キャブ詰まりの症状は、エンジンがかかりにくい、アイドリングが不安定、アクセルを開けても吹け上がりが悪い、の3つが代表的です。主な原因は、長期放置で劣化したガソリンと、タンク内のサビやゴミです。これらがジェットの細い穴をふさぎます。ただし点火系や燃料コック、空気の吸い込みでも似た症状が出ます。先に火花と圧縮を確認してから、キャブを疑いましょう。
キャブ詰まりで出やすい代表的な症状は、次の3つです。
このほか、キャブの不調でアフターファイヤーや燃費悪化が出ることもあります。
詰まりやすい部位によって、出やすい症状が違います。ジェット類の穴は微小なゴミでも詰まるため、症状から詰まった場所を絞り込めます。
| 詰まる場所 | 出やすい症状 |
|---|---|
| スロージェット(細い穴) | アイドリングが乱れる |
| メインジェット | エンジンがかからないことがある |
| フロートバルブ | 不具合で燃料があふれる |
原因は大きく2つに分けられます。1つ目は長期放置によるガソリンの劣化です。ガソリンは長く置くとヤニ状に固着し、キャブ内のジェットをふさぎます。2つ目はタンク内のサビやゴミの混入です。燃料と一緒にキャブへ流れ込み、ジェットの細い穴に詰まります。
劣化したガソリンは強い異臭がするのが目安です。新しいガソリンとにおいが明らかに違うときは、劣化を疑いましょう。
キャブ詰まりと決めつける前に、似た症状を出す他の原因も確認します。
次の順に確認すると、原因を切り分けやすくなります。点火と圧縮、燃料の流れ、キャブ内部の順です。分解に自信がない場合は、無理をせずバイク店に相談しましょう。
直し方の基本は、キャブの分解清掃と消耗部品の交換です。症状が軽いうちなら清掃で済みやすくなります。状態が悪い場合は、キャブのオーバーホール(全体の分解と整備)になります。
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プラグの火花と圧縮を先に確認し、それでも不調が続くならキャブを疑います。キャブを外してジェットを見る作業は、分解に自信がなければバイク店に相談してください。
症状が軽いうちなら、清掃で済みやすいです。状態が悪い場合は、キャブのオーバーホールになります。
長期放置を避けてガソリンを溜めたままにせず、燃料フィルターを付けてゴミの流入を防ぐのが基本です。