。

5. 処分する際にも見積書比較をしよう

農機具を処分するには処分費用が掛かります。また、業者を依頼して処分するわけですので業者ごとに処分にかかる運搬費や手数料は異なります。買取査定と同じように処分する際にも見積書を作成してもらいましょう。

複数業者に見積もりの作成を依頼し、できるだけ処分費用を抑えることをおすすめします。見積もり書の作成は無料で実施されているところが多いですで、複数業者に依頼するのは難しいことではありません。ただし業者によっては見積もり書作成も料金が発生することがありますので注意しましょう。