遺品整理やお家片付けの際は多くのごみが出ることでしょう。
ごみは地域によって処分方法が異なるため、正しい処分をしなければ自治体に迷惑がかかってしまいます。
ここでは、杉並区のごみ出し方法に焦点を当ててご紹介していきます。
集積所には出すごみの決まりがある
杉並区では、家庭で出たごみを好きな日に集積所に持っていき、何でもかんでも混ぜて捨てられるというわけではありません。
【可燃ごみ】
生ごみ、ゴム製品、皮革製品、プラマークのないプラスチック製品、汚れの取れないプラスチック製容器包装などは可燃ごみに分類され、週に2回ごみとして回収してもらうことができます。
【不燃ごみ】
金属、ガラス、茶碗など陶磁器、小型の家電製品、汚れの取れないガラスびんや缶などは不燃ごみとなり、こちらは月に2回のみ回収してくれるようになっています。
ただし、不燃ごみの中でも割れて危険となるガラスや陶磁器は出し方に注意が必要で、割れ物は厚手の紙などに包み入れた袋には「危険」と書いて処分を行う必要があります。
【資源】
ごみの中には資源と呼ばれる再利用できものがいくつかあります。
資源として回収していくことで、ごみの減少ができCO2を増やさないことにつながっていきます。
プラスチック容器
プラスチック容器はお菓子の袋、豆腐などのパック、トレー、発泡スチロール、ペットボトルのキャップやラベルなどが該当します。
びん、缶
びんは缶は飲料用や化粧品のガラスびんの資源の対象となり、その他のものは資源としては回収できないようになっています。
古紙
古紙にあたる新聞紙、雑誌・書籍・雑がみ、段ボール、紙パックです。
出す場合は散らばらないように紐でくくって回収場所に置きましょう。
ペットボトル
ペットボトルは飲料、調味料のペットボトルが資源として回収可能です。
出す際は水濯いでから出す必要があるので気を付けましょう。
資源はどれも週に1回収集を行っています。
曜日は町によって変わってくるのでよく確認しましょう。
大きなごみは集積所で出せない
一辺がおおむね30cmを超えるごみは集積所にて無料の回収を行っていません。
220cm以内のものであれば粗大ごみに分類され、有料にてごみを処分できます。
粗大ごみの処分には事前に申し込みが必要となってきます。
粗大ごみ受付センターで申し込みができるようになっているので、大きなゴミがある場合は活用しましょう。
ただし、テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、冷温庫・保冷庫、洗濯機・衣類乾燥機、パソコンは粗大ごみとして回収できません。
商品を購入した家電メーカーに引き取ってもらったりリサイクルショップに引き渡す処分が必要です。
それらの処分に困っていたらあらゆる処分品を回収買取してくれるエコスマリーを利用するのもおすすめです。