通常の雹や霰であれば、強化ガラスで覆われたソーラーパネルは割れにくいとされています。ただし、大粒の雹では割れることがあります。見た目に異常がなくても、内部が傷んで発電量が落ちる場合があります。
ソーラーパネルの表面は、強化ガラスで覆われています。小さな雹や霰では割れにくいとされています。
その根拠の一つが、降雹試験です。規格では、氷の球をパネルにぶつける試験が行われています。試験で使う氷球は、最小で直径25mmとされています。
ただし、自然の雹は規格の想定を超えることがあります。試験に合格していても、割れないとは言い切れません。
大粒の雹では、強化ガラスでも割れることがあります。雹は住宅の窓や車のガラスを割ることもあるため、ソーラーパネルも例外ではありません。
2022年6月には、埼玉と群馬で大粒の雹が降りました。この雹で、複数の発電所のソーラーパネルが割れました。
割れるかどうかは、雹の大きさなどで変わります。自宅のパネルが大丈夫かを判断するには、業者による点検が役立ちます。
外から見て分かりにくい細かなひびが入ることがあります。内部のセルや配線が傷むと、発電量が落ちます。
発電量の低下は、内部損傷の手がかりになります。発電量が普段より少ないと感じたら、点検を依頼してください。
破損は漏電や発電停止につながることがあります。パワーコンディショナーなどの周辺機器が傷むこともあります。
安全を最優先にしてください。次の順で進めると、落ち着いて対応できます。
雹害は、火災保険の補償対象になることがあります。一方で、メーカー保証は自然災害による破損が対象外のことが多いです。
補償されるかどうかは契約内容で決まります。まず加入中の保険の補償範囲を確認してください。
| 項目 | 火災保険(雹災補償) | メーカー保証 |
|---|---|---|
| 雹害の扱い | 補償対象になることがある | 自然災害の破損は対象外のことが多い |
| 確認する先 | 加入中の保険会社 | 施工業者や販売店 |
| 判断のポイント | 契約内容で補償の可否が変わる | 保証の対象範囲を確認する |
雹の被害は、完全には防げません。できる予防策と、残るリスクへの備えを組み合わせて考えるのが大切です。
雹は直径5mm以上、霰は5mm未満の氷の粒です。雹は、発達した積乱雲の強い上昇気流の中で育ちます。
大気の状態が不安定なときに発生しやすいとされています。氷の粒が大きいほど被害も大きくなりやすいため、雹の大きさに注意してください。
相談・お見積りは0円です。
屋根には上らないでください。まず地上から様子を見て、点検は施工業者や販売店に頼んでください。
破損したパネルは、漏電につながることがあります。自分で扱わず、専門の業者に相談してください。
火災保険の雹災補償の対象になることがあります。補償されるかどうかは契約内容で決まるため、まず加入中の保険会社に確認してください。