着物正絹と化繊の見分け方は、まず品質表示で「絹」「シルク」「SILK」や「ポリエステル」などの用語を確かめることから始めます。表示がない場合や判断に迷う場合は、手触り・光沢・燃え方を合わせて見るのが安全です。
まず確かめたいのは、着物に付いている品質表示です。羽織及び着物は繊維の組成の表示が求められる品目に含まれているため、表示があれば組成を読み取れます。絹の繊維は「絹」「シルク」「SILK」、ポリエステル系の合成繊維は「ポリエステル」「POLYESTER」といった指定用語で示されます。組成は組成繊維すべての名称に、それぞれの混用率を%の数値で併記して示すものとされています。表示に「絹」や「シルク」があるかを見て、どの繊維がどれくらい含まれるかを読み取りましょう。
絹の混用率が50%以上の織物や、たて糸またはよこ糸の組成繊維が絹のみの織物は「特定織物」と定められています。特定織物以外の表生地に使われる羽織や着物では、繊維の組成に加えて家庭洗濯等の取扱方法も表示する対象とされています。表示の混用率を読むと、絹がどのくらい含まれるかの目安になります。表示は縫い代や裏地のタグに付いている場合があるので、広げて全体を確かめましょう。表示が見当たらない場合や文字が薄くて読めない場合は、無理に決めつけず、手触りや燃え方など別の方法と合わせて確かめてください。
手触りや光沢は、正絹と化繊を比べるときの目安になります。正絹は表面がなめらかで、光の当たり方によって柔らかい光沢に見える場合があります。化繊は表面が均一で、明るい光沢が強く出る場合があります。ただし、見た目が近くなるように作られた化繊もあるため、手触りや光沢だけで決めつけないことが大切です。比べるときは、同じ色や柄の別の着物と並べ、窓辺などの自然光の下で見ると違いが分かりやすくなります。判断に迷ったら、表示と合わせて確かめてください。
糸を少量取って燃やすと、繊維によって燃え方に違いが出る場合があります。一般に、絹は毛を焼いたような匂いがして、灰が残る場合があります。化繊は溶けて固まる場合があります。ただし、火を使う方法は着物を傷めることもあるため、取る糸は縫い代など目立たない部分に限り、持ち主の了承を得てから行いましょう。火の近くでは十分に注意し、すぐ消せるように水を用意してください。着物正絹と化繊の見分け方は、燃え方だけで決めず、表示や手触りの結果と合わせて判断するのが安全です。
査定の前には、品質表示の文字(組成と混用率)、柄や色、傷みや汚れの有無を控えておくと話が早く進みます。参考として、当社が2025年9月〜2026年8月に集計した中古の販売価格では、売れた着物5,990件の中央値が2,000円、真ん中の半分は1,600〜4,200円でした。状態別では、通常中古2,000円、新品未使用1,800円、美品2,800円が中央値です。これは中古の販売価格の集計で、当社の買取価格ではありません。金額は繊維の種類だけでなく状態も含めて、個別に査定します。買取のミカタでは、査定のご相談を無料で受け付けています。査定料・キャンセル料はかかりません。
出張は東京・埼玉・千葉・神奈川です。
出張買取はもちろん、ほかの品物やお部屋の片付けもまとめてご相談いただけます。出張買取のエコスマイリー(株式会社LINKBANK・古物商許可 埼玉県公安委員会 第431270050713号)が査定します。
表示は大切な材料ですが、それだけで決めつけない方がよい場合があります。表示が見当たらないときや判断に迷うときは、手触りや光沢も合わせて確かめると安心です。
無理に推測せず、表示の内容、手触り、光沢を控えておきましょう。査定の際に写真と合わせて伝えると、話が進めやすくなります。
繊維の種類だけで金額が決まるとは限りません。状態も含めて個別に査定します。中古の販売価格の集計では中央値が2,000円でしたが、これは当社の買取価格ではありません。
表示の文字が薄い場合は、無理に読み取ろうとせず、明るい場所で広げて確かめましょう。手触り、光沢、燃え方も並べると判断の材料がそろいます。