正しい方法で処分しよう!絨毯・畳・カーペット類の捨て方とは?

使用していた絨毯や畳、カーペットの処分方法で悩んでいませんか?
ゴミとして捨てるにも、粗大ゴミや可燃ゴミなど、ゴミの種類も様々あり処分方法で悩み、家に置きっぱなしにしている人も中にはいるでしょう。
家を整理整頓し、綺麗にするためにも絨毯や畳、カーペットなどの処分方法をご紹介していきます。
間違った方法で捨てないためにも参考にしてください。

絨毯やカーペットの処分方法

部屋の模様替えや汚くなってしまった絨毯やカーペットの処分方法をご紹介していきます。

【粗大ゴミとして処分】

絨毯やカーペットには様々なサイズがありますが、その多くが大きいサイズとなるでしょう。
自治体によって違いはありますが、基本的には粗大ゴミとして処分可能です。
例えば、東京都新宿区の場合、一辺の大きさが30cmを超えるものは粗大ゴミとして扱われます。
処分方法に関しても、自治体によって違うので確認してください。
新宿区では、粗大ゴミを処分する場合、粗大ゴミ受付センターに連絡する必要があります。
電話もしくはインターネットで申し込むことが可能で、電話であれば月曜から土曜の8時~19時まで、インターネットであれば24時間受け付けているので、日中忙しい人でも安心でしょう。
粗大ゴミを処分する際には、有料粗大ごみ処理券を購入して絨毯やカーペットに貼る必要があります。
有料粗大ごみ処理券及び有料ごみ処理券取扱所の標識のあるお店で購入できるため、処分する日までに購入してください。
そして、処分する日になったら指定された場所に出すことで回収してくれます。
費用がかかりますが、申し込めば回収してくれるため大きな手間はないでしょう。

【可燃ゴミ・不燃ゴミとして処分】

時間に余裕があれば、可燃ゴミか不燃ゴミとして処分することも可能です。
絨毯やカーペットは大きいため、可燃ゴミや不燃ゴミとして捨てる際には小さく切る必要があります。
小さくカットする方法は以下の通りです。

・用意するもの
ハサミ(裁ちバサミだと切りやすいです)、軍手、ゴミ袋、マスク

・カット方法
①手の汚れを防ぐため、そして怪我防止のために軍手をはめます。
②30~40cmほどのサイズにカットしていきます。
③2を繰り返します。
④カットした絨毯やカーペットをゴミ袋に入れます。
⑤可燃ゴミや不燃ゴミの日に収集場所へ持って行き処分します。

中には、硬い絨毯もあるため指を切らないよう注意してください。
また、絨毯やカーペットの種類によってゴミの種類が違います。

・可燃ゴミ
ウールや絹、麻や綿といった天然繊維や素材で作られたものです。

・不燃ゴミ
アクリルやレーヨン、ポリエステルやナイロンといった合成繊維で作られた絨毯やカーペットは不燃ゴミです。
この他にも、カーペットの裏地にゴム素材があるものも不燃ゴミとなります。

【ホットカーペットの処分方法】

足元から温めてくれるホットカーペットは冬場に活躍します。
壊れてしまったもの、汚れがひどいものに関しては処分するでしょうが、ホットカーペットも絨毯などと同じように可燃ゴミや不燃ゴミとして処分できるか気になっている人もいるでしょう。
ホットカーペットも処分方法は自治体によって違いがある可能性もありますが、基本的には粗大ゴミとして処分できます。
小さく切ればゴミ袋に入れることが可能であると考えるでしょうが、ホットカーペットの多くは厚手で切ることが難しいです。
電熱線が入っていることで感電する危険もあります。
怪我を防止するためにも、粗大ゴミとして処分しましょう。

