テーブルはどう処分すべき?高く家具買取してもらうためのポイント

テーブルは、生活をする上で無くてはならない存在でもあります。
しかし、長年使う事で色褪せや傷、汚れが多くなり新しいものに買い替える必要が出てきます。
そうなるとテーブルを処分する事になりますが、大きな家具なので意外にも捨てるのに苦労してしまいます。
大事に使っていたテーブルであれば、汚れもそれほど多くはないでしょう。
そんな時は捨てる前に家具買取の専門業者へ相談してみてください。
今回はテーブルの処分方法や業者が注目している部分、高値で買い取ってもらいやすくなるコツなどをご紹介していきます。

テーブルを処分する事は可能?

使用していたテーブルを処分する事はもちろん可能です。
処分方法としては、自治体によって違いがあります。
指定の可燃ゴミの袋や不燃ゴミの袋に入らない場合には、基本的に粗大ゴミとして扱われるため、回収を依頼する事になります。

①申し込みを行う

まずは、自治体ごとにある粗大ゴミ受付センターなどに電話連絡をして粗大ゴミ処分の申し込みをします。
自治体ではネットで予約出来る場所もあるので、確認してみてください。

②有料粗大ゴミ処理券の購入

申し込みを行うと、有料粗大ゴミ処理券の購入を促されます。
スーパーやドラッグストアなどで販売しているので、指定された金額の粗大ゴミ処理券を購入してください。
テーブルの大きさによってゴミ処理券の金額が変わり、大型の場合には2,000円程度掛かる事もあります。
自治体に指定された回収日までに有料粗大ゴミ処理券を購入し、見える位置に貼っておきます。

③回収場所に運ぶ

申し込みの際に、回収場所の指定があります。
回収場所に運ぶ際には、回収日の朝に運ぶ必要があり、指定時間までに終わらせておく必要があります。
その後、回収され終了です。

デメリットとしては、処分する際に費用が掛かる点と回収場所まで運ぶ必要がある点です。
玄関先に回収に来てくれる場合でも家の中からテーブルを運び出す必要があり、サイズが大きければ解体が必要です。
分解出来る部分は分解する事で、運びやすくなります。
もし、費用を節約したいのであればテーブルを刻む事で可燃ゴミとして捨てる事も可能です。
木製のテーブルであれば、のこぎりなどで細かく刻めばゴミ袋に入れる事も可能なので、ゴミ袋を購入する費用だけで捨てられます。
ただし、ネジやクギなどの金属が使われている場合には、取り外してから分別をして捨てなければいけません。
固いので刻んでいる最中に怪我をする恐れもあるので気を付けましょう。
そして、何よりも刻む作業に手間が掛かります。
大きいテーブルであれば時間も体力も必要になるため、女性の場合は一人で出来ない事もあるでしょう。
手間を考えたら粗大ゴミとして捨てた方が得策です。

家具買取の対象とそうでないものの特徴を比較!

テーブルの処分に困ったら住んでいる地域にリサイクルショップや家具買取・家具回収業者があれば、依頼をして買い取ってもらう事が可能です。
捨てるだけだったテーブルも買い取りでお小遣い稼ぎが出来て、引っ越し費用や生活費に役立てられます。
しかし、家具買取の専門業者に依頼する場合、買い取り出来るテーブルと難しいテーブルに分けられます。
買取不可であれば、捨てる方法を考え直す必要があるので、どのような特徴で判断されるのかあらかじめ知っておくと便利です。

汚れや傷がひどい

長年同じテーブルを使用している場合、どうしても傷や汚れが目立ってしまいます。
落ちる汚れであれば拭き取り、シールを貼った跡などはシール剥がしなどを使用して取り除く事が可能ですが、傷は隠す事が出来ません。
例え、高級なテーブルであっても汚れや傷がひどい場合には再販出来ないため、買い取る事は難しいです。
出来る限り汚れは取り除き、査定を依頼してみてください。
ただし、業者や物にもよりますがクリーニングや修理を行ってくれる事もあります。
最初から諦めずに家具買取の専門業者に査定を依頼してみる事で、成功の可能性がグンと高まります。

