クルマの買い替えで損をしにくくするには、年数や走行距離といった一つの節目だけで決めないことが大切です。今の車に乗り続ける場合と、売って乗り換える場合の費用を同じ期間で比べて判断してください。そのうえで、売り方、引き渡しと納車の日程、保険の車両入替、諸費用の総額まで、売却と購入をひとまとめに計画します。
損か得かは、車の年数や走行距離だけでは決まりません。乗り続けた場合の総費用と、乗り換えた場合の総費用を同じ期間で比べると、どちらが負担が軽いかが見えてきます。
乗り続ける費用には、車検、修理、消耗品、税金、保険料が入ります。また、今の車の査定額は、これから乗り続けると下がっていきます。車の価値の下がり方と、維持費の増え方を両方見ることが大切です。
時期は、次のような節目で考えるとよいです。それぞれが損得にどう関わるかを知っておくと、判断しやすくなります。ただし、車種や車の状態によって変わるため、あくまで目安です。
| 節目 | 損得への関わり方 |
|---|---|
| 車検の前 | 車検費用を、買い替えの費用に回せる節目になる |
| 自動車税の課税日 | 自動車税(種別割)は、4月1日時点の所有者に課税される |
| 新車登録から13年超 | 自動車税や自動車重量税が重くなる |
| メーカー保証が切れる前後 | 判断の分かれ目になる |
| 10万km前後 | 高額な修理が増えやすい目安とされる |
| 家族構成や通勤の変化 | 必要な車の種類が変わることがある |
| モデルチェンジの後 | 旧型の価格が下がりやすい |
| 3月前後 | 中古車の需要が高まる。決算期は購入条件も動きやすい |
下取りは、売却と購入を同じ店で一度に進められるので、手間を減らしたい人に向いています。書類の手配や名義変更を店が代行してくれる点も利点です。
買取は、複数の会社の査定額を比べやすいので、価格を比べたい人に向いています。どちらにするか迷ったら、先に相場を調べておくと比較しやすくなります。自宅で受ける出張査定など、受け方を選べる場合もあります。
売却代金は、新しい車の購入資金に充てられます。
| 手放し方 | 向いている人 | ポイント |
|---|---|---|
| 下取り | 手間を減らしたい人。売却と購入を同じ店で進めたい人 | 書類の手配や名義変更を店が代行してくれる |
| 買取 | 価格を比べたい人。複数社の査定額を比べたい人 | 売却前に相場を調べておくと、価格を比較しやすい |
買う車の候補選びと、売却先の探しは同時に進められます。書類は早めにそろえてください。なくしている場合は再発行に時間がかかるため、先に確認しておくと安心です。
日程には余裕を持つことが大切です。新車は納期が数か月かかることがあるので、早めに動くと日程に余裕を持てます。
今の車の引き渡しと新しい車の納車がずれると、車がない期間ができてしまいます。日程は先に組んでおきましょう。
売却先と購入先が違う場合は、日程の調整を自分で行う必要があります。引き渡しを先にする場合は、代車があるかどうかを確認してください。自動車保険は、新しい車に乗る前に車両入替の手続きをします。
予算は車両価格ではなく、支払総額で考えるのが基本です。車両価格だけを見ると、実際の負担を見誤るおそれがあります。
見積書では、法定費用と店が独自に決めた費用を見分けると比べやすくなります。新しく買う費用と、今の車を手放して入るお金を分けて整理すると、実際の負担が分かります。
相談・お見積りは0円です。
節目の年数だけで決めたときや、乗り続ける費用を調べずに手放したときに損をしやすくなります。同じ期間で比べると防ぎやすくなります。
車両本体価格だけでなく、税金や保険料、登録の手続き費用、車庫証明や納車の費用まで含めた支払総額を見てください。見積書で法定費用と店の費用を分けると分かりやすくなります。
新しい車に乗る前に、自動車保険の車両入替を済ませてください。手続きには新しい車の車検証が必要です。