プラチナの刻印は、元素記号「Pt」に純度を千分率で表した数字を添えたものです。ジュエリーではPt900・Pt850・Pt950が中心です。純プラチナを示すPt1000・Pt999は、ジュエリーでは少なめです。PmやPt100、P/Sは紛らわしい刻印です。刻印だけで真贋は決められないため、判断に迷う品は専門家に確認すると確実です。
プラチナの刻印は、「Pt」の文字と数字の組み合わせで書かれています。数字は純度を千分率で表します。たとえば900なら、プラチナが90%という意味です。
刻印が打たれる場所は、指輪なら内側、ネックレスなら留め具の近くが多いです。金のようなカラット表記は、プラチナの刻印では使いません。
国の造幣局が品位を証明したものには、日の丸とひし形のマークが付きます。ひし形の中の数字は純度を示し、Ptの文字も添えられます。自分の品の刻印を探すときは、まず指輪の内側やネックレスの留め具の近くを見てみてください。
ジュエリーに使われる主な純度の刻印は、次の表のとおりです。国内の品位刻印は、999・950・900・850の4種類が基本です。
プラチナ以外の部分には、パラジウムなどの金属が使われます。Pt850は、プラチナ製品とされる下限の目安です。
| 刻印 | 純度(プラチナの割合) | よく使われる製品 |
|---|---|---|
| Pt900 | 90% | 指輪に多い |
| Pt850 | 85% | ネックレスに多い |
| Pt950 | 95% | 高純度の刻印 |
Pt1000とPt999は、どちらも純プラチナを示す刻印で、意味は同じです。2012年にPt999へ表記が統一されました。Pt1000は、統一される前に打たれた刻印です。品質は同じです。
純プラチナは柔らかく、ジュエリーには向きにくいです。PLATINUMや9995は、インゴットやコインに多く見られる刻印です。PLATは、アメリカ製品に多い表記です。
Pmは、「Pt」に統一される前の古い刻印です。Pmがあるだけで、偽物と言い切ることはできません。ただし、Pmの品は純度が低い場合もあるため、確認をおすすめします。
数字のないPtも、古い製品に見られる刻印です。「純白金」「正白金」など、漢字の刻印もあります。どの刻印も、純度が確定しないことがあります。
Pt100は、千分率でプラチナ10%という意味です。プラチナ100%ではありません。見た目がPtと似ているため、読み間違えやすい刻印です。
P/Sは、プラチナと銀の合金を指します。銀の割合が高いため、プラチナ製品とはみなされません。
刻印は、素材や純度を知るための大切な手がかりです。ただし、刻印だけで本物と決めることはできません。似た金属に偽の刻印が打たれることもあります。また、刻印が薄れて読めない品もあります。刻印のないプラチナ製品も存在します。
自分で確かめる目安として、磁石に付かないことが挙げられます。比重を調べる方法も、真贋の判断に使われます。ただし、確実な判断は専門家による鑑定が望ましいです。
判断が難しい品は、専門家に見てもらうのが確実です。刻印の意味を説明してくれる相手を選ぶと安心です。
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Pt1000は純プラチナを示す刻印で、Pt900はプラチナが90%の刻印です。Pt1000のほうが純度は高くなります。
Pmがあるだけで、偽物と言い切ることはできません。古い表記のため、純度が確定しない場合もあるので、専門家に確認すると確実です。
あります。刻印がないことだけで偽物とは決まりません。判断に迷う場合は、専門家に見てもらうと安心です。