時計の金無垢とは、ケースやブレスレットなどの外装が、中身まで金合金でできている時計のことです。金張りや金メッキは表面だけが金なので、金無垢とは別物です。見分けるには、刻印(K18・750など)、重さ、摩耗部の下地の色を組み合わせて確認します。判断がつかないときは、専門業者の鑑定が確実です。
時計の金無垢とは、ケースやブレスレットなどの外装が、中身まで同じ金でできていることを指します。
「無垢」は、混ぜ物や表面だけの加工ではなく、中身まで同じ素材という意味です。
ここでいう金無垢は、外装(ケース・ベゼル・ブレスレット)の話です。
ムーブメント(中の機械)や風防(ガラス)まで金という意味ではありません。
実用上は強度のため、純金ではなく金合金が使われます。
金の純度は、Kという24分率の表記で示されます。K24が純金で、K18は24分の18が金という意味です。
K18は金の含有率が75%で、刻印では750と表記されることもあります。残りは銀や銅などの割り金です。
純金は柔らかく変形しやすいため、時計には割り金を加えた合金が多く使われます。割り金の配合によって、色合いや硬さが変わります。
金無垢でも、K18以外にK14などの純度があります。
| 表記 | 意味 | 刻印の例 |
|---|---|---|
| K24 | 純金(24分の24) | K24 |
| K18 | 24分の18が金(含有率75%) | K18、750 |
| K14 | 24分の14が金 | K14 |
三つの違いは、金がどのように入っているかにあります。
金張りや金メッキは、金無垢とは別の扱いになります。金メッキは使ううちに摩耗し、下地の金属が見えることがあります。
| 種類 | 構造 | はがれ・摩耗の起こりやすさ |
|---|---|---|
| 金無垢 | 内部まで金合金でできている | 表面が削れても中身は同じ素材 |
| 金張り | 土台の金属に金の板を貼り合わせたもの | 土台の金属があるため、金無垢とは構造が異なる |
| 金メッキ | 表面に薄く金の膜をつけたもの | 使ううちに摩耗し、下地が見えることがある |
自宅では、次の三つを組み合わせて確かめます。一つの方法だけでは断定できません。確度の高い順に並べます。
注意点として、刻印だけで判断すると「金張り」の表示と取り違えるおそれがあります。金張りやメッキにも品質表示の刻印があるためです。最終確認は、専門業者の鑑定が確実です。
金は柔らかく、傷やへこみが付きやすい素材です。ステンレスと比べると、次のような違いがあります。
日常の手入れと保管は、次の基本を守ります。
売却を考えるときは、まず素材と状態を確認します。ケースだけ、ブレスレットだけが金のものや、金と他の素材を組み合わせたコンビの時計もあります。
査定は対面で現物を見てもらうと確実です。古物の買取は、古物商許可を持つ業者に依頼しましょう。
出張は東京・埼玉・千葉・神奈川です。
腕時計はもちろん、ほかの品物やお部屋の片付けもまとめてご相談いただけます。出張買取のエコスマイリー(株式会社LINKBANK・古物商許可 埼玉県公安委員会 第431270050713号)が査定します。
いいえ。金張りやメッキにも品質表示の刻印があるため、刻印だけでは判断できません。重さや摩耗部の下地の色と組み合わせて確かめ、最終的には専門業者の鑑定を受けてください。
ステンレスより重く感じやすいです。長時間の着用で負担に感じる人もいます。
はい。K18は金の含有率が75%で、刻印では750とも表記されます。