古すぎる

デザインの古い家具は再販しても購入に至らない事があるため、買い取ってもらえないケースもあります。
古い家具=アンティークという認識もあるため高値で売れそうですが、アンティークの定義は製造から100年経過した工芸品となるので数十年単位のものは高値が付きにくいのです。

組み立てる必要がある

使わなくなったテーブルを解体して保管している人も中にはいるでしょう。
テーブルは大きいので場所を取り、捨てる事も面倒に感じて保管したままになる人も多いです。
保管する際に解体すると、組み立てる際に歪みが発生する事があります。
ネジを回そうとしてもネジ穴が壊れていたり、穴が合わなかったりするなど、組み立てられない事があるため、業者が面倒に感じて買い取ってもらえないケースもあるのです。
依頼する際には、一度自分で組み立てるか部品がきちんとはまるか確認しておきましょう。

付属品が残っていない

テーブルを購入した際に付属品がセットになっている物もあります。
ただ、買取を依頼する際に付属品がなければ便利に使う事が出来ません。
買取を依頼する前に付属品が無くなっていないか確認してみてください。

買い取れない素材の可能性も

テーブルは木材だけで作られている物だけではなく、天板がガラスで出来た物など、材質は様々です。
オシャレでデザインが良いテーブルであっても、ガラスだと運搬が非常に難しくなります。
ブランド家具であればガラス素材でも買い取ってくれる業者は多いですが、ブランド家具でない場合には買い取れないケースも多いです。
業者に確認を取って、買い取れるかどうか聞いておきましょう。

業者はどこを見ている?査定の注目ポイント

ここまで、テーブルの処分方法や買取対象とそうでないものの特徴を解説してきました。
テーブルを買い取ってもらう際には家具買取の専門業者を利用する方も多いですが、どのような点に注目して査定を行っているかご存知ですか?
家具買取の専門業者がテーブルを査定する時、どんな点に注目しているのか知っておきましょう。

使用している素材

まず査定のポイントとして挙げられるのは、テーブルに使用している素材です。
木製のテーブルの場合素材によって査定金額に差があり、優れた素材や人気の素材は高値で売れる可能性が高いです。
中でも、高値が期待出来る素材をチェックしていきます。

【ウォールナット】

家具だけでなく住宅の素材にも使われるウォールナットは、高額査定が期待出来る素材の1つとして挙げられます。
ウォールナットとはクルミ科の落葉広葉樹で、耐久性・加工性に優れており、見た目の美しさも特徴です。
中でも深みのあるブラックウォールナットが人気で、シックでモダンな印象を持たせてくれます。

【チーク】

高級感のある木材で、世界の豪華客船や高級列車などにも使われている人気の素材です。
希少価値の高い木材でもあり、日本国内で手に入れるのは困難と言われています。
頑丈で腐敗しにくい点が魅力で、チーク材が使われた家具は長く綺麗に使う事が出来ます。
チーク素材は高級家具に使われる事も多いので、チークのテーブルは高額査定になりやすいです。

【マカボニー】

世界三大銘木の3つ目に挙げられるのは、チーク素材よりも希少な素材として知られています。
少し赤味のある木材であり、木の温もりが感じられ柔らかく温かい印象のインテリアに多く使われる素材です。
マカボニー素材のテーブルはアンティーク調になり、高級感があふれています。
経年劣化によって味わい深さが出てくるので、お気に入りの家具を長く使いたい時にもピッタリです。

テーブルの状態

いくら良い素材を使ったテーブルであっても、傷や汚れなどがあると査定金額が下がってしまいます。
テーブルの状態は査定をする時のポイントとなり、脚の部分も隈なく傷・汚れのチェックをします。

ブランドのチェック

人気のあるブランドの家具である場合、素材に関わらず高額回収が期待出来るでしょう。
ブランド名だけでなく製造年数や品番なども分かると、スムーズに査定を進められます。
どのようなブランドのテーブルが人気なのか例を挙げてみましょう。

