テレビ買取でお得に回収!買取相場と金額アップのコツを伝授

テレビは何年も使用する家電の1つですが、もっと綺麗な映像で見たい、大きなサイズで見たいなどの理由から買い替える人は多いです。
買い替える場合、すでに持っているテレビは捨てるか、家電・家具買取業者に売るかのどちらかで処分することになるでしょう。
まだ問題なく使えるテレビであれば、テレビ買取がおすすめです。
今回はテレビ買取の相場や金額をアップする方法、買い取れない場合の回収方法をご紹介します。
不要なテレビを処分したい、高く売りたいと考えている方は参考にしてみてください。

テレビ買取ではどれくらいで売れるのか

買取額はメーカーや液晶サイズ、機能性など色々な条件で変動しますが、さらに購入から買取までの期間も影響します。
まずは、一般的にどのくらいで売れるのかテレビ買取の相場目安をご紹介します。

【液晶サイズごとの買取相場】

・25インチ未満

25インチ未満のテレビ買取の相場は1,000~30,000円です。
購入から1年未満であれば、5,000~30,000円と高い相場で売れるでしょう。
1年前の購入なら4,000~20,000円、2年前なら3,000~10,000円と比較的に高値です。
しかし、4年前となると少なくとも1,000円の相場となり、5~6年以降は2,000~3,000円または価格が付かない可能性があります。

・26~32インチ

26~32インチはサイズによって異なりますが、相場は1,000~35,000円が目安です。
25インチ未満と比べて画面が大きい分、購入が1~5年前までのテレビなら最大30,000~10,000円台で売れます。
ただし、条件次第では5,000~1,000円と大幅に値が下がり、5年前以降は価格が付かない場合もあります。

・33~39インチ

33~39インチでは、相場は3,000~50,000円と高額寄りです。
購入から1年未満なら15,000円以上の相場に期待でき、1~4年前までに購入したテレビも最大15,000~40,000円が目安となります。
少なくともでも4年以内の買取なら3,000~8,000円です。

・40~49インチ

40~49インチになると、相場は5,000~200,000円と非常に高く、5年以上経つテレビも価格が付く可能性があります。
購入から3年以内であれば、最大100,000円以上で売れる可能性が高いです。
また、7年前のテレビでも10,000~5,000円と比較的に高めです。
8年以上のテレビも状態が良ければ3,000円を目安に売れますが、ほとんど買取に対応していないと考えておきましょう。

・50~60インチ

49インチよりも大きなサイズとなりますが、こちらも相場は5,000~200,000円が目安です。
1~7年前に購入したテレビであれば、最大150,000~10,000円を相場に買い取ってくれます。
8年前となると5,000円を目安に買い取ってくれる可能性がありますが、値段が付かない場合もあるので注意しましょう。

・60インチ以上

60インチを超えるテレビは家庭だと一部の層にしか需要がなく、中古市場でも希少です。
そのため、買取相場は5,000~500,000円とかなり高額です。
購入から1年未満のテレビなら80,000~500,000円、1年前なら50,000~250,000円が目安となります。
ただし、2年前のテレビだと最大70,000~40,000円と最大価格が大きく下がります。
それでも、購入5年前までなら10,000円以上で売れる可能性が高いです。
購入6年以降も売れる可能性はありますが、価格が付かない場合が多いです。

【画質・機能ごとの相場】

販売されているテレビによって対応している解像度が異なり、さらに付帯されている機能にも違いがあります。
それによっても相場が変わるので、そちらもチェックしましょう。

・ハイビジョン(HD)

解像度1366p×768pで映せるテレビが、HD対応型です。
かつての主流ですが、現在はフルHDや4Kテレビが普及されています。
しかし、安価で購入できる点から需要はまあまだあり、相場は3,000~30,000円が目安です。

・フルハイビジョン(フルHD)

1920p×1080pの画素数となり、より鮮明な映像を映し出せるように画質が進化したテレビです。
2004年からの登場ですが、今でも人気があり流通量は多い傾向にあります。
テレビ買取の相場は15,000~32,000円です。

