故障していない古い電化製品は買取を依頼することは出来るのでしょうか?ここでは電化製品ごとの買取可能目安期間について詳しく紹介していきます。
古い電化製品は買取依頼できるのか?
古い電化製品と聞いて、どれくらい前の電化製品を思い浮かべるでしょうか。電化製品は製造年月日からおよそ5年が経過すると古い電化製品と呼ばれ始めます。そのことから考えると古い電化製品は買取依頼できると言えるでしょう。
電化製品の買取期間の目安は10年です。どんなに良い電化製品でも10年経過すると売却することは難しくなります。例えば10年前に40万円で購入したテレビも1年前に4万円で購入したテレビには敵わないというわけです。
電化製品は消耗品です。そのため年月が経過すればやはり、価値がなくなってしまうものです。あまり利用せず故障もしていない見た目も良い状態であっても、いつ故障するか分からない製品となるわけです。修理料金の方が高くついてしまう可能性もありますので、やはり10年以上前のものはほとんどの場合で買取が難しくなると言えるでしょう。
もちろん買取を行ってくれる業者がゼロだというわけではありません。業者によっては買取を実施しているところもあるかもしれません。しかし、一般的に買取が難しくなるのが10年です。1年利用すると大きく価値が下がると言われる電化製品ですので、5年経過した時点で古い電化製品として取り扱われはじめてしまいます。
特にモデルチェンジが頻繁に行われるような電化製品では古くなるとそれだけで買取不可となることも珍しくありません。
とりあえず買取査定を依頼しよう
リサイクルショップや不用品買取業者の中にはあらかじめ製造年から〇〇年以内のもののみ買取可能と記載されていることもあります。そうではない場合、とりあえず買取査定を依頼してみることをおすすめします。電化製品は破棄する際に処分費用が発生してしまいますので、1円でも売れてしまえば処分費用も浮きますしメリットが大きいのです。
買取査定は無料で実施してくれているところが多いですので、ぜひ買取査定を依頼してみてください。売れないかもしれないと思って捨ててしまうより、査定を依頼し売れないことが分かってから捨ててしまうことの方がさっぱりした気持ちで捨てることができます。ただし買取査定には条件があり〇〇点以上の場合は出張査定無料などと決められていることがあったり、有料で査定を実施している業者も有りますので注意してください。
査定を依頼しても買取不可だった場合に処分を検討しよう
買取査定依頼を受け、買取不可になった家電は処分するしかありません。家電の処分方法は各自治体によって異なりますが、基本的には集荷センターに事前連絡し、リサイクルシールや処理シールと言った処分に伴う費用を支払うことで、指定された日時に指定された場所に処分したい電化製品を置いておく必要があります。
電化製品はこのように自治体の指示に従い自分自身で処分してしまうことができます。家電リサイクル法4品目に定められているエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の場合では処分費用とは別にリサイクル料金も支払う必要がありますので注意しましょう。
自分自身で電化製品を廃棄するためには、集荷場所まで自分で運び出す必要があります。一軒家に住んでいる場合は自宅の前が集荷場所になるのが一般的ですが、アパートやマンションの場合では集荷場所までが遠いことも考えられます。冷蔵庫など大型家電の場合、自分自身で運び出すのは難しいですよね。この場合、どのように処分するべきか悩む方も少なくありません。
自分自身で運び出せない場合には、不用品買取業者を依頼しましょう。不用品買取業者に依頼した場合、処理費用やリサイクル料金とは別に運搬料が掛かってしまいますが、自宅にいながら電化製品を処分してもらうことができます。そのため重い電化製品を自分自身で運び出す必要がないのです。
自治体によっては高齢者のみの世帯の場合は運び出しまで行ってくれるところもあるようですが、該当しない世帯で重い家電をどのように運び出すか決められない場合には不用品買取業者に依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。
ただし不用品買取業者を利用する場合には、不用品を積み込む前に見積もり書の作成を行ってくれる業者を選んでください。多くの不用品買取業者は適正価格にて営業していますが、中には不用品を回収したのちに高額請求する悪徳業者が紛れているためです。安心できる不用品買取業者は必ず事前見積もりを行っていますので、事前見積もりを行ってくれる業者であるかどうかは必ず確認しましょう。
また処分まで時間的余裕があるのであれば複数業者を比較した上で、利用することをおすすめします。