【カリモク】

高い品質で使い心地の良さを追求したカリモクのテーブルは、家具買取の際に高額査定が付きやすいです。
全ての商品が国産となっており、品質を保証しているところが人気を集める理由と言えます。
シンプルでどんな部屋にも馴染みやすいデザインになっているので、高く売れる可能性が高くなっています。

【カッシーナ・イクスシー】

海外の高級家具といえばカッシーナという程有名なイタリアのブランドで、スタイリッシュなデザインが特徴です。
モダンな印象の家具が多い事から、ウォールナット素材を使ったテーブルも多く取り揃えられています。
形は特徴的な物も目立ちますが、色はシンプルな物が多いので使い勝手が良く大人気の家具ブランドです。

ここで紹介した素材やブランドはあくまでも一部です。
査定は色んなポイントを加味しながら値段を決めていくので、最初からこれらの素材・ブランドではないからと諦めず、一度査定しましょう。

高値で買い取ってもらいやすくなるコツ

素材や状態、メーカーによって査定金額が異なりますが、高値で買い取ってもらうにはどうしたら良いのでしょう?
最後に、高値で買い取ってもらいやすくなるコツをご紹介していきましょう。

椅子とセットにすると査定金額が高くなる

テーブルと椅子がセットになっている商品の場合、椅子もセットで家具買取に出すと査定金額が高くなる事もあり得ます。
特にダイニングテーブルは椅子とセットで販売している事が多いので、2つセットで1つの商品として扱われます。
その時に椅子なしで依頼をすると、「備品が足りない」と判断され査定金額が下がってしまうため気を付けてください。

査定前に綺麗な状態にしておく

先ほども解説しましたが、家具買取で査定を行う際にはテーブルの状態が1つのポイントとなります。
例えばブランド物のテーブルでなくても、傷や汚れがなく綺麗な状態であれば高値になりやすいです。
こびりついた汚れを無理に落とそうとすると傷が付いたりシミが出来たりするので、メーカーにメンテナンス方法を問い合わせてみてください。
頑固な汚れが付くと綺麗にするのも大変なので、日頃から汚れが付いたら拭き取る習慣を身に付ける事も大切です。

テーブルの情報を残しておく

もしブランド物を家具買取に出したい場合は、証明する情報が必要になります。
大体テーブルの天板裏にロゴや製造年数、品番などが書かれたシールが張られている場合もあるのです。
このシールを剥がしてしまうと証明出来ず査定金額が下がる事もあるので、残しておくと良いでしょう。

早めに売る

全ての家具に言える事ですが、テーブルも経年劣化してしまい、丁寧に扱っていても型が古く傷・汚れが目立ってしまいます。
10年、20年以上使用していたものに比べると、やはり製造年数が若いものの方が高値になりやすいです。
「売るなら早めに売った方が高値は付きやすい」と覚えておきましょう。

高値で買い取ってもらえる業者を選ぶ

家具買取・家具回収業者によって、買取を重視しているブランドが異なる事もあります。
自分の持っている種類を高値に設定している業者を選べば、より高値で売りやすくなります。
どこが高額査定してくれるか分からない場合は、いくつかの業者に見積もり依頼を出してみましょう。
見積もりだけであれば無料で行っている業者もあるので、自分に合った業者を見つけたい時に便利です。

不要になったテーブルを捨てる時は、粗大ゴミとして捨てるのではなく家具買取や家具回収を利用するのがオススメです。
傷やひどい汚れが目立つ物は買い取ってもらえない事もありますが、高級素材家具や状態の良い物、人気のある家具は高値になりやすいです。
より高値で売りたい場合は、セットで売りに出したり綺麗な状態にしたりする事で査定金額がアップします。
ブランド物を売りたい方は、きちんと証明出来る情報を残しておくと査定の時にスムーズに進められます。
今回ご紹介した内容を参考に、テーブルを買取査定へ出してみませんか?
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