如来の見分け方は、まず仏像が如来・菩薩・天・明王のどれに当たるかを確かめることから始まります。京都国立博物館の解説では、如来はさとりを得た人とされ、基本的に粗末な衣を身にまとい、装身具は基本的につけないとされています。頭部の表現や印相も合わせて見ると、判断の材料がそろいます。
仏像は大きく、如来・菩薩・天・明王に分けられます。京都国立博物館の解説では、如来はさとりを得た人、真理に到達した人とされ、菩薩はさとりを得るために修行中で、まだ完全なさとりには至っていない存在とされています。如来の見分けでは、まずこの区分のどれに当たるかを考えると整理しやすくなります。区分を先に押さえておくと、次に見る衣・装身具・頭部の表現を、どの系統の像として読むかが決めやすくなります。如来でも大日如来のように華やかな飾りをまとう例外があるため、衣や飾りだけで決めつけず、ほかの特徴と合わせて確かめましょう。
京都国立博物館の解説では、如来は基本的に粗末な衣を身にまとい、体を飾りたい欲望がないため装身具は基本的につけないとされています。一方で、大日如来は例外で、菩薩と同じように華やかな飾りをまとっているとされています。そのため、飾りが少ないことは如来の目安になりますが、大日如来のような例外もあるため、ほかの要素と合わせて判断することが大切です。衣の装いと装身具の有無を、見分けの一つの材料として写真に残し、見比べると確かめやすくなります。像の全体を正面と側面から撮っておくと、衣の線や装身具の付き方を後から見返せます。購入時の箱書きや資料があれば、それも合わせて控えておくとよいでしょう。
文化遺産オンラインでは、木造阿弥陀如来立像の形状欄に、如来形で肉髻、肉髻珠(水晶)、螺髪彫出(大粒)、白毫相(水晶)と記されています。一方、銅造如来形立像の概要には、肉髻はあらわされているものの、螺髪はあらわさず素髪で、白毫の表現もないと記されています。如来でも螺髪や白毫の表現は一定でないため、頭部の表現が一つ見当たらなくても、それだけで判断しないよう注意しましょう。頭部や顔まわりの表現は、正面の写真でまず確かめ、気になる点は資料と照らし合わせると安心です。
平等院の阿弥陀如来坐像は、仏師定朝の作で、天喜元年(1053)に納められた平安時代後期の木造、漆箔の像です。像高は277.2cmで、印相は上品上生印(定印)と案内されています。如来の見分けでは、こうした公式の案内に書かれた作者・制作時期・印相を控えておくと、ほかの像と比べやすくなります。同じ如来の像でも、資料ごとに書かれている内容が違う場合があるため、出典を一緒に残しておくと安心です。印相や寸法は、所蔵先の解説や案内で確かめるとよいでしょう。
同じ如来でも、呼び名が複数ある場合があります。薬師寺の公式案内では、薬師如来は正式には薬師瑠璃光如来といい、またの名を医王如来、その仏国土は東方浄瑠璃浄土とされています。仏像の名前は、寺院の案内や所蔵先の資料で照らし合わせておくと、査定の相談の際にも話が通じやすくなります。名前が分かると、像の系統や見どころを資料で調べやすくなります。買取のミカタは、古物商許可を持つ株式会社LINKBANKが運営しており、査定のご相談は無料で受け付けていて、査定料・キャンセル料はかかりません。
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京都国立博物館の解説では、如来は基本的に粗末な衣を身にまとい、装身具は基本的につけないとされています。そのため、如来の見分け方では、まず衣と装身具を見るのが分かりやすい入り口になります。大日如来は例外とされるため、ほかの特徴と合わせて確かめてください。
京都国立博物館の解説では、菩薩はさとりを得るために修行中の存在とされます。如来の見分け方の一つとして装身具の多少を見ることがありますが、大日如来のように菩薩と似た装いの例外もあるため、一つの特徴だけで決めつけないことが大切です。
同じとは限りません。文化遺産オンラインの銅造如来形立像の概要では、肉髻はあらわされているものの螺髪はあらわさず素髪とされ、白毫の表現もないと記されています。如来の見分け方では、頭部の表現だけを基準にせず、衣や装身具、印相などと合わせて確かめるのがよいでしょう。
衣と装身具の様子、頭部の表現、印相、像の寸法、寺院や所蔵先の案内などを写真とともに控えておくと、如来の見分け方を整理しやすくなります。分からない点は、査定の相談の際に伝えると話が進めやすくなります。