Pt900とは、全体の90%がプラチナで、残り10%がパラジウムなどの割金であることを表す品位の刻印です。プラチナジュエリーの基準(純度85%以上)を満たしており、プラチナとして価値があります。ただし価値は刻印の数字だけでは決まらず、品位・重さ・状態などで変わります。
Pt900は、ジュエリーや買取の話で見かける刻印のひとつです。Ptはプラチナの元素記号を表し、Ptの後ろの数字は純度を千分率で表したものです。千分率とは、全体を千としたときの割合のことです。
つまりPt900は、プラチナが90%の合金であることを示します。残りの10%は割金で、パラジウムなどの金属が使われます。
昔は「Pm」と刻まれた品もありましたが、現在はPtに統一されています。
純度の高いプラチナは柔らかく、傷つきやすい性質があります。そのままでは指輪やペンダントの形を保ちにくいため、割金を混ぜて硬さや加工性を整えます。
割金には、パラジウムやルテニウムなどが使われます。金は「K」(24分率)で純度を表しますが、プラチナは千分率で表します。
結論から言うと、Pt900はプラチナジュエリーの基準を満たす本物のプラチナの品位です。プラチナジュエリーは純度85%以上が目安とされており、Pt900はその条件に当てはまります。
ただし、刻印だけで本物と断定することはできません。確実に知るには、専門家に調べてもらうのが安心です。
また、価値は刻印の数字だけでは決まりません。次の3つの要素で評価が変わります。
| 要素 | 見るポイント |
|---|---|
| 品位(純度) | 同じ条件なら、プラチナの含有率が高いほど金属としての評価は上がります |
| 重さ | 重さが違えば、品位が低くても評価が逆転することがあります。石付きの場合は、宝石の重さを地金の重さに含めません |
| 状態 | 傷、変形、汚れなどの状態によって評価が変わることがあります |
品位が違うと、硬さや用途に違いがあります。どれが優れているかではなく、向き不向きで考えるのがわかりやすいです。
| 品位 | 性質 | よく使われる物 |
|---|---|---|
| Pt850 | 硬く、加工しやすい | チェーン |
| Pt900 | 割金が多く、硬度が高い | 日本のリングやペンダント |
| Pt950 | 国際的に標準とされ、海外で定番。Pt900より傷がつきやすいとされる | 海外のジュエリー |
| Pt999 | 純プラチナで柔らかい | 地金 |
Pt900は、日本で結婚指輪や婚約指輪に多く使われています。割金が多い分、硬度が高く変形しにくいため、石留めや細いデザインにも向いています。
プラチナは化学的に安定しているため、変色しにくいのも特徴です。
ただし、金属アレルギーが起きないとは保証できません。割金の種類にも注意が必要なので、肌が弱い方は事前に確認しておくと安心です。
状態を保つことは、手放すときにも大切です。
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優劣ではなく、向き不向きで決まります。硬く加工しやすいPt850はチェーンに多く、Pt900は日本のリングやペンダントに多く使われています。
刻印がないからといって、直ちに偽物とは言えません。確実に知るには、専門家に調べてもらうのが安心です。
金属アレルギーが起きないとは保証できません。割金の種類にも注意し、肌に合うか気になる方は事前に確認しましょう。