コンバインのメーカー比較では、メーカー名だけで優劣は決まりません。まず作物と田んぼに合う型(自脱型か普通型か)と条数を決めます。そのうえで国内主要メーカーを、販売店の体制・点検や部品の体制・手放すときの需要で比べましょう。機能の相性は、実機やカタログで確かめてください。
コンバインは、刈る・脱穀する・選別するという作業を1台で行う機械です。メーカーを見る前に、作物と田んぼの条件から型と条数を絞ると、比べる範囲が狭まり迷いにくくなります。
国内の主要メーカーは、クボタ・ヤンマー・イセキ・三菱マヒンドラ農機です。各社の位置づけは次のとおりです。
欧米には、大型の普通型を作る海外メーカーもあります。
| メーカー | 位置づけ(事実の範囲) |
|---|---|
| クボタ | 国内の農機で最大手とされる |
| ヤンマー | クボタに次ぐ規模とされる。ディーゼルエンジンに強みがある |
| イセキ | 国内の主要メーカーの一つ |
| 三菱マヒンドラ農機 | 国内の主要メーカーの一つ |
自脱型は稲や麦の収穫に使われ、日本の稲作では主流です。穂先だけを脱穀するため、穀粒や稲わらのロスが少なくなります。
普通型は大豆やそばなど幅広い作物に対応します。ただし大型で、狭くて軟らかい日本の水田では走りにくい場合があります。
刈取条数は、経営規模や田んぼの広さに合わせて選びます。条数が少ないほど小回りがきくので、狭い田んぼに向きます。
中山間地の棚田では、コンバインが入れない場所もあります。その場合は、刈取と結束だけを行うバインダーという選択肢があります。バインダーは脱穀を別に行います。
メーカーごとに得意な分野や機能の方向性は異なります。優劣は断定できないので、次の項目で比べてみましょう。
中古は新品より費用を抑えられます。メーカー名より見るべき項目があります。
年式、使用時間、刈取条数、整備状態、消耗品、購入後のサポートが、価格と使いやすさに直結します。
中古市場での需要はメーカーによって異なります。手放すときは、年式・刈取条数・使用時間が見られます。使用時間が短いほど評価されやすいです。
買い替えを考えるなら、今の機械の状態を確認してから決めると流れがつかみやすくなります。
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1つに決まる正解はありません。田んぼの条件、型と条数、販売店の体制、部品の入手しやすさに合うものを選びましょう。
機能の相性は、実機とカタログの両方で確かめてください。
メーカー名より、年式・使用時間・刈取条数・整備状態・消耗品の状態・アフターケアの有無を先に確かめましょう。