コインの緑青は、10円玉など現在使われている硬貨なら、酢と塩や重曹ペーストなど家庭のものでやさしく落とせます。ただし古銭・記念硬貨・売る予定のコインは、洗うと価値が下がりやすいです。落とさず、そのまま専門家に見てもらうのが基本です。迷ったときは、何も手を加えないのが安全です。
緑青の正体と、出来るしくみを知ると、慌てて落とす必要があるか判断しやすくなります。
コインの種類によって、緑青を落としてよいかどうかが変わります。落とす前に、次の表で確認してください。
迷ったときは、何も手を加えないのが安全です。価値の判断に迷ったら、専門家に相談してください。
| 種類 | 緑青の扱い | 理由 |
|---|---|---|
| 現行の硬貨(10円玉など) | 家庭のものでやさしく落としてよい | 洗っても額面の価値は変わらない |
| 古銭・記念硬貨 | 落とさず、そのまま専門家に見てもらう | 洗うと価値が下がりやすい。古色と呼ばれる経年の風合いが評価されることもある |
| 売る予定のコイン | 洗わず、現状のまま査定に出す | 洗うと価値が下がりやすい |
| 汚れかどうか判別できないもの | 手を加えない | 判断がつくまで触らないのが安全 |
コインの緑青を家庭で落とせるのは、現行の硬貨です。次の4つの方法があります。どれも、こすり過ぎると硬貨に傷がつくため、少しずつ様子を見ながら行ってください。
| 方法 | 手順 | 向き・不向き |
|---|---|---|
| 酢と塩 | 酢と塩を混ぜ、布や歯ブラシで軽くこする。酸の働きで、酸化した銅のサビを元に戻す。 | 身近なもので試せる。こすり過ぎると傷がつく。 |
| 重曹ペースト | 重曹に少量の水を加えてペースト状にし、やさしくこする。 | 研磨剤より柔らかく、傷がつきにくい。力を入れすぎないことが大切。 |
| クエン酸水・レモン汁 | クエン酸水やレモン汁を布につけて軽く拭く。酸の力で緑青に効く。 | 酸を使うため、長く浸けすぎない。 |
| 歯磨き粉 | 歯磨き粉を布につけ、表面を軽く磨く。研磨剤として働く。 | 表面磨きに向く。こすり過ぎると傷がつく。 |
落とした後の手入れで、再びサビるのを防げます。
素材を傷める方法や、危険な方法があります。次の方法は避けてください。
貨幣損傷等取締法は、貨幣の損傷や加工を禁じています。削ったり変形させたりする行為は、法律に触れるおそれがあります。
一方で、軽い汚れを落とす程度なら問題になりにくいとされています。ただし古銭の洗浄は、価値が下がりやすいため避けるのが無難です。
古銭や記念硬貨は、落とさず現状のまま保管します。そのうえで、査定や鑑定で価値を確かめてから決めるのが安心です。
当社では、ご自宅へ伺って現物を見る出張での査定相談もできます。
出張は東京・埼玉・千葉・神奈川です。
切手・古銭はもちろん、ほかの品物やお部屋の片付けもまとめてご相談いただけます。出張買取のエコスマイリー(株式会社LINKBANK・古物商許可 埼玉県公安委員会 第431270050713号)が査定します。
緑青の毒性は明らかになっておらず、無害に近いとされています。
現行の硬貨は、洗っても額面の価値は変わりません。
古銭は洗うと価値が下がりやすいため、落とさずに専門家に見てもらうのが無難です。
削ったり変形させたりすると、法律に触れるおそれがあります。軽い汚れを落とす程度なら問題になりにくいとされています。
洗わず、現状のまま査定に出すのが基本です。
無理にこすると傷がつくため、手を止めて、専門家に相談してください。