資産価値のある宝石かどうかは、種類・色・透明度(インクルージョン)・カット・処理の有無によって、評価が変わる場合があります。同じ種類でも条件によって評価が大きく変わるため、まず石の種類と状態を確かめることが大切です。
まず石の種類を特定します。ダイヤモンド、ルビー、サファイアなどは評価の軸が異なるため、種類が分からないと比べることができません。次に、鑑別書や購入時の証明書があれば、型番や鑑定番号を控えましょう。そのうえで、色・透明度・カット・処理の有無の順に状態を確かめます。GIAのクラリティ評価は10倍の倍率で見られるため、拡大して確かめる習慣をつけると役立ちます。資産価値のある宝石かどうかは、この順に情報を集めると判断しやすくなります。
ダイヤモンドは、色・透明度(クラリティ)・カットの要素で評価されます。GIAのクラリティ区分は11段階で、フローレス(FL)からインクルーデッド(I1〜I3)まであります。GIAによると、ほとんどのダイヤモンドはVS(ベリースライトリー)かSI(スライトリー)に入ります。色はDの無色から、ライトイエローやライトブラウンとも呼ばれるZまでの段階で示されます。カットはエクセレントからプアまでの相対的な尺度で、輝き・ファイアー・シンチレーションなど7つの要素に基づきます。資産価値のある宝石として見る場合は、これらを一つずつ確かめましょう。
ルビーは、内包物(インクルージョン)の見え方で評価が大きく変わります。GIAのルビー購入ガイドによると、明らかに目に見える内包物や、透明性や輝きを軽減する内包物は、ルビーの価値を劇的に下げます。また、GIAはルビーを加熱処理されていると想定したほうが良いとしています。拡散処理やガラス充填のルビーは、加熱されたルビーより価値が下がります。GIAのような独立したラボラトリーが発行する、ビルマ産の証明書がある上質なルビーは、市場でプレミアム価格が付きます。資産価値のある宝石かどうかを判断するときは、証明書と処理の記録を合わせて確かめましょう。
色石は、産地の記載と鑑別書の内容を確かめることが大切です。GIAのカラーストーン鑑別レポートでは、材料の特定と検出できる処理がリストされます。産地が記載されるのは、天然のアレキサンドライト、エメラルド、ジェード、パライバトルマリン、レッドスピネル、ルビー、サファイアに限られます。そのため、産地の記載がない色石は、鑑別書で材料と処理を確かめたうえで判断しましょう。資産価値のある宝石の色石は、見た目だけで決めないことがポイントです。
査定に出す前に、次の情報を手元にまとめておくと話が早く進みます。石の種類、鑑別書や証明書の有無、型番や鑑定番号、加熱などの処理に関する記録です。色・透明度・カット・処理の有無は、合わせて見られます。判断に迷うときは、一人で決めずに専門の査定を受けるのも一つの方法です。買取のミカタは古物商許可を持つ株式会社LINKBANKが運営しており、査定のご相談は無料です。査定料・キャンセル料はかかりません。
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鑑別書や証明書の記載が、一番の手がかりになります。GIAなどの鑑定機関が発行する鑑別書には、色・透明度・カットの評価が書かれる場合があります。鑑別書がない石は、種類や処理を店舗や査定の場で確かめましょう。
一概にはいえません。GIAのルビー購入ガイドでは、明らかに目に見えるインクルージョンや、透明性や輝きを軽減するインクルージョンは、ルビーの価値を大きく下げるとしています。インクルージョンの位置や大きさを含めて、資産価値のある宝石かどうかは個別に確かめましょう。
見た目だけで宝石の価値がないと決めつけず、まず種類と処理の記録を確かめましょう。ルビーでは、加熱処理や拡散処理、ガラス充填の有無で評価が変わる場合があります。判断に迷うときは、複数の専門店で見てもらうと比べやすくなります。
GIAのルビー購入ガイドによると、上質ルビーのカラット当たりの価格は一貫して上昇しており、サイズが増えるほど大幅に上がります。ただし、内包物や処理の条件も合わせて見る必要があります。資産価値のある宝石の判断は、大きさだけで決めないようにしましょう。