・4Kフル

HDの4倍の画素数を誇るのが4Kテレビです。
今までは画面が大きくなるほど映像の粗さが際立ちましたが、4K技術の導入により大画面でも綺麗な映像を映し出せるようになりました。
まだまだ普及段階ですが、今後の主流となると期待されています。
メーカーによりますが、40~45インチなら20,000~50,000円台、50インチ以上だと170,000~530,000円が相場目安です。
画質が4Kを超える8Kテレビは、同等またはそれ以上の価格で売れる可能性があるので、詳しい相場は業者へ確認してください。

・録画機能一体化

テレビ番組の録画機能が付いたテレビには、容量外付けと容量内蔵型の2種類があります。
容量外付けタイプは色々なメーカーから出ており、相場は数千~40,000円が相場目安です。
一方、容量内蔵型は販売メーカーの数が少なめであるため、やや高めの40,000~50,000円です。

国内メーカーと液晶サイズが大きいものが人気

テレビにも海外メーカーの製品もありますが、買取市場では国内メーカー品が人気です。
国内メーカーは品質が高く、機能性にも優れていて信頼性があるので、高く付きやすいのです。
ただ、海外メーカーで唯一、LG製は比較的に高く売れる傾向があります
また、テレビ買取相場を見ても分かりますが、テレビサイズが大きなものほど相場は高めです。
大きいサイズのテレビは新品を買おうとなるととても高額なので、中古で安くなったものを狙う人が多い傾向にあります。
高画質のテレビが登場する中、大きなテレビを求める人が増えて需要が増えているため、大きいサイズほど高額買取に期待できます。

ブラウン管テレビは売れない可能性が高い

地上デジタル放送に移行する前は、ブラウン管テレビでした。
地デジチューナーを導入すればブラウン管でも視聴は可能なので、まだまだ現役で使っている人も少なからずいます。
しかし、そろそろ買い替えたいと考えている方は注意が必要です。
テレビ買取を行っている業者の多くは、ブラウン管テレビを対象外としています。
ブラウン管テレビとなると年式が古いので、そもそも価格が付きません。
液晶が主流の中、需要もないため買取対応がされていないのです。
ただし、レトロな雰囲気があるので、レトロ家電・家具を専門にした業者やオークションの利用で売れる可能性はあります。
ただし、現代の相場のように大きな価値は付かないと考えておきましょう。

プラズマテレビの取り扱いも業者ごとに異なる

薄型テレビには液晶テレビとは別にプラズマテレビがあります。
液晶テレビが登場する前に一躍人気になったプラズマテレビは、画素が1つずつプラズマ発光という技術で光る仕様で映像を映しています。
そのため、コントラストが高く動きが素早い映像も滑らかという利点があるテレビです。
しかし、消費電力がブラウン管テレビと同じく高く、省エネが意識される時代には適さなくなりました。
照明が画面に映りやすいので、見やすさや目の疲れやすさもプラズマテレビの弱点です。
見やすさや省エネ性を重視された液晶テレビの登場により、国内では2013年に全メーカーが生産を終了しています。
年式は古くなっているので、ブラウン管テレビ同様に買取に対応していない業者がほとんどです。
ただ、品質に問題がなければオークションでは取引があるので、どうしても売りたい人は出品してみましょう。
5,000円前後に取引されていることが多いです。
しかし、オークションでは確実に売れる保証がないので、その点を理解して利用しましょう。

テレビの買取額をアップさせる方法

テレビ買取の価格はメーカーやサイズ、年式がベースとなりますが、ちょっとした工夫で高く売れる可能性があります。
ここからはテレビ買取額をアップさせるために、知っておきたいポイントをご紹介しましょう。

・外装箱や付属品を一緒に出す

見落とされがちですが、テレビの購入時についてくる外装箱や説明書、電源コード、リモコンなどの付属品も査定対象となります。
そのため、それらが揃っている状態だと高く買い取ってもらいやすいです。
逆に付属品が揃っていないと買い取ってくれないケースもあるので、揃っているか事前に確認しておきましょう。
外装箱は処分してしまった場合でも、説明書や接続に必要な付属品だけでも揃えて業者に出すようにしてください。
付属品の中でも特に重要なのはリモコンです。
リモコンが純正か、故障により後で購入した別メーカーのものかによっても金額は変わるので注意しましょう。

