ミニバンの安全性は、ミニバンという形だけで高いとも低いとも言い切れません。車種ごとの衝突安全と予防安全の評価や装備によって差が出ます。選ぶときは自動車アセスメントの結果を確認し、3列目を使うなら後席の保護や装備も見ることが大切です。
結論から言うと、ミニバンだから安全、あるいは危険と一概には言えません。「ミニバン」という分類だけで安全だとは言い切れないからです。
ミニバンの安全性は、車種ごとの試験結果や装備によって差が出ます。同じミニバンでも、評価の高い車種と低い車種があります。
車の安全性を客観的に知る方法として、自動車アセスメントがあります。国土交通省などが実施し、安全性能を評価して公表している取り組みで、車選びの参考になります。その中で最上位の評価となるのがファイブスター賞で、ミニバンの安全性を見る目安になります。
車の安全性は、大きく2つに分けて考えると分かりやすくなります。ひとつは事故が起きたときに人を守る衝突安全性能、もうひとつは事故を防ぐ予防安全性能です。
自動車アセスメントは、この両方を点数にして評価しています。さらに、歩行者への衝突を避ける支援装備も評価の対象です。
ドライバーだけでなく、ぶつかる相手の安全を守る視点も大切です。
| 種類 | 役割 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 衝突安全 | 事故の際に乗員や歩行者を守る | 自動車アセスメントの衝突安全の結果 |
| 予防安全 | 衝突を避ける、または軽減する | 衝突被害軽減ブレーキなどの装備と評価 |
一般に、車体が大きく重いほど事故のときに有利とされています。そのため、軽自動車と比べると、車格の差が安全面に影響することがあります。
ただし、車格が大きければ評価が高いとは限りません。同じ区分でも、車種や年式によって試験結果は異なります。ミニバンだからといって、コンパクトカーより安全と決めつけないことが大切です。
ミニバンは車高が高く、重心の影響を受けやすい特徴があります。
SUVも車高が高いため、同じように走行安定性への配慮が必要です。ミニバンとSUVのどちらが安全かは、形の違いだけでは決まりません。車種ごとの評価で判断しましょう。
どちらを選ぶ場合でも、横滑り防止装置など走行を安定させる装備が重要です。
ミニバンは人数を多く乗せられる反面、3列目は後ろからの衝突のときに、車体の後端までの距離が短いという特徴があります。
後席の保護性能は車種によって差があります。3列目に人を乗せるなら、その車種の後席の評価や装備を確かめておきましょう。
購入前に、次の順番で確認すると、ミニバンの安全性を比べやすくなります。
年式が新しいほど、安全装備が充実している傾向があります。一方、評価結果は発売年度の基準で出されているため、新旧の車を比べるときは評価年度の違いに注意が必要です。
中古車を選ぶときも、年式とあわせて装備を確認しましょう。また、ブレーキなどの安全部品は、定期的な点検で状態を保つことが基本です。
乗り換えで手放すときは、出張買取を利用する場合でも、装備の情報を整理しておくと話がスムーズです。
相談・お見積りは0円です。
一般に車体が大きく重いほど事故時に有利とされますが、車種ごとの試験結果で判断することが大切です。大きいからといって評価が高いとは限りません。
自動車アセスメントの公表結果で、衝突安全と予防安全の評価を確認できます。ファイブスター賞も安全性の目安になります。
3列目は後方衝突時に車体の後端までの距離が短いため、車種ごとに後席の保護性能を確かめましょう。全席でシートベルトを正しく着用することが基本です。