自転車に乗らなくなって、処分に困っている人は少なからずいるでしょう。
自転車を処分するには様々な方法がありますが、なるべくお得に処分できると嬉しいものです。
しかし自転車をお得に処分するには、どのような方法で処分をすれば良いのでしょうか?
また、処分をする時に必要なものはあるのか気になる人もいると思います。
そこで今回は、自転車をお得に処分する方法と処分の時に必要なものについてご紹介します。
自転車を処分する方法は?
自転車を処分するには、どのような方法があるのでしょうか?
自転車の処分方法には、捨てる・譲る・売るの3つがあります。
ここでは、自転車の処分方法についてご紹介します。
・粗大ごみとして捨てる
自転車は、粗大ごみとして捨てられます。
自治体によって対象のものにシールを貼ったりインターネットから申し込みを行ったりと、粗大ごみの出し方は異なります。
手数料などが掛かりますが、非常に安価です。
しかし、引き取りまでに2~3週間ほどかかる場合があるため、早く引き取りを行ってほしい人には不向きでしょう。
・友人に譲る
処分予定の自転車を知人や友人に譲るのも、一つの手です。
友人に譲るメリットは、粗大ごみとして捨てるよりも費用が掛からないことです。
保管時の状態が良いものであれば、お金を払ってくれる場合もあります。
しかし譲渡の距離によっては、運搬する際に手間がかかってしまう点はデメリットと言えるでしょう。
・リサイクルショップに持って行く
リサイクルショップに自転車を持って行く手もあります。
リサイクルショップに持って行くまでの手間が面倒かもしれませんが、早く査定してくれます。
そのため、早めに処分したいという方には向いていると言えるでしょう。
しかしリサイクルショップでの査定は、状態の良し悪しによって金額が異なります。
そのため、買い取り査定額が思ったよりも低くなる場合もあります。
・買い取り業者に買い取ってもらう
買い取り業者の中には、不用品専門の買い取り業者や自転車専門の買い取り業者が存在します。
自転車専門の買い取り業者に頼んだ方が、メーカーなども考慮して査定してもらえます。
一度人の手に渡っているものなので、買い取り額は低めです。
また不用品専門の買い取り業者も、自転車専門の買い取り業者と同様に査定額は低めです。
しかし、家にある他の不用品と一緒に売ることで、高めの値段が付きます。
他の物と一緒に売れることは、メリットだと言えるでしょう。
処分するために必要なこと
自転車を売ったり捨てたりするために、必要なことはあるのでしょうか?
自転車を処分するために必要なことは2つです。
ここでは、処分に必要なこととは何なのかご紹介します。
・防犯登録を抹消する
自転車販売店で新車を購入した場合は、その販売店で登録を行ってくれます。
しかし個人間での譲渡や売買をした場合は、防犯登録を各自で行う必要があります。
そのため、自転車を処分する際には、防犯登録を抹消しておかなければいけません。
抹消をしておかないと、次に購入した人や譲り受けた人が防犯登録できないからです。
特にリサイクルショップや他の人に売る時、譲渡をする時は防犯登録を抹消しておく必要があります。
どんな処分方法であれ、防犯登録は抹消しておくと安心です。
警察署の窓口もしくは、自転車販売店で抹消できます。
手続きをするには、自転車本体と身分証明書、所有者控えの防犯登録カードが必要です。
個人間のトラブルにならないためにも、防犯登録の抹消はしておきましょう。
・譲渡証明書を用意する
自転車を個人間で譲渡する時や売買する時には、譲渡証明書が必要になることをご存じでしょうか?
譲渡証明書がないと、新規の防犯登録ができません。
その理由は、盗難車か譲渡車かの検討がつかないからです。
自転車譲渡証明書は、インターネットでダウンロードできるので、譲渡する前には必ず用意しておくと良いでしょう。
また譲渡証明書を記入する時は、譲り渡す方が記入する必要があります。
記入する時の注意点は、住所を書く時に防犯登録をした時の住所を書くことです。
引っ越しをした人の場合は、以前の住所を覚えておく必要があるので注意しましょう。
お得に売るには?
自転車をお得に売るには、どうしたらいいのでしょうか?
自転車をお得に売る方法について、ご紹介します。
・リサイクルショップに持って行って売る
リサイクルショップで売る時のメリットは、買取が早いことと譲渡証明書がいらないことです。
そのため早く売りたい人は、リサイクルショップに持って行って売ると良いでしょう。
譲渡証明書がいらなくても、防犯登録の抹消手続きは必要なので注意しましょう。
また買取が早くても、専門業者ではないため自転車の価値が分かっていない場合が多いです。
買い取り査定額が低めになってしまう点は、デメリットと言えるでしょう。
・フリマアプリで売る
フリマアプリでの個人売買をするのも、お得に売れる方法の一つです。
リサイクルショップよりも、高く購入してくれる人もいるので高く売りたい時は活用してみると良いでしょう。
しかし個人売買になると、トラブルは付きものです。
自転車が盗難に遭って譲れないなんてことがないように、きちんと管理しておきましょう。
また個人間での売買では、防犯登録の抹消手続きと自転車譲渡証明書が必要です。
フリマアプリで売る前に、防犯登録の抹消手続きと譲渡証明書の記入を行っておきましょう。
・買い取り業者に買い取ってもらう
自転車をお得に売る方法として、買い取り業者に買い取ってもらっても良いでしょう。
自転車専門買い取りの場合は、ロードバイクやマウンテンバイクなどの性能が高い自転車しか買い取ってもらえません。
どんな自転車でも買い取ってもらいたい場合は、不用品買い取りがおすすめです。
不用品買い取りは、家の不用品と一緒に買い取ってもらえるので単体で売るよりも高値が付きます。
しかし不用品買取でも、防犯登録の抹消は念のためにしておくと良いでしょう。
自転車を高く売るポイント
自転車を高く売るためには、どのような点に気を付ければいいのでしょうか?
自転車を高く売るポイントは、3つあります。
ここでは、自転車を高く売るポイントについてご紹介します。
・説明書と付属品をそろえておく
自転車を高く売るポイントの1つ目は、説明書と付属品をそろえておくことです。
新車を購入した時に、自転車の説明書と保証書などが揃っていたはずです。
その説明書と付属品をきちんとそろえて、売る時に一緒に業者に渡すと高く買い取ってくれる場合があります。
・自転車の年式が新しいうちに売る
ポイントの2つめは、自転車の年式が新しいうちに売ることです。
売らずにそのまま放置していると、動かなくなったり錆びついてきたりと価値が低くなっていきます。
そのため、自転車の年式が新しいうちに売ると高く売れるのです。
・自転車の情報をまとめておく
自分の自転車の情報をまとめておくと、買い取りの時に細かい部分まで調べてくれます。
自転車は特に癖が付きやすい乗り物なので、ハンドルの回し方やブレーキの掛かり具合などきちんと見てもらって査定をしてもらった方が安心です。
詳細を説明できるように、パーツの確認をしておくと良いでしょう。
自転車をお得に売る方法についてご紹介してきました。
自転車を買い取ってくれる業者はたくさんありますが、お得に売りたい場合は買い取り業者に買い取ってもらうと良いでしょう。
不用品買取なら、家の中のいらなくなったものと一緒に買い取ってもらえます。
自転車を売る際には、ぜひ参考にしてください。