・B-CASカードの使用者変更をして売る

B-CASカードは地上デジタル放送を受信するためのICカードで、薄型テレビの年式によっては付属されている場合があります。
カードには使用者情報が内蔵しているため、単体で販売はなく売買も禁止です。
そのため、テレビ買取では付属できないことになります。
ただ、B-CASカードがないことも買取額を下げる原因となってしまいます。
そこで、価格を下げないためにも、事前にカスタマーセンターで解約したいという内容で問い合わせて使用者変更の手続きを行えば、付属したまま売却が可能です。
テレビ買取を行う業者の中では、新しい使用者として変更手続きをしてくれる場合もあるので、一度確認を取っておくのも良いでしょう。

・テレビについた手垢やホコリは取り除いておく

綺麗な状態であるかどうかも査定に響くので、売る前に画面や全体を綺麗にしておきましょう。
ただし、硬い布での乾拭きなど間違った手入れだと傷が付き、逆に価格が下がる可能性があります。
水拭きや洗剤拭きも水跡が残ったり、接続部分が故障したりする場合があります。
テレビ専用のクリーナーを使う、またはメガネ拭きや柔らかい布で丁寧に拭く程度にしましょう。
以前から傷がある場合は、市販の傷消しキットでカバーできることもあるので、必要に応じて補修してください。

・テレビ買取は早めに行動する

テレビは年式が古いものほど買取額が低くなります。
基本的に販売から5年以内の製品は相場が付きますが、それ以降は買取できないケースが多いです。
そのため、新しいテレビを買おうと目星がついた時点で、売却することも高額買取につながるポイントです。

内蔵されているHDDは初期化しておく
録画機能付きのテレビでHDDが内蔵されているタイプは初期化してください。
初期化されていない場合、買取業者のスタッフが行わなければならず、その手間が査定に響く可能性があります。

不良なテレビを処分する方法

年式が古い以外に、画面が映らない、録画機能が作動しないなどテレビに不良が見られる場合も買取はできません。
その場合は諦めて捨てましょう。
ここからは買い取れないテレビの処分方法をご紹介します。

【テレビを捨てる方法】

テレビは一般ごみのように気軽には出せず、家電リサイクル法に基づき回収してもらわなければなりません。
また、回収にはリサイクル料の支払いが必要です。
郵便局などでリサイクル券が販売されているので、それを事前に購入し、テレビの右側の上部に券を貼り付けて、指定回収場に持ち込んでください。
リサイクル料金や回収場所はRKCのホームページで調べられます。
近くに店舗がない、持ち込みが難しい場合は家電回収を依頼が必要で、この場合は運搬料も別途で発生するケースもあります。
なお、購入したリサイクル券には、捨てる人の住所・名前・電話暗号、製造業者等名コード・製品コード、リサイクル料金(税込)、製造業者等の名称の記入が必要です。

【テレビのリサイクル料について】

テレビのリサイクル料はメーカーとインチ数で異なるので、リサイクル券の購入前に確認が必要です。
なお、現在のリサイクル料の価格は次のようになります。

・ブラウン管テレビ

15インチ以下:1,320~3,151円
15インチ以上:2,420~3,701円

・液晶・プラズマテレビ

15インチ以下:1,870~3,206円
15インチ以上:2,970~3,756円

処分を考えているテレビが比較的に新しく、大型であれば高額で売れる可能性があるため、テレビ買取がおすすめです。
しかし、古いまたは状態が悪いテレビは売れないので、買い替えに合わせて速やかに捨てた方が良いです。
捨てるのであれば、お得な料金で訪問回収してくれる家電・家具回収業者の利用をおすすめします。
テレビだけではなく、他の家電や家具もまとめて処分したい時にも便利です。
買取も行う業者なら、使えるものは買取の形で回収してくれる可能性があります。
関東で実績豊富なエコマイスリーもテレビ買取と回収のどちらも対応しているので、テレビを捨てたい方は利用してみてください。