カードの湿気対策は、まず保管場所の湿度を湿度計で測り、40〜60%前後に保つことが基本です。急な湿度の変化を避けたうえで、密閉容器と乾燥剤、防湿庫などを使い、スリーブやローダーで擦れや汚れから守ります。湿度は低すぎても紙が縮んで反りの原因になるため、除湿のしすぎにも注意が必要です。
カードの主な素材は紙で、湿度の影響を受けやすい性質があります。紙は湿気を吸うと膨らみ、乾くと縮みます。
表面のホイル加工は水を吸わないため、紙とは伸び縮みの仕方が違います。そのため紙とホイルの動きにずれが生じ、カードが反りやすくなります。
湿度が高いと谷反り(中央がへこむ反り)が出やすく、湿度が低いと山反り(中央が浮く反り)が出やすくなります。湿度が高い状態が続くと、カビやシミの原因にもなります。高すぎても低すぎても注意が必要です。
目安は40〜60%前後で、50%付近が中心とされています。湿度が70%を超えるとカビのリスクが高まります。
季節によって室内の湿度は変わります。下の表を目安にしてください。
湿度の数値は、湿度計で測らないと分かりません。湿度は下げすぎず、安定させることが重要です。
| 時期 | 室内湿度の変化 |
|---|---|
| 梅雨から夏 | 60〜80%に上がりやすい |
| 冬の暖房時 | 30%台まで下がることがある |
手軽にできる次の対策を、組み合わせてください。それぞれ効果には限りがあります。
湿気を防ぐ力は限られます。スリーブは完全な密閉ではなく、時間がたつと内部の湿度は周囲に近づきます。
二重スリーブは、擦れや皮脂汚れを防ぐのに向いています。急な湿度の変化も、多少やわらげます。
スリーブに入れていても、梅雨の時期は容器や乾燥剤を併用してください。
防湿庫は、庫内の湿度を一定に保ちやすい設備です。高額なカードや長期保管には向いています。
除湿のみの機種は、冬に湿度を下げすぎてカードが反ることがあります。庫内の湿度は、別の湿度計でも確認すると安心です。
防湿庫でも温度や紫外線は防げません。容量は余裕をもって選びましょう。
反りの向きによって、対処が逆になります。逆方向に曲げたり、重しで矯正したりするのは避けてください。
まず大切なのは、カビや濡れを他のカードへ広げないことです。
出張は東京・埼玉・千葉・神奈川です。
トレーディングカードはもちろん、ほかの品物やお部屋の片付けもまとめてご相談いただけます。出張買取のエコスマイリー(株式会社LINKBANK・古物商許可 埼玉県公安委員会 第431270050713号)が査定します。
湿度は数値を見ないと分からず、感覚では判断しにくいためです。湿度計で測ると、対策が足りているかを確かめられます。
効き目は落ちるため、定期的な交換が必要です。容器の中に湿度計を入れておくと、交換時期が分かりやすくなります。
室内の湿度は60〜80%に上がりやすいため、点検の頻度を上げてください。容器や乾燥剤を併用すると安心です。