遺品整理業者を選ぶ際は、料金以外も十分検討してから依頼しましょう。
中には不用品買取で業務が完了してしまうところもあります。
ここでは遺品整理業者を選ぶ5つのポイントを紹介します!
遺品の分類、仕分けを行っているか
不用品のようにポンポンと箱に詰めて遺品を片していると、なんだか不快な思いをしてしまいますよね。
故人を偲び、心を込めて分類、仕分けをしている業者なのかチェックしましょう。
具体的にどのように仕分けをしているのか、そして仕分けをするプロ(遺品整理士)が在籍しているかどうかも判断基準になります。
遺品の供養、お焚き上げを行っているか
残された遺品をただの不用品として扱う業者は好ましくありません。
例えば、残された仏壇を見て、業者の人が「粗大ゴミとして処分しますね~」と一言言って、片付け始めたらかなり心証が悪いですね。
残された仏壇は通常、閉眼供養といって魂を抜く儀式を行ってから運び出するのが一般的です。
その場合は一般の方ではなく、僧侶が必要になります。
こういった供養、お焚き上げを行っている業者を選択したほうが故人も喜びます。
各種手続き代行を行っているか
終活して全ての契約を滞りなく終了させてから、亡くなっている方は非常に少ないです。
生前契約されていたものが、現在も継続中という方が多いです。
そういったときに遺族の方が代理で、どのような対応をすべきかアドバイスをくれる遺品整理業者がお勧めです。
こういったものも自分で調べて対応すると時間のかかるものですから、アドバイスをもらえるのは非常に心強いです。
ハウスクリーニングを行っているか
遺品整理を行う際、その住宅に住んでいる方が他にないと、悪臭や害虫の発生リスクがあります。
そうなると遺品や不用品を処分しただけでは、室内が綺麗な状態とは言えません。
そこで最終的に消毒をし、ハウスクリーニングを行っているかもチェックしましょう。
アパートやマンションの場合は、引渡しの際の重要項目になりますので綺麗な状態で遺品整理を完了させましょう。
遺品の買取を行っているか
遺品整理は戸建ての場合、全ての部屋を対応すると高額になってしまう傾向があります。
戸建て一軒家まるごととなると、15万円から30万円程度かかってしまうこともあり得ます。
そこまでの高額費用を抑えるには遺品買取も重要なポイント。
例えば故人が残した掛け軸や壷などが高額なものとなると、それらの金額を差し引いて遺品整理費として請求されることがあります。
もし何か貴重なものがあり、残しておく必要は無さそうと感じれば、遺品買取を行っている業者を選択しましょう。