洗濯機のような生活家電はなくてはならない必需品ですが、決して安くありません。
突然壊れてしまったり、引越しなどで買い替えが必要となった時、なるべく予算に余裕を持ちたいものですが、洗濯機は家電リサイクル法の対象となるため処分するにも費用がかかります。
今回は、洗濯機をお得に処分するために知っておきたい高価買取のポイントと、格安回収の方法をご紹介します。
洗濯機の買い替えや処分を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
洗濯機の買取相場はどのくらい?
まず確認しておきたいのが買取相場です。
買取相場や買取の対象になる洗濯機のことをある程度把握しておくことで、不当に安く買い取られることを防げます。
・縦型とドラム式では相場が違う
縦型洗濯機の買取価格相場は1,000~12,000円が一般的で、状態や型式などによって上下します。
縦型洗濯機でも乾燥機能付きの場合はさらに3,000円ほどプラスされることもあるようです。
ドラム式洗濯機の場合は4,000~50,000円ほどと、縦型洗濯機よりも人気があるため、やや高めの相場となっています。
いずれにしても、洗濯機の状態や買取時の人気の傾向などによって価格は変動するのであくまで目安と考えておくといいでしょう。
・基本的には製造から5年以内の洗濯機が対象
洗濯機であればなんでも買い取ってくれるわけではありません。
買取の基本は製造から5年以内の洗濯機が対象で、製造年数が浅ければ浅いほど高価買取してもらえます。
理由としては、一般的な洗濯機の寿命が6~7年程度しかないことが挙げられます。
一度も故障したことがなく、まだあと10年は問題なく使えそうだとしても、買取業者は一般的な寿命を基に買取価格を算出するので製造から5年以上の洗濯機は買取価格が付かない場合がほとんどです。
・容量や付属品の有無、機能などによっても変動する
洗濯機はだいたい5kgまでを単身者向け、6kg以上をファミリー向けとしているメーカーが多いです。
単身者向けよりも容量の大きいファミリー向けの洗濯機の需要が高く、高価買取してもらえる可能性があります。
また、排水ホースやコード、取扱説明書などといった付属品が揃っているかどうかも買取価格に影響してくるので、査定前に探しておきましょう。
同じメーカーでも人気の機能が付いている洗濯機は買取価格が高くなる傾向にあります。
カビや汚れが付きにくくなるマジックドラムやプラズマクラスターを搭載している、洗浄効果が高まる泡洗浄や水道代を節約できる節水機能が付いているなどといった洗濯機は安定した人気があり、買い手が付きやすいので買取価格が相場よりも高くなる可能性があります。
高価買取してもらうコツとは?
ちょっとした工夫で買取価格が上がる場合があります。
誰でもできることばかりなのでぜひ試してみてください。
・査定前に念入りな掃除を行う
洗濯機とは衣類を洗うための生活家電なので、いくら製造年数が浅くても、汚れて臭っているような洗濯機は評価が下がってしまいます。
洗濯機の外側はもちろん、内側も念入りに掃除をしましょう。
査定時は必ず動作確認と汚れ具合をチェックします。
フィルターや洗剤の投入口など取り外せるものはすべて外して丁寧に洗いましょう。
洗濯槽は専用のクリーナーなどを使ってクリーニングしておくとカビや嫌な臭いを取ることができます。
・付属品を揃える
フィルターやホース、ドラム式の場合は固定用のボルト、接続部品などの他に取扱説明書や保証書も付属品なのできちんと用意しておきます。
保証書は洗濯機の購入年月日がわかる書類です。
製造年数の証明に役立つので、保証期間が過ぎていたとしても必ず探しておきましょう。
・単身者向け洗濯機は春先が売れやすい
単身者向けの容量の小さい洗濯機の需要が高まるのは、新生活が始まる春先です。
大学入学や就職などで一人暮らし用の家具家電を買い揃える人が増えるので4月に入り新生活がスタートしてしまう前の、2~3月くらいを目安に買取を依頼すると高価買取を狙えます。
・ファミリー向け洗濯機は夏前に需要がアップする
ファミリー向けの容量の大きな洗濯機の場合は、気温が上がり洗濯物が増える夏に需要が高まる傾向にあります。
何度も洗濯機を回す手間やコストを考え、容量の大きなものに買い替えを検討する家庭が多いため、7~8月に買取依頼を行うのがおすすめです。
・見積もりは複数業者に依頼する
買取依頼を行う時は、多少面倒でも複数業者に見積依頼を出しましょう。
1~2社程度だと買取価格の基準がわからないので4~5社程度に依頼するのが望ましいです。
業者によっては得意な分野が違う場合がありますし、地域によって売れ筋に特徴があることもあります。
地域で偏らず、なるべくいろんな場所の業者に見積依頼を出して、一番高い価格を提示してきた業者を選ぶと後悔しません。
洗濯機の買取で注意するポイントは?
洗濯機の相場や高価買取のコツ以外に、注意しなければならない点もあります。
洗濯機の買取で注意するポイントをチェックしておきましょう。
・まずは見積依頼を出してみる
一般的に洗濯機の寿命は6~7年とされていることが多く、製造から5年以上経った洗濯機は買取価格が付かない場合があります。
しかし、中には買取価格が付く場合もあるのでまずは見積依頼を出してみましょう。
・なるべく早く依頼する
洗濯機のような生活家電はシーズンごとに新製品が発売されます。
洗濯機の買取価格は製造年数で算出されるので、時間が経てば経つほど買取価格は下がってしまいます。
売ってしまうか悩んでいる場合は、早めに見積依頼を出すことをおすすめします。
・悪質な業者には注意が必要
買取業者の中には一度高額な買取価格を提示しておきながら、引き取りの段階になると、汚れている、付属品が足りないなどと理由をつけて値下げを要求してくるような悪質な業者もいます。
断ると見積手数料や出張費用を請求してくる場合もあるので注意が必要です。
買取が難しい洗濯機は不用品買取業者に依頼しよう
買取見積をしてもらっても製造年数が経っていたり、動作不良を起こしているなどして価格が付かず買取不可となってしまった洗濯機は不用品買取業者に依頼するのがおすすめです。
洗濯機は家電リサイクル法の対象品目なので、処分しようとすると地域の指定業者に事前連絡し、リサイクル券を購入するなど廃棄の手続きを行う他、処分費用や運搬費用の負担など、手間とコストがかかります。
しかし、不用品買取業者に依頼すれば電話するだけですべてを請け負ってくれるので手軽に処分できます。
洗濯機の状態によっては買取対象になるかもしれないので、まずは相談してみましょう。
ここで気を付けなければならないのが違法な不用品買取業者の存在です。
無料回収を謳っている、極端に安い金額を提示しているような業者は違法行為を行っている場合があるので注意が必要です。
洗濯機の処分には必ず費用がかかります。
少しでもおかしいと感じたら遠慮せずキャンセルしましょう。
今回は、洗濯機をお得に処分するために知っておきたい高価買取のポイントと、格安回収の方法をご紹介しました。
洗濯機は頻繁に処分をする家電ではないので、いざその時になって慌てることも少なくありません。
洗濯機の高価買取や格安での回収を検討している方には、首都圏で豊富な実績を誇る出張専門のリサイクルショップ エコスマイリー 出張買取&不用品買取にご相談ください。
信頼できる業者を選んで洗濯機をお得に処分しましょう。