片付けを始める前の安全確認
最初に確認するのは、建物と設備の安全です。大きな亀裂や傾き、ガス臭、水漏れ、焦げた臭いがある場合は、片付けよりも先に専門機関への連絡を優先してください。天井や壁の落下物がないかも確認しましょう。
作業時の服装も重要です。厚手の靴、長袖、軍手または作業用手袋、必要に応じてマスクとゴーグルを着用します。ガラス片は光の当たり方で見えづらく、スリッパでは貫通することがあります。屋内でも靴を履いたまま作業するのが安全です。
- 建物の亀裂・傾き・ガス臭・水漏れをまず確認する
- 厚手の靴・長袖・手袋を着用する
- 頭上の落下物にも注意する

片付けの順番は「通路→危険物→大型家具」
散らかった部屋を端から片付けようとすると、途中で行き詰まります。まず玄関から各部屋への通路を確保し、次に割れたガラスや刃物、倒れた薬品類などの危険物を回収します。この2つが終わってから、初めて大型家具に手を付けます。
通路が確保できていれば、避難や搬出がしやすくなり、作業中の二次被害も減らせます。危険物は厚手の袋に二重に入れ、外から見て中身が分かるように「ガラス」などと書いておくと、収集時の事故防止にもなります。
- まず玄関から各部屋への通路を確保する
- ガラス・刃物などの危険物を先に回収する
- 袋は二重にし、中身を明記する

家電は通電させる前に状態を確認する
落下や転倒をした家電は、外見に異常がなくても内部が損傷していることがあります。特に、水がかかった家電、コードが引きちぎられた家電、変形が見られる家電は、そのまま通電させると発火や感電の危険があります。
エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目は家電リサイクル法の対象で、通常の粗大ごみとして出すことはできません。破損して使えなくなった場合も、所定の手続きとリサイクル料金・収集運搬料が必要です。ただし災害時には自治体が特別な受付を設ける場合があるため、まず居住地の案内を確認しましょう。

自治体の災害ごみ受付を先に確認する
災害の規模によっては、自治体が通常の粗大ごみとは別に、災害廃棄物の受付や臨時の集積所を設けることがあります。受付期間や対象品目、罹災証明書の要否は自治体ごとに異なるため、必ず居住地の公式情報を確認してください。
受付の対象になれば費用面で有利になることがあります。一方で、集積所まで自分で運ぶ必要がある、受付期間が限られる、といった制約もあります。運搬手段がない場合や、量が多くて自力では難しい場合に、業者への依頼を検討するとよいでしょう。
- 自治体の災害廃棄物受付の有無を確認する
- 対象品目・期間・必要書類は自治体で異なる
- 運搬手段がない場合は業者を検討する
壊れていない物は分けておく
片付けを急ぐと、無事だった物までまとめて捨ててしまいがちです。倒れただけで機能に問題のない家具、傷はあるが動作する家電、無事だった食器やブランド品などは、いったん別の場所に分けておきましょう。あとから買い直す手間と費用を減らせます。
状態が良い物は買取につながる場合もあります。エコスマイリーの出張買取は出張費・査定費が0円で、査定額を見てから売るかどうかを決められます。壊れて売れない物については回収のご相談が可能です(有料の場合があります)。売れる物と処分する物が混ざっていても、まとめてご相談いただけます。
次に備えるための配置と固定
片付けが済んだあとは、同じ被害を繰り返さないための配置を考えるタイミングです。背の高い家具は寝室や通路に置かない、重い物は下段に収納する、扉付きの棚には開き止めを付ける、といった対策が基本になります。
この機会に、そもそも背の高い家具を減らすという選択もあります。使っていない本棚や食器棚を手放して低い収納に置き換えれば、地震時のリスクを構造的に減らせます。片付けと同時に配置を見直すのが、最も手間の少ないタイミングです。
- 背の高い家具は寝室・通路に置かない
- 重い物は下段に収納する
- 使っていない高い家具は減らす選択もある
よくある質問
壊れた家具と無事な家具が混ざっています。まとめて見てもらえますか?
自治体の災害ごみと業者依頼、どちらがよいですか?
倒れて傷が付いた冷蔵庫は買取できますか?

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