漆塗り見分け方の基本は、品名や裏面の表示と、表面の塗料の用語を確かめることです。消費者庁の解説では、表面の塗装のすべてに天然の漆のみを使った品物に限り「漆器」と表示するとされています。表示の読み方を押さえると、漆塗り見分け方の見通しが立てやすくなります。
まず確認したいのは、品名や裏面の表示です。消費者庁の解説では、表面の塗装のすべてに天然の漆のみを使った品物に限り、品名に「漆器」と表示すると示されています。カシュー樹脂塗料や合成樹脂塗料など、天然の漆以外の塗料を塗った器は「合成漆器」などの用語で表示されます。さらに、天然の漆と合成樹脂塗料を併用したものは「漆器」とは表示できないとされています。表示の文字を読むことが、漆塗り見分け方の最初の一歩です。表示がない場合は、箱や付属の説明書も合わせて確かめましょう。
表面の塗装は、用語で区別されている場合があります。消費者庁の解説では、漆は「漆塗装」、カシュー樹脂塗料は「カシュー塗装」、ウレタン樹脂塗料は「ウレタン塗装」などと定められていると案内されています。表示にこれらの言葉があれば、塗料の種類を読み取る手がかりになります。一方で、表示だけでは判断が難しいこともあります。そのときは、器の質感や塗りの状態だけで決めつけず、査定を依頼する前に、わかる範囲の情報を整理しておくと安心です。
漆は木地や竹(藍胎)などの素地に塗り重ねて仕上げられます。消費者庁の解説では、素地に天然木を使ったものは「天然木」と表示でき、ひのき・けやき・桜など木の種類を付記できるとされています。木地の表示が「天然木」なら、木の種類まで書かれているか見ておきましょう。香川県の漆芸の解説では、黒漆には煤を、朱漆には硫化水銀を混ぜるとされており、色の違いも素材を考える手がかりになります。漆塗り見分け方では、素地の表示と色合いを照らし合わせると、確認が進めやすくなります。
表示や塗りがわかったら、状態を傷めない扱い方も確認しておきましょう。消費者庁の解説では、漆器は直射日光などを避けて保存し、変色や変形を防ぐことが大切とされています。電子レンジや食器洗い機には入れないことが案内されています。洗うときは湯または水で洗い、柔らかい布でふくのが基本で、たわしや磨き粉で磨かないよう示されています。食酢やレモンなど酸性の強いものを入れないことも注意点です。
査定を依頼する前に、品名の表示、裏面の文字、付属の箱や説明書の有無を一覧にしておくと話が進めやすくなります。写真は全体と裏面を明るい場所で撮っておくと、表示の確認に役立つ場合があります。箱や説明書があれば一緒に用意し、わからない点はそのまま伝えると安心です。買取のミカタでは、査定のご相談を無料で受け付けています。査定料・キャンセル料はかかりません。
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品名や裏面の表示です。天然の漆のみを使った表面の品物に限って「漆器」と表示されるため、表示の用語が手がかりになります。
表示がないことだけで判断はできません。箱や説明書、素地や塗装の記載を確かめたうえで、漆塗り見分け方に迷う場合は専門家に相談するのも一案です。
天然の漆以外の塗料を塗ったものは「合成漆器」などの用語で表示されます。天然の漆と合成樹脂塗料を併用したものは「漆器」とは表示できないため、表示の用語を読み比べてください。
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