畳の処分方法

次に畳の処分方法についてご紹介していきます。

【畳屋さんに処分を依頼する】

畳を張り替えるのなら、畳屋さんに依頼することで引き取ってもらうことができます。
回収だけを受け入れてくれる畳屋さんは少ないため、あくまでも張り替えを検討している際に利用しましょう。
有料で引き取る場合が多いため、あらかじめ費用を聞いてから依頼すると安心です。
中には無料で引き取りが可能なお店もあるため、費用を抑えたい場合には利用してみましょう。

【粗大ゴミとして処分する】

自治体によってルールに違いがありますが、30cmを超えるものであれば粗大ゴミとして扱われることが多いです。
絨毯やカーペットを捨てる際と同様に、粗大ゴミ処理券を購入し、畳に貼り付けて申し込んだ日に決定した日時に畳を出し、回収してもらいます。
サイズが大きいので持ち運ぶ時には注意が必要です。
怪我をしないよう、慎重に運び出しましょう。

【可燃ごみとして処分する】

畳は可燃ごみとして処分することも可能です。
しかし、そのままのサイズではゴミ袋に入れることができないため、小さく切断する必要があります。
ハサミでは切れないので、ノコギリを使って切ることになりますが、厚みがあるので時間がかかってしまいます。
電動ノコギリやチェーンソーがあれば、使用すると手間なく切れるでしょう。
ただし、ゴミ袋が複数になる場合は、自治体によって回収を断られる可能性もあります。
その際には、一度に捨てるのではなく、少しずつ収集場所に出しましょう。

畳は産業廃棄物になる可能性も!

家のリフォームや建て替えの際にいらなくなった畳が出たら、上記のように粗大ゴミや可燃ゴミとして処分しようと考えますが、実は産業廃棄物扱いになるため、上記の処分方法では処分できません。
地域のごみ処理施設では引き取ることができないため、産業廃棄物処理業者に依頼して引き取りをお願いすることになります。
その際には、廃棄物処分委託契約書も必要となります。
費用も処分費用とは別に運搬費用も発生するため、あらかじめ確認しておきましょう。
また、回収してくれる業者が「産業廃棄物収集運搬」の許可を持っている業者であるかの確認も必須です。
万が一、許可のない業者であれば、間接的に責任を問われる場合もあるので注意しましょう。

状態が良いならリサイクルも検討しよう!

状態の良い絨毯やカーペット、畳であれば、処分せずにリサイクルを検討してみてください。
リサイクルの方法としては、知人に使ってもらう、ネットオークションやフリマアプリを活用するほか、リサイクルショップに売りに出すことも可能です。
綺麗なものであれば、高価買取も期待できるでしょう。
しかし、汚れがあり買取をしてくれるか不安な場合もあります。
そういった時には、不用品買取や回収を行っている業者に依頼すると便利です。
売れると判断したものであれば買取を行い、状態の悪いものは回収をしてくれます。
絨毯やカーペットだけではなく、家にある様々な用品も対象となっているため、家具や家電で使用していないものがあれば、買取や回収を依頼してみましょう。

サイズの大きい絨毯や畳、カーペットを処分する方法は粗大ゴミとして捨てるだけではなく、カットすれば可燃ゴミや不燃ゴミとして捨てることも可能です。
小さくまとめれば費用をあまりかけずに捨てることができますが、大きな手間がかかります。
よりお得に処分するためには、リサイクルショップへの持ち込みもありますが、売れないと判断される可能性もあるでしょう。
そんな時には、不用品買取・回収業者に依頼することで悩みを解決できます。
いらなくなったものがあれば、業者に依頼することで買取可能であるか判断し、買取してくれます。
万が一、買取不可でも回収も行ってくれるため、再度処分方法を検討する手間を省けるでしょう。
絨毯や畳、カーペットの処分でお困りであれば、出張専門のリサイクルショップ エコスマイリー 出張買取&不用品買取のご相談ください。
即日対応も可能なので、掃除や引越しの際に出た不用品をすぐに買取・回収いたします。