住宅ローンが残った家は売れる?売却の条件と手順、完済できないときの対処まで解説
公開日:2026-11-03|筆者:株式会社LINKBANK 買取担当(古物商許可 第431270050713号)
住宅ローンが残っている家でも、売却はできます。ただし買主に引き渡すまでに、売却代金や自己資金でローンを完済し、金融機関の抵当権を外すことが条件です。売却額がローン残高に届かない場合は、不足分を自己資金や住み替えローンなどで補う方法があります。まず残債と家の査定額を調べ、売却後に手元に残るお金があるかを確認しましょう。
住宅ローンが残っている家は売れるの?
住宅ローンが残っている家でも、売却自体は可能です。ただし、買主に引き渡す時点では、家に付いている抵当権を外しておく必要があります。抵当権はローンを完済すれば抹消できるため、多くの場合は売却代金をローンの返済に充てます。
- ローンが残っていても売却はできる
- 引き渡しまでにローンを完済し、抵当権を抹消する
- 売却には金融機関への事前相談が欠かせない
なぜ完済しないと住宅ローン付きの家は売れないの?
住宅ローンを借りて買った家には、金融機関の抵当権が設定されています。抵当権が付いたままだと、買主は借金が残っていないかと不安を感じます。返済が滞ると金融機関が家を競売にかけることもあるため、完済と抹消が売却の条件になります。
- 抵当権の抹消は不動産登記で手続きする
- 一般的には、売却代金を受け取るのと同時に完済と抹消を行う
売る前に何を調べればいい?(残債と査定額の確認)
住宅ローンの売却可否は、残りのローン(残債)と家の査定額を比べて判断します。残債は返済予定表や金融機関の窓口で確認できます。家の価値は不動産会社の査定で把握できます。
- 売却にかかる諸費用も含めて、手元に残るお金を見積もる
| 状態 | 意味 |
|---|
| アンダーローン | 査定額が残債を上回る状態。売却代金で完済できる |
| オーバーローン | 査定額が残債を下回る状態。不足分の用意が必要になる |
売却の流れはどうなる?
住宅ローン付きの家を売る手順は、次の順番が基本です。
- 残債と査定額を調べて、資金計画を立てる
- 金融機関に売却を相談する
- 不動産会社と媒介契約を結び、売り出す
- 買主と売買契約を結ぶ
- 引き渡しと同時に残債を完済する
- 完済後に抵当権抹消登記を行う
住宅ローンを完済できないときはどうする?
売却額が残債に届かないときは、次の方法を検討します。どれを選ぶかは、家の売値・預貯金・今後の住まいによって変わるため、早めに金融機関や専門家へ相談しましょう。
- 預貯金など自己資金で不足分を補う
- 住み替えローンなどで不足分を借り入れる
- 金融機関の承諾を得て売却する任意売却(返済が難しい場合の選択肢)
- 返済が苦しいなら、滞納する前に早めに相談する
住宅ローン売却の税金や費用は?
売却で利益が出ると、譲渡所得として課税の対象になります。居住用の家には税の特例が使える場合がありますが、適用条件があるため確認が必要です。売却には仲介手数料などの諸費用もかかります。税金の詳細は、税務署や税理士に確認してください。
離婚や住み替えのときに住宅ローンで気をつけることは?
離婚や住み替えでは、名義とローンの関係を先に整理しておくと安心です。
- 離婚のときは、名義人とローンの債務者を確認する
- 共有名義の家は、共有者全員の同意が必要
- 住み替えは売却と購入の時期を合わせることが重要
- 売却前に家の中の片付けを進めると、内見に備えられる
住宅ローンが残った家は売れる?売却の条件と手順、完済できないときの対処まで解説のよくある質問
住宅ローンが残っている家を売るには、まず何をすればいいですか?
残債と家の査定額を調べ、売却後に手元に残るお金があるかを確認します。そのうえで金融機関に売却を相談してください。
売却額がローン残高に届かない場合はどうなりますか?
預貯金での補填や住み替えローンなどで不足分を用意する方法があります。返済が難しい場合は、任意売却という選択肢もあります。
売却後に税金はかかりますか?
売却で利益が出た場合は譲渡所得として課税対象になります。特例の適用条件などは、税務署や税理士に確認してください。
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